ベアビック法の使い方 – 勝率95%でも勝てない理由や使用時のコツを解説

ベアビック法の使い方 アイキャッチ画像

ルーレット攻略法の1つ「666戦略」に近いカジノゲーム攻略法「ベアビック法」。

Beabigという単語はありません。

ベア=くま
ビック=大きい

ということで、直訳すると「大きい熊」となり意味不明ですね。

ただ、ほかに「~に耐える」という意味もあります。

「大きさに耐える」「大きく耐える」なのかもしれません。

そんなベアビック法は果たしてどんな攻略法なのか。

ここでは「ベアビック法」の仕組みと使い方、使いやすいカジノゲームについて解説していきます。

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ベアビック法とは?使い方を徹底解説

ベアビック法とは?

ベアビック法の仕組みと使えるゲーム

ベアビック法は主にルーレットで利用される攻略法です。

ルーレットにはいくつか種類があり、一番ベーシックなヨーロピアンタイプを選んだ場合の勝率はなんと約94.6%!

ベーシックなタイプは賭ける対象が0~36の合計37個ありますが、ベアビック法ではそのうち35個に賭けていきます

初心者でも簡単に利用でき、さらに勝てる確率を格段に上げられます。

ベアビック法は勝率が非常に高いため、ここぞという時に使われることが多いようですが、負けることが全くないわけではありません。

勝率が高いことに比例して負けた場合のリスクも大きくなります。

ベアビック法は使い方こそ簡単なんですが慎重に使わなければならない攻略法ともいえます。

ベアビック法の使い方・ベット方法

ベアビック法のベット方法

チップの置き方は、まず0~36まである37個の数字のうち「0」と前回出ていた数字を外し、残りの数字に1か所ずつ35か所にストレートアップしていきます。
(ストレートアップ=1つの数字にチップを置くこと)

これによりルーレットで出る目の37個のうち、対象から外した35個の数字が出た場合には1単位ずつ儲けられることになり、勝てる確率を上げることができます。

ベアビック法を使うタイミング

いつ使ってもいいのですが、ベアビック法の基本は負けが込んできたときに少しでも盛り返したい場合に使うことです。

ほか、連敗が続いて流れが悪いときに一旦様子見するなど安全策としてベアビック法を使うのもありでしょう。

大逆転を狙う、大きく稼ぎたいなど攻め方は人それぞれですが、ベアビック法は一気に稼げる方法ではないので気を付けてください。

オンラインカジノの多くはローリスクベットを禁止しています。ベアビック法のようなベット対象のほとんどに賭ける行為は規約違反になる可能性が高いためご注意ください。

ベアビック法をルーレットで検証した結果

ベアビック法をルーレットで検証

リラックスゲーミング社の「ルーレットネオ」を使って検証していきます。

1戦目

すべて1か所1ドルで賭けていきます。

最初「26」が出たところからスタートし10ゲーム分検証。

  1. 「26」以外に賭ける/「4」で勝ち/+36ドル
  2. 「4」以外に賭ける/「10」で勝ち/+36ドル
  3. 「10」以外に賭ける/「15」で勝ち/+36ドル
  4. 「15」以外に賭ける/「33」で勝ち/+36ドル
  5. 「33」以外に賭ける/「14」で勝ち/+36ドル
  6. 「14」以外に賭ける/「32」で勝ち/+36ドル
  7. 「32」以外に賭ける/「16」で勝ち/+36ドル
  8. 「16」以外に賭ける/「21」で勝ち/+36ドル
  9. 「21」以外に賭ける/「33」で勝ち/+36ドル
  10. 「33」以外に賭ける/「0」で負け/0ドル

1戦目の検証結果

  • 勝率・・・9勝1敗 90%
  • 利益・・・マイナス26ドル

10ゲーム目にまさかの「0」で敗北。

9ゲーム目までは「こんなの負けるわけないでしょ」と余裕で構えていただけに衝撃が大きかったですね(汗)

舐めてました。

ほとんど負けない攻略法とはいっても、絶対ではありません。

油断は禁物です、といってもできることはありませんが、37個中2つはハズレなので5.4%は負ける可能性があるわけです。

ざっくり20回やれば1回負ける計算。

1ドルで賭けるなら勝利1つで1ドルプラス。

19連勝して19ドルプラスになったあとに負けを引けばマイナス35ドルとなり、大幅マイナスですね。

意外とハイリスクと言えるかもしれません。

ちょっと悔しいので泣きの2戦目を検証していきます。

2戦目

1戦目と同じく賭け金は1か所1ドルで10ゲームプレイ。

「33」が出たところから検証開始します。

  1. 「33」以外に賭ける/「0」で負け/0ドル
  2. 「33」以外に賭ける/「26」で勝ち/+36ドル
  3. 「26」以外に賭ける/「3」で勝ち/+36ドル
  4. 「3」以外に賭ける/「10」で勝ち/+36ドル
  5. 「10」以外に賭ける/「8」で勝ち/+36ドル
  6. 「8」以外に賭ける/「6」で勝ち/+36ドル
  7. 「6」以外に賭ける/「5」で勝ち/+36ドル
  8. 「5」以外に賭ける/「34」で勝ち/+36ドル
  9. 「34」以外に賭ける/「23」で勝ち/+36ドル
  10. 「23」以外に賭ける/「8」で勝ち/+36ドル

1戦目の検証結果

  • 勝率・・・9勝1敗 90%
  • 利益・・・マイナス26ドル

まさかまさかの再び「0」で初戦敗北。

レアケースが続きすぎているので検証データとしては微妙かもしれませんが「結構負けるな」という印象です。

念のためもう1戦だけ検証していきます。

3戦目

1~2戦目で通算52ドルマイナスなので、取り戻すべく賭け金を1か所5ドルで10ゲームプレイ。

全勝してプラス50ドルを狙います。

「34」が出たところからスタートします。

  1. 「34」以外に賭ける/「27」で負け/+180ドル
  2. 「27」以外に賭ける/「3」で勝ち/+180ドル
  3. 「3」以外に賭ける/「27」で勝ち/+180ドル
  4. 「27」以外に賭ける/「18」で勝ち/+180ドル
  5. 「18」以外に賭ける/「0」で負け/0ドル
  6. 「18」以外に賭ける/「34」で勝ち/+180ドル
  7. 「」以外に賭ける/「19」で勝ち/+180ドル
  8. 「」以外に賭ける/「36」で勝ち/+180ドル
  9. 「」以外に賭ける/「34」で勝ち/+180ドル
  10. 「」以外に賭ける/「26」で勝ち/+180ドル

1戦目の検証結果

  • 勝率・・・9勝1敗 90%
  • 利益・・・マイナス130ドル

ツキがなさすぎるときに検証してしまったようです(汗)

またも「0」が出てしまいました。

損を取り戻そうとしたところでガッツリやられてしまう最悪のパターンですね。

非常に悔いが残る結果になってしまいましたが、今回はこれにて撤退。

ベアビック法の検証結果からわかったこと

3戦分検証してみた結果、想像以上に5.4%の負けを引く確率が高いと感じました

だいたい19ゲームプレイすれば1回負けを引く確率。

そのため、ベアビック法は多くても5ゲームくらいなど短期決戦に絞って使う方が良いと言えそうです。

ベアビック法のメリット・デメリット

ベアビック法のメリット・デメリット

ベアビック法のメリット

メリット
  • 勝つ確率が高い

勝つ確率が高い

ベアビック法のメリットは「勝つ確率を高めること」この一点です。

ルーレットで出る可能性のある37個の数字のうち35個に賭けるので、勝率は単純計算で95%ほど

これだけ高い勝率なので、負けないと言う意味では使い勝手もよくリスクの少ない賭け方です。

負けが込んでいて流れを変えたいときなど、ポイントでベアビック法を使っていくことをおすすめします。

これで勝てないならあきらめる、といった追い込まれているシチュエーションですね。

それで負けるようならその日は撤退したほうがいいでしょう。

ベアビック法のデメリット

デメリット
  • ルーレット以外に使えない
  • 1ゲーム当たりの賭け金額が多くなる
  • ハイリスク・ローリターン
  • チップを置く作業が面倒

ルーレット以外に使えない

基本的にベアビック法はルーレット攻略のために誕生したもの。

それ以外のカジノゲームでは使えません。

勝率が95%程度にできる賭け方に対応したゲームなら使えますが、現状ルーレット以外で見かけません

1ゲームあたりの賭け金額が多くなる

ベアビック法で賭けるには、35個のチップが最低でも必要となるため、負ける事はなくても34個のチップは没収されてしまいます。

トータルでみると必ずしも勝ったとはいえない結果を招くことはデメリットです。

また、追い込まれているシチュエーションで流れを変えるときにベアビック法を使うなら、残金がある程度残っていないと使えない点もデメリットです。

ハイリスク・ローリターン

35枚をかけても実際に買った場合に手にできるのは1単位なので、その単位の数によっては大勝ちができません。

賭け金額が多いわりにローリターンです。

勝率が高いのでローリスクではありますが、だいたい20回に1回は負けるわけです。

結局カジノゲームは運なので、流れが悪ければ2連続で負けることだって普通にありえます。

そうなったとき、この方法だけで取り戻すのは厳しいでしょう。

ローリスクなようでいて実はハイリスクの攻略法です。

それはゲーム数を重ねるほど高くなっていきます。

よって短期決戦がおすすめです。

チップを置く作業が面倒

ベアビック法は賭ける時間に制限があるランドカジノやオンラインカジノのライブカジノでは向いていません。

35か所にチップを置いていると時間オーバーになる可能性もあります

あくまでオンラインカジノのテーブルゲーム版ルーレットを推奨します。

そもそもそんな多くの箇所に一人のプレイヤーがチップを置くことを禁止しているパターンもありますし、マナー的にもよくありません

後述するルーレットの他の賭け方を利用するのもありですが、その場合少しだけ算数も必要になります。

仕組みは簡単なベアビック法ですが、実際に賭けるとき少し面倒なのがデメリットですね。

ルーレットでベアビック法利用時のチップの置き方を応用しよう

ベアビック法ではチップを35枚も置くのはひ現実的です。

そこで応用としてルーレットの「コラムベット/ダズンベット」や「ダブルストレートベット」「ストレートベット」を使っていきましょう。

1か所にチップを置けば複数個所まとめて賭けられるため時間短縮できます。

コラムベット(ダズンベット)をベアビック法で使う方法

次の場所にチップを置きます↓

ベアビック法 ルーレットのダズン・コラムベット

ダズンベットは「1-12」「13-24」「25-36」の3か所あり、該当の数字すべてに賭ける方法。

コラムベット(カラムベット)は横一列の12個の数字に一度に賭けられる方法です。

どちらでもいいんですが、ここではダズンベット「13-24」にチップを置いたしましょう。

ベアビック法 ルーレットのダズンベット

すると上画像のように13~24の数字が当たれば配当ゲットです。

ただしそのままでは当たっても配当3倍なので、ベアビック法に合わせるために12倍の金額をダズンベットしていきます。

ベット額を1ドル設定にしたなら、「13-24」の位置に12ドルセットするわけですね。

これで13~24のどれが当たっても設定したベット額の36倍配当となります。

そしてあともう一か所ダズンベットで同じようにチップを置けば、合計24か所カバーできます。

残りは1つ1つの数字にチップを置いてもいいですし、ダブルストリートベットとストリートベットを組み合わせてもOKです。

ダブルストリートベットをベアビック法で使う方法

コラムベットで24か所はカバーできました。

ベアビック法的に残り10箇所です。

そこでダブルストリートベットという賭け方も利用します。

ベアビック法 ルーレットのダブルストリートベット

このようにチップを置けば6か所に賭けられます。

あとは初期ベット額が1ドル設定なら6ドル分セットすればOKです。

これで残りは4か所チップを置くだけ。

これくらいなら1つ1つセットしても苦にならないでしょう。

ただし一応ストリートベットも紹介しておきます。

ストリートベットをベアビック法で使う方法

最後はストリートベット法も利用していきます。

ベアビック法 ルーレットのストリートベット

上画像のようにチップを置けば一度に3か所の数字に賭けられます。

あとは3倍の賭け金をセットすればいいだけ。

ここまででダズンベット24か所、ダブルストリートベットで6か所、ストリートベットで3か所賭けているので、残り2か所は数字単体にベットしていけばベアビック法の完成です。

オンラインカジノで1ドルチップを使うなら次のようは行程となります。

  • 1つのダズンベットに12枚のチップを置く
  • 別のダズンベットに12枚のチップを置く
  • ダブルストリートベット1か所に6枚のチップを置く
  • ストリートベット1か所に3枚のチップを置く
  • 2つの数字それぞれに1枚のチップを置く

ここまでで次のように「0」と「36」以外の35か所カバーできました↓
(前回出た数字が「36」だったと仮定)

ベアビック法のチップの置き方

それでも結構大変ですね(汗)

パソコンでオンラインカジノをプレイするならそれぞれの場所でマウスを連打するだけですが、スマホ操作だと大変です。

ベアビック法はこんな人におすすめ

ベアビック法でハッピー

とにかく負けたくないプレイヤー

ベアビック法はこのように確率が95%弱と非常に勝つ確率が高くなっているので、確実に勝ちたい=負けたくない場合におすすめです。

単純に35の数字に1単位ずつベットするというシンプルさも初心者に向いています。

パソコンでオンラインカジノをプレイするプレイヤー

チップを置くのがけっこう大変なのでパソコン環境を推奨します。

マウス操作なら15秒くらいあればチップをすべて置けるでしょう。

ベアビック法利用時の注意点とリスク

注意点とリスク
  • ヨーロピアンルーレットでプレイする
  • 一度の負けで大きな損失になる
  • ランドカジノでは使えない可能性大
  • オンラインカジノでは禁止事項となり勝利金没収の可能性あり

ヨーロピアンルーレットでプレイする

もともと勝率の高いベアビック法ですが、それでも負けることはあります。

そこでルーレット盤面の数字が少ないベーシックなルーレットを選びましょう。

ルーレットの基本である0~36だけで構成されているのは

  • ヨーロピアンルーレット
  • フレンチルーレット

の2つです。

一部のソフトウェア会社がジャパニーズルーレット、イタリアンルーレットなど国名を冠したものをリリースしていますが、ヨーロピアンルーレットと同じです。

フレンチルーレットは多少数字の配置が違う、「0」が出たときのルールが若干異なるだけで配当は同じなので問題ありません。

ただし数は少ないです。

なお、アメリカンルーレットは「00」が多い分不利、メキシカンルーレットは「00」と「000」が増えていてさらに不利です。

見つけても遊ばないようにしましょう。

一度の負けで大きな損失になる

検証結果のとおり、一回負けると35回分の損失となってしまいます。

そして勝率は95%程度。

ほとんど負ける事はないと考えて使う人が多いと思いますが、逆に言えば負ける確率が5%もあるんです。

勝率が高いと言っても20ゲームやれば一度は負ける確率です。

何も考えずにベアビック法を使っているとほぼほぼマイナスになるでしょう。

とくにカジノ初心者の方ならそこまで大金を用意していないと思いますし、所持金によっては一発で続行不可能になるレベル。

ローリスクなようでいて実は諸刃の剣と言えますね。

使い方を間違えると大きな損失を抱えてしまうことになるため、十分に考慮して使うことが必要です。

ランドカジノでは使えない可能性大

チップを置く箇所が多くなるためランドカジノではおすすめしません。

また、ほとんどをカバーする箇所に賭ける行為を禁止しているところもあるでしょう。

コラムベット(ダズンベット)やストリートベットなどを使えば6か所にチップを置くだけなので無理ではないものの、マナー的にほとんどをカバーする賭け方はおすすめはしません。

オンラインカジノでは禁止事項となり勝利金没収の可能性あり

オンラインカジノの多くはローリスクとなる賭け方を禁止しています。

そしてベアビック法は勝率95%でオンラインカジノの還元率程度の勝率。

私自身が検証した結果から判断するとそこまでローリスクではないと感じましたが、オンラインカジノ側がどう判断するかわかりません。

ルーレットの37か所中35か所もカバーする賭け方だけに禁止されているローリスクベットと判断する可能性が十分あります

獲得したお金を出金する段階でオンラインカジノ側はそれまでのゲーム履歴を審査します。

そこでベアビック法の使用が確認されたときどうなるか・・・。

オンラインカジノ側の考え方しだいなので何とも言えませんが、最悪勝利金没収の可能性もあることを頭にいれておくことをおすすめします。

ベアビック法以外のルーレットで使えるシステムベット法

ベアビック法 ルーレットと相性のいいシステムベット法

ベアビック法が使いにくい、思うように結果が出ない人は別のルーレット攻略用システムベット法も試してみてください。

ベアビック法についてよくある質問

よくある質問
  • 使えば稼げる?
  • 規約違反にならない?
  • バカラでも使える?

使えば稼げる?

カジノに置いて、絶対に稼げる方法はありません。それこそイカサマデモしていない限りは・・・。ベアビック法は勝率こそ高いものの、20回に1回は負けを引くハイリスクなベット方法だと思います。検証結果のとおり、稼げるとは言えません。

規約違反にならない?

ローリスクな賭け方はオンラインカジノ側で禁止していることがほとんど。ベアビック法のような賭け方は、高確率でひっかかるでしょう。検証結果もあまり良くありませんし、規約違反のリスクも高いです。あまり使わないようにしたほうがいいでしょう。

バカラでも使える?

使えません。ルーレットで使います。

まとめ

ルーレット攻略時に高い勝率を誇るベット方法「ベアビック法」を紹介しました。

ベットできるところのほとんどに賭けるので、当然勝率も高くなります。

約95%という勝率はなかなかのもの。

でも多くベットすればお金も使いますし、ベット金額に対する勝利金の割合も少なくなります。

負けが続いているので一度勝利して流れを変えたい、初心者がまず勝利を味わってみたい、などのシチュエーションでなら使えば簡単に結果を得られるはず。

大きな負けを取り戻すため、大きく稼ぐために使う方法ではありません。

また、たいていのオンラインカジノで規約違反になる可能性大なので、利用はおすすめしません。