カジノにはたくさんのゲームがあり、その数だけ攻略法も生み出されてきました。
一番有名な攻略法は負けた次のゲームで倍額チップを賭けるマーチンゲール法ですね。
これ以外に数十種類の攻略法が存在します。
そこでここではオンカジ攻略に使える攻略法の1つ「フラワーベット法」に注目。
フラワーベット法の仕組みや使い方、メリット・デメリットについて解説していきます。
オンラインカジノ攻略で使えるフラワーベット法を徹底解説!
フラワーベット法とは?
フラワーベット法とは、その名のとおりフラワーの花びらようにチップを配置していく賭け方のこと。
ルーレットのベッティングエリアの形状を利用する攻略法で、最小オッズが9倍、最大オッズが144倍になるルーレットだけで使える方法です。
フラワーベット法は使い方が非常にシンプルで誰にでも使いやすいのがメリット。
さらにセルフハイエナ法とフラワーベット法の同時使用などの、他の攻略法と組み合わせて使うこともできます。
ルーレットで遊ぶときに使うかどうかは置いておき、覚えておいて損はしないおすすめ攻略法と言えます。
フラワーベット法の使い方
ルーレットに使えるフラワーベット法のやり方は、基本的に同じ賭け金額で1つの数字を取り囲むよう9箇所にチップを置きます↓
9箇所にチップをおくと形が花に似ているためフラワーベット法と名付けられています。
言うほどフラワーか?とは思いますけどね(笑)
ちなみに、こうではないので間違えないように↓
チップを置く場所は数字のマス10か所のみ
9個の数字をカバーするようにチップをセットするため、ルーレットテーブルでチップを置ける場所は以下の場所に限られます↓
「5・8・11・14・17・20・23・26・29・32」
(ヨーロピアンルーレットの場合)
の10箇所ですね。
他の種類のルーレットでは数字の配置が違うものもありますが、いずれにしても中央10箇所の数字から選びます。
これらの数字を中心にしてフラワー(花)が開くようにチップを置いていきましょう。
なお、メキシカンルーレットなら一番左端が「0」のほかに「00」「000」が増えるため、「2」も選択肢に入ってきます。
ですが、日本語対応しているオンカジでメキシカンルーレットを見かけないため関係ありません。
ひょっとしたらメキシコ国内で遊べるオンカジならあるかもしれませんね。
とはいえ、遊べたとしても数字が多い分還元率が低くなる=勝率が低くなるだけなのでおすすめしません。
フラワーベット法で当たる確率はどれくらい?
フラワーベット法ではルーレットの0~36まで全37ある数字のうち9つの数字に賭けます。
(アメリカンルーレットは全部で37個/メキシカンルーレットは38個)
そのため当たる確率は約4分の1≒25%となります。
赤黒、奇数偶数など2分の1のマスに賭ければ当たる確率50%なので低く感じるかもしれません。
でもリターンが大きい分、意外と資金が減らずそこそこ当たる確率も高いのがフラワーベット法のいいところですね。
フラワーベット法で勝った時に還元される配当金はどれくらい?
フラワーベット法によって得られるオッズは「9倍」「36倍」「144倍」の3通りあります。
配当9倍は四隅の4か所(確率約10.8%)
「17」を中心にフラワーベット法を展開した場合、4隅の「13/15/19/21」で的中すると倍率が9倍。
9か所の賭け金分をピッタリ回収できるため、収支はプラスマイナスゼロとなります。
配当36倍は上下左右の4か所(確率約10.8%)
中央にある数字「17」の上下左右にある数字「14/16/18/20」が的中すると、コーナーベットの9倍×2か所と、スプリットベットの18倍で合計36倍分の配当です。
1か所1ドルで賭けたなら、36ー9=27ドルのプラスになります。
配当144倍は中央のみの1か所(確率約2.7%)
この画像では見やすくするために中央の1か所しかチップを置いていませんが、9か所チップが置いてあると思ってください。
このケースなら中央の数字「17」が的中すれば、シングルナンバー36倍、コーナーベット9倍×4か所、スプリットベット18倍×4か所の配当で144倍の配当となり大きな利益を得られます。
1ドルで賭けた場合、144ー9=135ドルのプラスですね。
フラワーベット法でプラスになる確率
36倍と144倍の配当が当たったときだけプラスになります。
よって勝率は10.8%+2.7%=13.5%ほどですね。
- 勝ち・・・約13.5%
- 引分・・・約10.8%
- 負け・・・約75.7%
このようにフラワーベット法は結構負けを引くことになるルーレット攻略法でもあります。
フラワーベット法を実際に検証してみた
日本最大手のオンカジ「ベラジョン」のレッドタイガー社「ルーレット」でフラワーベット法を実際に検証してみました。
ルーレット1戦目の結果
検証時の条件
1か所1ドルで「11」を中心にフラワーベット法を使用。
検証の勝敗
- 「17」で負け・・・チップ$9/0ドル
- 「11」で勝ち・・・チップ$9/プラス144ドル
- 「20」で負け・・・チップ$9/0ドル
- 「28」で負け・・・チップ$9/0ドル
- 「3」で負け・・・チップ$9/0ドル
- 「32」で負け・・・チップ$9/0ドル
- 「9」で勝ち・・・チップ$9/プラス9ドル
- 「14」で勝ち・・・チップ$9/プラス36ドル
- 「32」で負け・・・チップ$9/0ドル
- 「5」で負け・・・チップ$9/0ドル
検証した結果
- 3勝7敗(実質2勝7敗1分)
- トータル賭け金90ドル
- 獲得勝利金189ドル
- 収益プラス99ドル
2回目にしてまさかの1撃144倍配当がでたため大幅プラスになりました。
これは上手くいきすぎですね(汗)
もう一戦フラワーベット法を検証してみます。
ルーレット2戦目の結果
検証時の条件
1か所ドルで1戦目に大勝ちした「11」で再びトライ。
1戦目の勝利で気を大きくしたため1チップ5ドルに増額してみました。
検証の勝敗
- 「22」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「11」で勝ち・・・チップ$45/プラス720ドル
- 「2」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「25」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「31」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「33」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「21」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「33」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「17」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「3」で負け・・・チップ$45/0ドル
検証した結果
- 1勝9敗
- トータル賭け金450ドル
- 獲得勝利金720ドル
- 収益プラス270ドル
まさかまさかの2度目の大勝ち。
勝率は全然よくありませんが144倍配当が得られれば大きな勝利となります。
ちょっと運が良すぎて信ぴょう性に欠けるので、もう一戦だけフラワーベット法を検証してみました。
ルーレット3戦目の結果
検証時の条件
1~2戦目と同じ「11」を選択。
2戦目と同じ1チップ5ドルで賭ける。
検証の勝敗
- 「32」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「20」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「18」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「20」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「8」で勝ち・・・チップ$45/プラス270ドル
- 「25」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「12」で勝ち・・・チップ$45/プラス270ドル
- 「30」で負け・・・チップ$45/0ドル
- 「7」で勝ち・・・チップ$45/45ドル
- 「27」で負け・・・チップ$45/0ドル
検証した結果
- 3勝7敗(実質2勝7敗1分)
- トータル賭け金450ドル
- 獲得勝利金585ドル
- 収益プラス135ドル
3戦目もプラスで終了。
確率約1割の勝ちを2回拾えたことでプラスになりました。
検証数は少なすぎますが、結果だけ見るとフラワーベット法はかなり勝てますね。
ただし、勝率の低い攻略法なので引き分けと負けしか出なかったときは大きな損失となります。
フラワーベット法を使うときは賭け金額をもっと抑えることをおすすめします。
フラワーベット法のメリット・デメリット
まずはフラワーベット法のデメリットから見ていきます。
デメリット
- ルーレットしか使えない
- 9か所チップを置くのが面倒
- 勝率は決して高くない
- ある程度資金が必要
ルーレットしか使えない
フラワーベット法ではチップの置き方が完全にルーレットしか使えないようになっています。
他のゲームでは使いようがないのは欠点ですね。
9か所チップを置くのが面倒
タップかクリックでチップを9か所に置く作業が地味に面倒です。
一か所ミスすると全部クリアしてもう一度置き直しになるルーレットがほとんど。
2回目からはリベットボタンを押すだけなので簡単ですが、小さなスマホ画面だと意外に神経を使う作業になります。
勝率は決して高くない
低額で賭けておけば意外と資金は減らない&当たればリターンの大きいフラワーベット法。
ですが、的中率4分の1は低く、コンスタントに勝ち続けるのが難しかったりします。
上で紹介した検証結果は上手くいきすぎた感があるため、あくまで参考データとして見てください。
もっと安全に勝負したのであれば同じルーレット攻略法として有名な「2コラム2ダズン法」「ココモ法」をおすすめします。
ある程度資金が必要
フラワーベット法はある程度の資金力も必要となります。
一度に9か所へチップを置くため、最低でも賭け金額×9倍づつ減っていきますからね。
残高100ドルで1チップ1ドルで賭けていたら、11回負けただけでフラワーベット法を使えなくなってしまいます。
賭け金と残高のバランスが悪いとあっという間になくなってしまうでしょう。
なおオンカジのルーレットには賭け金の最低額が設定されていて、一番低いテーブルでも0.1ドル(10円)からとなっています。
最初はそういったルーレットを選んでおくことをおすすめします。
メリット
- 当たれば大きい
- 簡単に使える
- 他の攻略法と相性が良い
当たれば大きい
一撃が最大144倍と大きいため、37分の1を早い段階で当てられれば大きな勝利を得られます。
簡単に使える
1つの数字を決めて周囲9か所にチップを置くだけなのでルーレットが初めてのプレイヤーでも簡単に使えます。
とくに戦略を必要としない(あったほうがいいんですが)ため手軽に利用できるのはメリットです。
他の攻略法と相性が良い
ルーレットにしか使えないフラワーベット法ですが、賭け金が固定であるため、ほかの賭け金コントロール系の攻略法と組み合わせやすい特徴があります。
一例は次のコツの項目で紹介しているので参考にしてください。
フラワーベット法でルーレット勝率をアップさせるコツ
アレンジで勝率をアップさせるアレンジ方法
- スプリットベットのみ9か所にチップを置く
- アウトサイドベットとの組み合わせ
- セルフハイエナ法との組み合わせ
フラワーベット法は勝率が低いため、ほかの攻略法と組み合わせつつアレンジすることで的中率を上げていくのもおすすめです。
スプリットベットのみ9か所にベットする
やり方としては、コーナーベットを使わずに2つの数字に賭けるスプリットベットのみを使った方法があります。
これなら0~36の全37の数字のうち12か所をカバーできるため、配当は低くなりますが的中率は上がります。
まぁ完全にフラワーには見えませんが・・・。
ただこの置き方を使えば、最小オッズが18倍になって最小オッズでも利益が生まれやすくなります。
ただ最大オッズが36倍ですので、4連続で負けてしまうと収支がマイナスとなるというデメリットがあるため注意が必要です。
アウトサイドベットとの組み合わせ
フラワーベット法の弱点は、カバーできる数字が少なく、完全に外してしまうと9単位全てを失ってしまうという点です。
このような弱点を補うためには、アウトサイドベットと組み合わせるのも良いですね。
アウトサイドベットとは、数字以外の「赤・黒」「奇数・偶数」「1列」などのレイアウトの外側にチップを置く賭け方です。
数字にかけるインサイドベットと比べて配当は少ないですが、当たる確率が高くなります。
1単位でカバーできる範囲が全体の2分の1〜3分の1ですので、高確率で当てられます。
数字で当たらなくても、アウトサイドベットが当たればその配当で賭けた損失を減らせることができます。
アウトサイドベットの組み合わせる場合には、フラワーベット内の数字や色によって戦略を決めることでより高い確率で利益を上げられます。
セルフハイエナ法との組み合わせ
セルフハイエナ法と組み合わせることもできます。
セルフハイエナ法とは、賭けるときの一種のテクニックで一定の条件が揃ったときに勝負します。
その条件は自分で決めることができ、4回同じ色が続いたら5回目で別の色に賭けるなどの条件を付けます。
どんな条件でも構わないのですが、ある程度確率として高いものを選択するのがポイントです。
決めたルール以外には賭けないようにして、条件が揃ったときに勝負します。
条件の決め方はある程度ゲームに慣れていないと難しいです。
しかし、ゲームの特徴くらいは早い段階でわかります。
その特徴にあったルールを決めておくというのがセルフハイエナ法です。
条件を掴むことによって、勝つことが有利になります。
条件は一つでなくてもパターンを用意しておくことで、勝率をあげられて、有利に進めることもできるとされています。
この条件を決めて、その条件にあったときだけフラワーベットを利用することによって、より高い勝率を期待できます。
フラワーベット法を過信しすぎない
どんなゲームでも自分が予想していた動きとは違う結果が出ることも十分に考えられます。
そんなときには諦めるのもギャンブルでは大切なことです。
フラワーベット法を行う場合には、しっかり掛け金の設定を行ってから行うことが重要です。
一箇所にかける金額が高いほど、連敗した時の損失額も高くなります。
勝率が高い必勝法ではないため、できるだけ少ない金額で賭けることがポイントとなっています。
フラワーベット法を利用する時の注意点
ルーレットの種類はベーシックなものを選ぶ
ルーレットには以下の種類があります。
- ヨーロピアンルーレット・・・0~36の数字で構成
- フレンチルーレット・・・0~36の数字で構成
- アメリカンルーレット・・・00と0~36の数字で構成
- メキシカンルーレット・・・000と00と0~36の数字で構成
など
この中で数字が全部で37個のヨーロピアンルーレット・フレンチルーレットを選びましょう。
数が少ない分、当たる確率も高くなります。
なお、この2つの違いは「0」に賭けたときの展開にあります。
フラワーベット法では「0」に賭けないため関係ありません。
どちらでもOKです。
メキシカンルーレットはオンカジで見かけませんがアメリカンルーレットはあるため、選ばないようにしましょう。
フラワーベット法以外のルーレット向けシステムベット法
フラワーベット法のほかにもルーレットと相性のいいシステムベット法はたくさん生み出されています。
ここでは少しだけ紹介記事をピックアップしておきます。
フラワーベット法が合わないなと感じた方はぜひ参考にしてください。
フラワーベット法についてよくある質問
- 使えば勝てる?
- 初心者でも使える?
使えば勝てる?
必勝法ではありません。ですが、システマチックにベットすることができるため、感情的に賭けることが無くなるメリットはあります。
初心者でも使える?
ルーレットのルールがわかっていれば、仕組み自体は簡単なのですぐ使えます。
まとめ
オンラインカジノのルーレット攻略に使える「フラワーベット法」について紹介しました。
ドカッと大きく勝てる反面、勝率が低く1回あたりの賭け金額も多めになるためリスクもあります。
ただオンカジで遊ぶ人は稼ぎたいからやってることが多いはず。
となるとイマイチな攻略法と言えるかもしれません。