ラスベガスやマカオ、韓国、フィリピンなどへカジノ施設を目的に旅行する人も多いと思います。
日本でも2016年末にカジノ法案(IR法)が成立し、2020年代にはいくつかの地域で運営が始まることでしょう。
ただ、カジノがどうやって収益を上げているのか?詳しい部分まで知っている人は少ないはず。
そこで、カジノ側がどんなお客さんを相手にし、どうやって稼ぐのか、その収益構造についてまとめました。
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カジノの収益は客が負けた賭け金がメイン
あらためて言うまでもなく、カジノ収益のほとんどはお客さんが負けたお金です。
日本のギャンブルでトップシェアのパチンコやパチスロ、そのほか競馬・競輪なども同じ収益構造ですね。
カジノ施設全体で見た場合は、飲食代、宿泊費、両替手数料、部屋やフロアを貸し出す賃貸料なども見込めます。
とりあえず賭博に絞って考えると、世界中のカジノ施設が儲かっている=負けている人のほうが多いわけです。
運営側としては全員が負けてくれたら大儲けできますが、それではお客さんがこなくなってしまうため適度に勝たせることも大事です。
とはいえ、勝率のコントロールなんてしたら完全にイカサマ・不正するしかないのでやっていないでしょう。
(きっと・・・)
で、収益をもたらしてくれる客の中でもほとんどは大金を賭けるVIP客だったりします。
カジノ収益の多くはVIP客(ハイローラー)によるもの
カジノプレイヤーには、大きく分けて一般客とハイローラーと呼ばれる大きな金額を賭けるVIP客にわかれます。
そしてカジノの収益の過半数はハイローラーから得ています。
マカオのカジノを例に挙げると、約7割がVIPからの稼ぎとのこと。
そのため、カジノ側はハイローラーを獲得しずっと遊び続けてもらうため、さまざまなVIP向けサービスを提供しています。
※注 マカオは中国のマネーロンダリング対策で一気にハイローラー客が減ってしまったため現状7割はないと思われます
ハイローラー向けVIPサービスの一例
- カジノ施設上層階のVIP専用フロア(個室もあり)
- リムジンでの送迎
- ヘリコプターでの送迎
- 国内線の航空料がタダ
- 滞在ホテルの食事代がタダ
- イベント・ショーの特別席を手配
など
一度はこんな待遇を受けてみたいですね。
庶民には逆にストレスかもしれませんけど(笑)
なお、こういったVIPサービスはカジノ施設側が提供するより、ジャンケットというハイローラー向けサービスを得意とする業者が関わっていることも多いです。
ジャンケットにVIP客を呼んできてもらってスイートルーム利用や飲食・物販などでお金を落としてもらう感じですね。
ちなみに、ここで紹介したのはランドカジノ(施設があるタイプ)のVIP待遇ですがオンラインカジノにもVIPサービスはあります。
VIPサービスが充実しているオンカジなら、特別機のチャーター、リムジン送迎、スウィートルーム招待などの待遇を受けられます。
とくにランドカジノ運営もしているオンカジ会社なら、似たようなVIPサービスを受けられるでしょう。
ハイローラーたちの賭け金
庶民からすると数十万円でひーひー言ってしまいますが、ハイローラーたちは1回のベットでそれくらい使うのが当たり前。
さらに上のハイローラー(ウェールと呼ばれる)ともなると、1回のベットで数千万、億の単位になるんだそうです。
そんな大金、「負けてもいいから代わりにやってみろ」と渡されてもできる気がしない(笑)
一晩で使う金額だけで日本中のうまい棒を買い占められそうですね。
身近なランドカジノのVIP情報はこちらの記事で解説しています↓
⇒セブンラックカジノのVIP会員カードの作り方や条件・待遇まとめ
本当の収益は闇の中
ほかの企業と同じように、一定期間ごとに収益発表しているカジノ施設。
マカオではVIPフロアを借りて運営している業者「ジャンケット」なる人たちがいて、VIPフロアで得られる収入のうち4割を手にしています。
(最大手だったマカオは中国政府のマネーロンダリング対策により過去のものになりつつありますが)
そして、ハイローラーたちの賭け金はジャンケットしだいでいくらでもごまかせるようです。
あくまでもマカオでの例なので、シンガポールなどはこの仕組みを排除しているようですが、マカオの実際のカジノ収益はもっと多いんでしょうね。
マカオ怖いですねー(汗)
なにか粗相したら闇に葬られそう・・・。
まぁ普通に遊ぶ分にはなんら問題ないんですし、中国のトップ習近平さんの不正撲滅キャンペーンでかなり対処されてるとは思いますが実態はどうなのやら・・・。
客の賭け金以外のカジノ収益
カジノ収益の大半は客が賭けで負けたお金です。
ただ、カジノ施設はゲーム部門だけではありません。
ほかにもさまざまな施設・サービスが付随しています。
カジノ以外の収益
- 宿泊代
- 飲食代
- 物販
- イベント代
- 賃貸料
- 手数料
など
宿泊代
カジノ施設の多くはホテルと直結した構造です。
客の多くは海外など遠くから訪れる観光客なので、ほとんどは宿泊していきます。
よって宿泊代からの収益もあります。
飲食代
宿泊施設には飲食店やバーなどもあります。
カジノ全体の収益に占める割合は微々たるものですが、そういった飲食店からの利益もあります。
物販
日本だと大き目の宿泊施設なら必ずあるお土産ショップ。
ほかショッピングモール的なものもありそこで売られている物品からの売り上げも収益の1つでしょう。
もちろんテナントとして貸しているだけのパターンが多いので、物販からの直接的な収益ではありませんがゼロではありません。
イベント代
ラスベガスのように有名人を呼んで開催されるショーなども収益源の1つ。
ホールの貸し出しやそこで出される食べ物・飲み物なども収益の1つです。
賃料
ここまでに何度か触れてますが、施設内の区画を貸し出す賃料収入も大きな収益源です。
ほか、マカオでは対策されてしまいましたが、ジャンケットと呼ばれるVIP(ハイローラー)客をおもてなしする集団へ貸し出す部屋代もあります。
あるジャンケットの話では1テーブルで7億円/年といったレンタル料を支払っていたところもあるようです。
ひと部屋にテーブルを10台も並べたなら年間70億円の賃料収入ですね。
手数料
たとえば大阪のIRカジノは、アメリカのカジノ事業者MGMという企業と提携して進められています。
となると大阪市などからのフィーも入ってきます。
これも大きな収益源ですね。
このように、カジノの収益は多岐にわたります。
大阪のIRカジノもリゾート施設全体の収益として2000~3000億円くらいを想定しているようですが、すぐ隣にはユニバーサルスタジオジャパンもありますし、カジノ以外の観光スポットとの相乗効果も発揮されるはず。
交通機関への支払い、宿泊代、飲食代、お土産代などなど・・・。
そういったものをすべて考慮すれば、あながち無理な数字ではないのでは?と思います。
とはいえカジノ施設単体の収益が想定に満たないようだとマスコミなどに叩かれるでしょうけど(汗)
カジノ業界の収益はどれくらい?
非常に儲かっている印象のあるカジノ業界ですが、世界一の収益を上げていたときのマカオのカジノ約20店舗で2兆円ほど、2番目のラスベガスは5000億円ほど。
(コロナ禍以降のマカオはだいたい5000億~1兆円未満で推移中)
ラスベガスが思っているより低く感じたのですが、ここはカジノよりエンターテイメントが主流なのでこんな結果になっています。
有名人のショーやコンサートなどがメインってことですね。
3番目はシンガポールでラスベガスと同規模の4500億円ほど。
ただしシンガポールは2店舗でこの収益なので、こちらのほうが利益率は高いですね。
とりあえず上位3つを紹介しましたが、これだけみると十分すぎる金額です。
ここで日本のパチンコ業界に目を向けてみると、2018年の時点で全国9000店舗ほどの合算が売上約16兆円、2.5兆円ほどの収益を上げています。
誇っていいのかわかりませんが、日本人ってけっこうギャンブル好きなんだなってことがわかりますね。
ただし、店舗数が多いのでコストがかかる分、利益率は悪いと言えるでしょう。
日本のカジノに熱い視線がおくられている
業界への締め付けが強化され、徐々に売り上げを落としているパチンコ業界。
これがカジノに移り変わったら世界的に観ても大きな収益を期待できます。
そんな背景もあり、海外のカジノ関連企業が日本に熱い視線を送っているわけですね。
日本の違法カジノ(闇/裏カジノ)の収益構造
日本には数多くの違法カジノ店(闇/裏カジノという)があります。
困ったものですね(汗)
月一くらいのペースで摘発ニュースを見かけるため、まだ見つかっていない(泳がされている)違法カジノは何倍もあることでしょう。
それらお店の多くは風俗街、繁華街周辺にあることが多いです。
たまに地方都市の街中にあることもあります。
そんな違法カジノたちは完全に客が負けた賭け金が収益となります。
店内で飲食サービスも提供しているところもあるのですべてではありませんが、ほぼ客の賭け金ですね。
そういった違法カジノはほぼイカサマをやっています。
ほどよく勝たせて調子に乗らせ、賭け金を増やした頃合いを見計らい負けさせて稼ぎます。
どんなに信頼する人に誘われたり紹介されても、そんなところへは絶対に行かないでくださいね。
そもそも違法カジノを紹介する時点で信頼に値しない人なんで縁を切るか距離を置きましょう。
オンラインカジノの収益構造
いま日本でもっともアツいカジノはオンラインカジノと言えるでしょう。
で、オンラインカジノの収益構造は100%客の賭け金(負けたお金)ですね。
サイト内でお金を出して買う商品もありませんし、サブスクリプション的なサービスもないためゲームで使うことしかできません。
オンラインカジノは日本で遊んでも大丈夫?
ネット上で違法と決めつけている専門家や弁護士などもいるため危ないんじゃないの?と思っている人もいるかもしれません。
またなんとなく不安、怪しいと感じている人もいることでしょう。
でもちゃんとしたオンラインカジノであれば、日本国内でサイトにアクセスして遊んでも逮捕される心配はないんです。
詳しくは過去のオンラインカジノプレイヤー逮捕事件で解説しています。
と言いつつここでも簡単に触れておきますが、裁判で違法性がないと証明されています。
イカサマなども第三者機関という組織にしっかり監査されているため、日本の違法カジノのような不正ありきのサービスとも全然違います。
あとは健全に運営されているオンラインカジノを選びさえすれば安全にカジノを楽しめるでしょう。
当サイトでは厳選した安全で遊びやすいオンラインカジノを紹介しています。
ぜひ参考にして遊んでみてください。
カジノの収益構造についてよくある質問
- ハウスエッジとは?
- ジャックポットの確率は?
- イカサマはやってないの?
ハウスエッジとは?
カジノ側の取り分のことです。だいたい5%ほど(客側への還元率は95%ほど)となります。ほかのギャンブルはだいたい8割以下なので、ギャンブルの中では稼ぎやすいと言えるでしょう。
ジャックポットの確率は?
スロット台によります。億を超えるような賞金が出やすいジャックポットスロットなら、1000万分の1などかなり低確率です。
イカサマはやってないの?
関係者でなければわかりません。ほとんどのテーブルではイカサマなんてしていないと思いますが、ハイローラー向けVIPテーブルではあるかもしれませんね。1ベット100億円賭けて勝たれてしまったら、カジノの運営にかなり悪影響がでますからね。私がトップなら1ベット10億を超えたあたりで絶対にイカサマさせます(笑)
まとめ
カジノ業界の収益構造と収益額についてまとめました。
ゲームに負ける人が多いからこそ稼げる構造は、カジノに限らずパチンコ・パチスロなど日本のギャンブルでも同じこと。
パチンコ業界の収益をみると、日本にカジノができてもやっていけそうな気がします。
ただ、個人的にカジノは反社会的組織がかかわってるイメージが強いんですが(なにかしら関わってはいるんだろうけど)、そんな施設が日本にできるとなると拒否反応を示す人が多いのもうなずけます。
このへんは仕組みをきちんを整えてもらって、ぜひ日本での気軽に楽しめるカジノ施設を増やしていってもらいたいですね。