ギャンブルを攻略するためこれまでに数多く生み出されてきたシステムベット法。
一定のルールに従って賭けていくゲーム攻略法、というより資金管理法です。
その中にオンカジのゲーム攻略に利用できる「ココモ法」という手法があり、競馬や競艇などギャンブルでは広く使われています。
そこで「ココモ法」とはどんな手法なのか、ココモ法のオンカジでの使い方やメリット・デメリットなどをまとめました。
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ギャンブル攻略法の1つ「ココモ法」を徹底解説!
そもそもココモ法とはどんなもの?
オンラインカジノには様々な攻略法がありますが、ココモ法もそのひとつです。
ココモ法はそれまでの連敗をたった1回の勝ちで取り戻す画期的な方法として利用されています。
ココモ法は毎回の掛け金を増やすことでそれまでの負け分を取り戻す方法で、基本的に配当が3倍のゲームで利用します。
賭け金を増やしていく方式のシステムベット法で最も有名なマーチンゲール法(負けたら倍額ベット)より緩やかなので安全性も高め。
と、ここまでの内容だとものスゴイ方法のように感じられるかもしれません。
でもやり方や詳細はさっぱりわからないと思います。
そこでココモ法の仕組みについて具体的に解説していきます。
ココモ法のやり方・流れ
- ベット額を決める
- 1~2ゲーム目は初期ベット額で賭ける
- 1~2ゲーム目で連敗したらスタート
- 3ゲーム目は過去2回分の合計ベット額を賭ける
- 以降、勝ったらリセットし最初から繰り返す
ココモ法の仕組みは簡単なので頭の中で計算できるレベルだとは思いますが、自信がない人はメモを用意しベット額を書いていきましょう。
まず最初に賭け金として使う金額を決めます。
10ドルと決めたならゲームスタートです。
そして2ゲーム目までは10ドルでベットするため、メモは「10・10」となっている状態のはず。
ココモ法は過去2回分の賭け金額を合計した分を次のゲームで賭けていく方法。
で、2連敗した後の3ゲーム目からが本番ですね。
この事例では10+10=20ドルを3ゲーム目でベットします。
ここで勝利すれば配当3倍なので60ドルの配当。
これまでの3戦で50ドル賭け金に使っているため10ドルのプラスです。
続ける場合は再び2連敗するまで初期ベット額で繰り返します。
3ゲーム目で負けた場合は、次は2ゲーム目の10ドルと3ゲーム目の20ドルを足した30ドルをベットします。
ココモ法はこの流れを連敗がストップするまで続けるだけです。
過去2戦のベット額くらいなら覚えておくことはそれほど難しくないと思いますし、メモもいらないかもしれません。
勝率33%なので結構連敗しますが、ずっと続く可能性は低いためいつかは勝てるでしょう。
ココモ法の賭け金額の増え方(1ドルスタート)
賭け金 | 勝敗 | 連敗時の 通算 損失額 | 勝利時の 獲得金額 (利益) | |
---|---|---|---|---|
1戦目 | $1 | 負け | $-1 | - |
2戦目 | $1 | 負け | $-2 | - |
3戦目 | $2 | 負け | $-4 | 6ドル(2ドル) |
4戦目 | $3 | 負け | $-7 | 9ドル(2ドル) |
5戦目 | $5 | 負け | $-12 | 15ドル(3ドル) |
6戦目 | $8 | 負け | $-20 | 24ドル(4ドル) |
7戦目 | $13 | 負け | $-33 | 39ドル(6ドル) |
8戦目 | $21 | 負け | $-54 | 63ドル(9ドル) |
9戦目 | $34 | 負け | $-88 | 102ドル(14ドル) |
10戦目 | $55 | 負け | $-143 | 165ドル(22ドル) |
※仮に初期3ドル設定なら3倍するなど乗算しつつ参考にしてください
3倍配当だとちょうど損失をカバーできる感じですね。
ココモ法を2倍配当のゲームで使うと、3戦目で勝っても収益はプラマイ0となります。
4戦目で勝っても賭け金3ドル×2倍配当=6ドルの稼ぎなのに対し、通算賭け金が7ドルあります。
早くもマイナス収支となってしまうためココモ法とは相性が悪いことがわかりますね。
ココモ法はマーチンゲール法より大損しにくい手法
ココモ法と同じく負けたら賭け金を増やしていくシステムベット法「マーチンゲール法」。
2つはよく似ていますが、ココモ法のほうが賭け金額が積み上がるペースは緩やかです。
上の表のようにマーチンゲール法で10戦目まで連敗した場合、損失額はなんと1024ドルまで膨れ上がります。
対してココモ法ならマイナス143ドルだけ。
(これでも十分大きな損失ですが・・・)
ただし連勝はあまりできないため大きく稼ぐことはできずあくまでも損失を抑えやすい攻略法といえます。
なお理論上ココモ法はいつか絶対に勝てる方法ですが妄信はNG。
適度なところで負けを受け入れることも大事です。
マーチンゲール法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【オンカジのゲーム別】ココモ法の使い方
ココモ法は数学的な確率に基づいた方法であり理論上は絶対に負けないことになりますが、相性のいいゲームは限られています。
ココモ法と相性のいいオンカジのゲーム
配当3倍、勝率33%のゲームなら何でも使えます。
オンカジであれば次のゲームです。
- ルーレット
- マネーホイール
- シックボー(大小/タイサイ)
ここではルーレットを例にココモ法の使い方を解説していきます。
ルーレットでのココモ法の使い方
ココモ法は基本的に、払い戻し率が3倍のゲームで使用することが大前提です。
ルーレットで使うときは「コラムベッド(カラムベット)」や「ダズンベッド」に賭けることになります。
(上画像の黄色枠)
表記はルーレットによって多少変わりますがそれぞれ以下の数字に賭けるチップの置き方です。
- ダズンベット(1st-12)・・・1~12の数字
- ダズンベット(2nd-12)・・・13~24の数字
- ダズンベット(3rd-12)・・・25~36の数字
- コラムベット(2:1)・・・3/6/9/12/15/18/21/24/27/30/33/36
- コラムベット(2:1)・・・2/5/8/11/14/17/20/23/26/29/32/35
- コラムベット(2:1)・・・1/4/7/10/13/16/19/22/25/28/31/34
コラムベットは横一列、ダズンベットはダースからきていて縦4列3行の12個分です。
6か所の内どこを選んでもいいのですが、おすすめは1か所に絞って置き続けましょう。
ルーレットでチップを置く場所の選び方
上で一か所に絞って賭ける、と解説しました。
その選び方なんですが過去の履歴データを参考にしましょう。
オンカジのルーレットでもライブゲーム版であれば過去データが閲覧できます。
ちなみにビデオゲーム形式のルーレットは参考になるデータがないため完全に運勝負です。
閲覧データの表示手順
(エヴォリューション社のライブルーレットの場合)
まずエボリューションゲーミング社のライブルーレットで好きなルーレットテーブルを選んで入りましょう。
すると下の画像のような棒グラフアイコンが端に表示されています↓
(他社のライブルーレットもたいてい棒グラフです)
このアイコンをクリックかタップすると履歴データ画面が表示されます↓
下部にラスト50ラウンドの横バーがあり、初期は過去50戦分のデータが見られるようになっています。
バーを横に移動させればもっと増やせますし、自分の好みで変えてもらって構いません。
ですが、ゲームの流れを見るなら直近データだけの方がより反映されている可能性が高いため「50」のままにしておくことをおすすめします。
で、上部に3つある小さい白丸の中央を選ぶと、チップを置く場所別に勝率が表示されます↓
赤枠内がダズンベットとコラムベットの勝率です。
このテーブルでは勝率が以下のようになっています↓
- ダズンベット(1st-12)・・・28%
- ダズンベット(2nd-12)・・・28%
- ダズンベット(3rd-12)・・・38%
- コラムベット(2:1)・・・42%
- コラムベット(2:1)・・・16%
- コラムベット(2:1)・・・36%
この中で一番勝率の高い「コラムベットの第一カラム(1から始まる行)」を選んでココモ法を使っていきましょう。
通常なら勝率33%の賭け方ですが、多少高い勝率になっている分、勝てる可能性は上がるはず。
もちろん運しだいなのであなたがベットした瞬間から突然流れが変わることもありえますが、適当にチップを置くより流れを掴める可能性は高いと言えるでしょう。
なおルーレットにはマックスベット額が設定されているため、どれだけ豊富な資金があっても無限には続けられません。
自分の軍資金に見合った適度なタイミングで損切りすることもココモ法を活用するためのポイントです。
マネーホイールでも活用可能
※画像はベラジョンのライブゲーム内にあるマネーホイール「ドリームキャッチャー」
ルーレット以外には、マネーホイールなどもベット場所によってココモ法を活用できます。
空回しができるゲームを選ぶことで、戦略法を考える時間を設けることができるのでベットせずスピンできるゲームを選んでおくこともおすすめです。
金額の上限と下限も必ずチェックしておくなど、勝利するためには運だけではなく事前準備も必須です。
ここまではココモ法の使い方を解説してきました。
次にココモ法を利用するメリットとデメリットも紹介していきます。
長所と弱点も知っておけばより使いこなせるようになるでしょう。
ココモ法のメリット・デメリット
使うメリット
- 1回の勝ちで損失を取り戻せる
- 少ない資金でも使える
- 連敗が増えれば勝った時のリターンも大きくなる
- ベット額の増え方が緩やかで大負けしずらい
ココモ法は現在では一番実践的な攻略方法で、オンカジ以外でも競艇や競馬などでも利用されています。
オンカジでも使うメリットは多数あります。
1回の勝ちで損失を取り戻せる
ココモ法のメリットの1つに、1回の勝ちで今までの損失を全部取り戻しつつ利益も得られる所が挙げられます。
システムベット法の中ではマーチンゲール法に似ていますが、この方法ならより損失を抑えつつ緩やかにベット金額があがっていくことがポイントです。
少ない資金でも使える
初期のベット金額を1ドルとした場合なら、10戦目まで負けてもマイナス143ドルだけで済ませられます。
大敗には違いありませんが、これくらいなら精神的にも楽ですし、再戦もしやすいと言えるでしょう。
連敗が増えれば勝った時のリターンも大きくなる
一度だけでも勝てればプラスになるココモ法。
勝率33%ほどなのでずっと連敗し続ける可能性の方が低いです。
そのためある程度軍資金に余裕があるなら、連敗したほうが利益も大きくなります。
連敗の精神的負担が少ないのもメリットですね。
ベット額の増え方が緩やかで大負けしずらい
連敗しやすいココモ法ですが、賭け金の増え方も緩やかなので途中で損切りしても損失を抑えられます。
上の項目で紹介した1ドルスタートで10戦した場合の推移表のとおり、10連敗してもマイナス143ドルだけです。
初期ベット額から143倍と考えると大きく感じるかもしれませんが、10連敗でこの金額なら死にたくなるほどの喪失感にはならないでしょう。
(個人の感想です)
これがマーチンゲール法だったなら10連敗時は1024倍の損失額ですからね。
かわいいものです。
使うデメリット
- 3倍配当のゲームしか使えない
- 連敗しやすい
- テーブルリミットがあるためずっと続けられない
3倍配当のゲームしか使えない
ココモ法のデメリットとしては、勝利時の配当が2倍のゲームには使えないことが挙げられます。
無理やり使っても3連敗したらすでにマイナスとなります。
ココモ法は基本的には勝ったときの配当が3倍となるゲーム用にチューニングされた賭け金の増やし方になっているためですね。
でもオンカジには3倍配当のゲームはほとんどないため、ほぼルーレット攻略用に使うしかありません。
このように汎用性が全くないのもデメリットと言えます。
連敗しやすい
3倍配当のゲームは勝率が約33%です。
3分の1で勝てるとは言え、連敗はしやすくなります。
調子が悪ければ5連敗以上する可能性は高いでしょう。
自分の軍資金に合わせて初期ベット額ややめるタイミングを決めておきましょう。
テーブルリミットがあるためずっと続けられない
オンカジのライブルーレットにはテーブルリミットという上限が決まっています。
たとえば最大手エボリューションゲーミング社のライブルーレットならベット上限が5000ドル~1万ドルとなっています。
約50万~100万円なので一般プレイヤーにとっては十分すぎる金額でしょう。
でもハイローラーには少ない金額です。
テーブルリミット100万円のルーレット台で初期ベットを1万円にしてココモ法を実践した場合、9連敗したら続けられなくなります。
ハイローラーの方はテーブルリミットも考慮しつつ初期ベットと損切りする連敗数を決めることをおすすめします。
ココモ法を使うときの注意点
- 勝負に絶対はない
- 勝率3割ほどの勝負で使う
ココモ法はオンカジ必勝法の1つですが注意点もあります。
理論上は絶対に勝てる方法なのですが、あくまで理論上では、の話です。
実際にはこの方法を使っても負けることの方が多いです。
絶対勝てるならみんな今頃大金持ちですからね。
ココモ法では、前回と前々回のベット額を合計して次のゲームにベットします。
マーチンゲール法が倍賭けしていくのに対して、こちらは足し算ですので賭け額が積み上がるスピードが緩やかです。
なので、マーチンゲール法よりも実践的と言われています。
倍賭けしていくとあっというまに軍資金がなくなりますが、足し算なら軍資金がなくなる前に勝てる可能性が高いからです。
注意点は、軍資金がなくなっては終わりなので、勝率30%程度のゲームで使うことです。
勝率30%とはいっても7連敗や8連敗は頻繁に起こりますので注意してください。
ココモ法で勝てない人の特徴
一回の勝ちで今までの負けを取り戻す方法として知られているココモ法ですが、この「負けを一回だけで取り戻せる」が初心者にとっての鬼門でもあるんですよね。
負けが続くほど勝った時の利益が大きくなるのも特徴ですが、当然必ず勝てるものではありません。
みんな勝っていたら、カジノはとっくに潰れています。
大儲け出来ている人がいるのはそれ以上に負けている人が多いからこそです。
連敗しているにサクッと損切りできる精神力がないと、そのまま資金がなくなって負け確定となってしまいます。
「次で取り戻せるに違いない!」という根拠のない自信や希望、期待する気持ちをいかにコントロールできるか?ですね。
また負けてしまう人の特徴の一つが、ココモ法とゲームの相性を考えていない点です。
勝てない理由は運が悪いからだけでなく、ココモ法で勝つための法則やコツ(3択のゲームで使うなど)を理解しないまま勝負に挑んでいる可能性が高いので気をつけましょう。
ココモ法が合わない人は違うシステムベット法も試してみよう!
オンカジのルーレットと相性のいいベット方法はココモ法以外にも数多くあります。
それらの中でとくにおすすめのものをピックアップ。
各記事で使い方を詳しく解説しているので参考にして下さい。
ココモ法についてよくある質問
- 規約違反にはならない?
規約違反にはならない?
問題ありません。
まとめ
オンカジの一部ゲームで活用できる攻略方法「ココモ法」についてまとめました。
使えるゲームが少ないのでマーチンゲール法ほど使い勝手は良くありませんが、ルーレットで遊ぶ時には威力を発揮します。
実質ルーレット用の攻略法とも言えます。
非常に負けづらく損失も出しにくい攻略法なので、ぜひ使ってみてください。