スイカ、トイカ、イコカといった交通系や、楽天Edy、WAONなど電子マネーサービスはたくさんありすぎてついていけてない人も多いのでは?
そんな電子マネーも電子なだけでお金ではあります。
ってことはオンラインカジノでベットに使うこともできるのでは?
というわけで、電子マネーが使えるオンカジや電子マネーをベットに使う方法を調べてみました。
目次
オンラインカジノで電子マネーって使えるの?

結論からいうと、直接電子マネーは使えません。
ただし、特殊な方法を利用すれば電子マネーで入金できるオンラインカジノはあります。
で、オンカジで遊ぶにはまずアカウントへ入金しないとベットできません。
あるオンカジのデータでは7割ほどの人はクレジットカードを使うそうです。
それに続いてecoPayz(エコペイズ)やVegaWallet(ベガウォレット)といった電子決済サービスが利用されています。
ただしオンカジの入金申請画面に日本でなじみのある電子マネーは選べません。
ではそもそも何をもって電子マネーと考えるか?しだいではありますが、一般的にはこんな認識のようです↓
電子マネーとは?
電子マネーは、お金をチャージして使う「プリペイドタイプ」と、利用分だけ請求される「ポストペイタイプ」の2種類に分けられます。プリペイドタイプで代表的な電子マネーは、WAONや楽天Edy、Suicaなどで、特定の店舗で電子マネーを利用するとポイントの還元率が高くなることがあります。ポストペイタイプは、docomoのiDなどが挙げられます。利用分がクレジットカード会社から後日請求されます。クレジットカード決済と似ていますが、暗証番号の入力などの必要がなく、タッチだけで決済が完了するメリットがあります。
(三井住友カード公式サイトより)
ほか口座から引き落としのデビットタイプもあります。
多くの人にとっては電子マネーはチャージして使うタイプのものって認識なんじゃないかと思います。
とはいえ、そういった形式に関係なく日本でメジャーな電子マネーはオンカジで使えないことが多いです。
そこでまず日本でメジャーな電子マネーの特徴を見ていきます。
PayPay(ペイペイ)
ソフトバンクが提供するスマホアプリを使った電子マネーです。
話題になった100億円還元キャンペーンで一気にシェアを伸ばし、現在の日本ではトップの地位を築いています。
対応ショップも多く使いやすい電子マネーです。
WAON(ワオン)
イオン提供のプリペイド式電子マネー「WAON」。
イオン系のスーパーやミニストップなどで使えます。
買い物200円に対して1WAONポイントが溜まっていきます。
Suica
JR東日本の提供する電子マネー「Suica」。
電車の自動改札をスムーズにするため誕生したものの、いまではいろいろなお店で使えるようになっています。
管轄は東日本だけのはずが今では日本全国で利用可能。
本来の使われかたを超えたサービスに成長しています。
楽天Edy
第4の携帯会社になった楽天グループの電子マネーサービスです。
運営は楽天Edy株式会社。
楽天ペイとは別物ですが、楽天カードでチャージも可能。
支払いやチャージ200円ごとに1ポイントたまります。
楽天ペイ
楽天ペイも電子マネーですが、こちらはクレジットカードに紐づけられたタイプ。
クレジットカードにより自動でカード決済&チャージされます。
チャージは200円の月1ポイント、楽天キャッシュでの決済は100円で1ポイントと楽天Edyよりお得。
D払い
電子マネーの「ドコモ払い(D払い)」はアプリをインストールすれば利用可能。
ドコモスマホを契約しているならケータイ料金と一緒に引落できます。
au Pay
au Payはプリペイドカードサービスです。
支払いに使えば100円1ポイントたまります。
公共料金の支払いに使えばポイントがためやすいお得なサービスです。
LINE Pay
スマホアプリ「LINE」から簡単に登録できる電子マネーです。
LINE Payプリペイドカード(バーチャルカード)もあり。
nanaco
日本の電子マネー業界でも初期からあるnanaco。
スマホアプリやカードにチャージして使います。
通常の決済だけでなく、セブン銀行の利用や関連サービス・企業での決済時にもポイントが溜まります。
iD
ドコモの電子マネーサービス。
ポストペイ(後払い)、プリペイド、デビットなどすべてに対応しています。
スマホアプリやカード型もあり。
QUICPay
カードやスマホアプリで使える電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」。
ポストペイ、プリペイド、デビットの3つに対応しています。
独自のポイントサービスは付いていませんが、支払いに設定したカードなどでポイントは貯まります。
このように日本には多すぎるくらい電子マネーサービスがあります。
そしてこれら電子マネーはオンカジで使えるのか?
対応状況を見ていきましょう。
【電子マネー別】オンラインカジノへの対応状況
- PayPay・・・非対応
- WAON・・・非対応
- Suica・・・非対応
- 楽天Edy・・・非対応
- 楽天ペイ・・・非対応
- D払い・・・非対応
- au Pay・・・非対応
- LINE Pay・・・非対応
- nanaco・・・非対応
- iD・・・非対応
- QUICPay・・・非対応
など
残念ながら全滅です。
ここで1つ、過去に起きたオンライン階の業界にとって重要な事件を紹介しておきます。
2016年に起こったNetBANQ事件

過去に日本で「NetBANQ(ネットバンキュー)」という電子決済サービスがありました。
この決済サービスはオンカジへの入金もできました。
まだまだオンカジへの安心感や信頼が今ほど高くなかった時代、日本のサービスということで信頼されたのか多くのユーザーが利用していたようです。
しかし2016年にNetBANQが詐欺事件を起こします。
これに関してはオンカジと関係なかったんですが、警察が決済履歴データを調査したところオンカジへの決済手段として多く利用されていることがわかります。
そこで警察はたくさんの顧客を利用させている=オンカジ運営しているようなもの、と判断しました(謎)。
そして日本国内で違法賭博を行ったとして賭博罪を適用し摘発しています。
まぁいろいろと「それはどうなの?」と思う部分もありますが、詐欺事件を起こしている会社なら仕方ないなとも思えてしまいます。
これ以降オンカジで日本独自の決済サービスが採用されることはなくなっています。
これを踏まえつつ、今度はオンカジ側で使える決済方法も見ていきましょう。
オンラインカジノ側で対応する入金手段
- 銀行振込
- バウチャー購入
- sumopay(スモーペイ)
- J-Pay(ジェイペイ)
- クレジットカード
- デビットカード
- VISAプリペイドカード(Vプリカ)
- バンドルカード
- flykk(フリック)
- ecoPayz(エコペイズ)
- iWallet(アイウォレット)
- VenusPoint(ヴィーナスポイント)
- STICPAY(スティックペイ)
- MuchBetter(マッチベター)
- TigerPay(タイガーペイ)
- AstroPay(アストロペイ)
- 仮想通貨
など
毎年続々と増えています。
ただし日本で馴染みのある電子マネーはありません。
NetBANQ事件の影響もあり、電子マネーだけでなくほかの国産決済サービスすら見当たりません。
唯一あるのはクレジットカード(JCB)くらい。
そして、この中にはオンカジで使える電子マネーっぽいものはプリペイドカードのVプリカくらいですね。
コンビニなどで売られているカード↓

Vプリカは電子マネーの括りに入るかはわかりませんが、コンビニやネットでチャージして使えるため電子マネーのようにも使えます。
というわけで、Vプリカをコンビニで電子マネーを使って購入すればオンラインカジノへの入金に使ったと言えるでしょう。
Vプリカならオンラインカジノへ入金可能!Vプリカとはどんなもの?
クレジットカードで最も有名なブランド「VISA」。
世界トップのカード決済会社ですね。
そしてこのVISAが発行しているコンビニなどの一部店舗とネットで販売されているのプリペイドカードが「Vプリカ」です。
「VISAプリペイドカード」という似たようなネーミングのサービスもあるのでややこしいんですが「Vプリカ」です。
使った分を後払いするポストペイタイプの電子マネーでもない、単なるチャージ可能なプリペイドカードです。
ただし、ネット上のVISAクレジットカード対応店舗ならほぼどこでもクレカと同じように使えます。
それならVISAクレジットカードに対応するオンカジで使えるのか?というとそうでもないんです。
Vプリカで入金できるおすすめオンラインカジノ
- ベラジョンカジノ
- 遊雅堂
- カジノミー
- ボンズカジノ
- ミスティーノ
など
いまクレジットカードが使えない日本語対応オンカジはほとんどありません。
そしてここで紹介した以外にもいくつかのオンカジがVプリカに対応しています。
が、短い期間に使えたり使えなくなったりする不安定な決済手段です。
もしかしたらいざVプリカで入金しようとしたそのタイミングで非対応になる可能性もあるので注意してください。
これだけ不安定なのは税金逃れしやすい、マネーロンダリングに使いやすいといった負の面があるからかもしれません。
足がつかないようコンビニなどのお店で買ったVプリカで入金し、オンカジでお金を稼ぎ、そのお金を上手に出金して使う方法はあるでしょう。
海外の電子決済サービスを介せば、税務署側に言わなければわからないでしょうね。
金融機関とは繋がっていても海外の民間企業とは繋がっていないでしょうし。
(個人の感想です)
ただし、しっかり稼いだら確定申告を必ずやってくださいね。
ちなみに上限額は10~50万円程度なのでクレジットカードと似たようなスペックです。
マネーロンダリングに使うとしては少なすぎますね。
Vプリカについての詳しい話はこちらの記事を参考にしてください。
ではVプリカを使ってオンカジへ入金する手順を見ていきましょう。
Vプリカによるオンラインカジノへの入金手順

基本的にクレジットカード(デビットカード)を同じ入金方法になります。
そこで簡単にVプリカでの入金手順も紹介しておきます。
Vプリカでオンカジへ入金する流れ
- オンラインカジノへログイン
↓ - 入金ページを開く
↓ - 決済手段でクレジットカードを選択する
↓ - 入金額を入力する
↓ - Vプリカのカード番号、年月、CVV番号を入力する
↓ - 確定する
オンラインカジノによって手順は多少異なりますが、クレジットカード画面で手続きを進めていくだけです。
ちなみに入金手数料は無料、最低額は1000円ほど、上限は10万~50万くらいまでです。
手数料タダはいい感じですね。
とはいってもVプリカ購入時に手数料がかかってしまいますが、金額も200~390円ですしクレジットカードが作れない人には最適な決済方法の1つです。
Vプリカのチャージ方法
Vプリカは電子マネーのようにチャージ可能です。
やり方は次のとおりに進めましょう↓
- コンビニやネットでVプリカの発行コードを購入
- Vプリカ公式サイトかアプリに発行コードを入力&カード情報を発行
- カード情報ページで「残高合算」を選ぶ
- 合算したいVプリカのカード情報を選ぶ
多少面倒なので使い切ったら新しいものにしてしまってもいいのですが、一応チャージでも使えます。
もしいまのVプリカで入金したら景気よく勝てたなどいいことがあったら、そのまま使い続けたほうが良い結果になるかも?
Vプリカでオンラインカジノへ入金した時の注意点

- 為替交換手数料に気を付ける
- 勝利金の出金はほかの決済サービスになる
- 使えなかったら別の方法を使う
為替交換手数料に気を付ける
Vプリカは日本円でチャージされています。
ただオンカジはすべて海外サービスですし、サイト内で管理する通貨が日本円でないことの方が多いです。
たとえば上で紹介したVプリカ対応カジノのほとんどは米ドル通貨です。
(遊雅堂は日本円)
そういったオンカジへの入金時に米ドルへの為替交換手数料がかかってしまいます。
レートはオンカジしだいです。
勝利金の出金はほかの決済サービスになる
- エコペイズ(ecoPayz)
- スティックペイ(STICPAY)
- アイウォレット(iWallet)
- ヴィーナスポイント(VenusPoint)
など
海外で運営されている電子決済サービスで口座を作る必要があります。
オンカジの多くは2~3つしか対応していないので、出金に介しても10BETJAPANの選択肢の多さは魅力ですね。
私が確認した限り、ほとんどのブックメーカーやオンカジで対応しているのは「エコペイズ」。
ってことで、とりあえずエコペイズで作っておけば、ほかのオンカジに浮気するときも便利です。
使えなかったら別の方法を使う
上でも触れましたが、Vプリカは非常に不安定です。
サービスが不安定って意味ではなくオンカジ側の対応がころころ変わります。
使えなかったら別のオンカジでチャレンジするか、あきらめて違う入金手段を選んでください。
幸いオンカジの多くは同じソフトウェア会社と契約してゲーム提供していることが多いです。
ほとんどのゲームは被っているのでどこを選んでも高確率で同じゲームが楽しめるでしょう。
ほかにもVプリカ同様プリペイドカード形式のサービスはあります。
当サイトではバンドルカードについても別記事で解説しているのでご一読ください。
他の決済サービスへ電子マネーで入金は可能?
電子決済サービスへの入金はたいていクレジットカードや銀行振込です。
で、これら電子決済サービスで電子マネーが使えればいいんですが、それもダメだったりします。
というわけで、どう頑張っても日本でメジャーな電子マネー形態のままではオンカジアカウントへ入金できません。
将来的に電子マネーでオンカジへ入金できるようになる可能性は?
カジノ法案が施行され、リゾート地でのカジノ運営は合法化されました。
となるとそこで日本の電子マネーが使えるようになったらオンカジで対応してくるところもあるかも?!
なんて想像してしまいますが、難しいでしょうね。
楽天Edyの楽天、スイカなどの鉄道会社といった運営企業がオンカジ事業に関わってくれればいいんですが、その可能性は見えません。
日本には法律もなく、下手に関わると警察に目を付けられる可能性もあります。
いまのところ日本の電子マネーが使えるようになる可能性はほぼないでしょう。
なおオンカジへの入金方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ参考にしてください。
また日本で人気の高いオンカジの入金手段も紹介しています。
まとめ
オンラインカジノへの入金に日本の電子マネーサービスが使えるのか?について紹介しました。
日本でメジャーな電子マネーは使えませんでした。
ですが、VISAのプリペイドカード「Vプリカ」なら入金できるところがあります。
なのでVプリカを電子マネーで買えばいいだけ。
ひと手間かかってしまいますが、一応電子マネーでオンカジへ入金したようなもの、ということで結論づけて終わります。