アジアの金融の中心地とも言える香港。
イギリスから中国に返還され以降いろいろと体制が変わってきていますが、まだまだお金持ちの多い国・都市と言えます。
そんな香港にカジノ施設はあるんでしょうか。
詳しく解説していきます。
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香港のカジノ事情
香港にカジノはありません
結論から言うと、香港に合法的なカジノはありません。
中国はギャンブルが禁止されているため、カジノ事業を運営できないようになっています。
イギリス統治下のころなら、イギリスがギャンブル合法国なのでカジノ事業を出来そうなもの。
ですが、調査した結果ありませんでした。
香港から出ている外国籍のクルーズ船内にあるカジノなら合法的に遊べますが、国内施設とは言えないでしょう。
ちなみに、香港の西側には、コロナ禍前まで数年間は売上世界一にもなっているカジノ大国「マカオ」があるため、そちらへ行くことになるでしょう。
(バスやフェリーで1時間前後です)
マカオのおすすめ施設やマナーなどはこちらの記事で紹介しています。
香港のカジノクルーズ船なら遊べます
香港では、1泊2日のカジノが遊べるクルーズ船が多数でています。
1泊2日といっても、夕方出港し、翌朝帰港するもの。
完全に夜にカジノを楽しむことが目当てといえるでしょう。
1晩限りですが、香港で合法的に遊ぶにはこの方法しかありません。
船内では夕食・夜食・朝食が提供され、カジノ以外のエンタメ施設も充実しています。
香港のホテルで宿泊する代わりにクルーズ船を利用するのもおすすめです。
香港の歴史
1843年6月からイギリス統治がスタート。
1860年には九龍半島も統合、1898年7月1日以降には深圳河以南の新界地域を借りて統治することになりました。
このレンタル期間は99年だったため、1997年6月30日の12:00に中国に返還されました。
なお、1941~1945年までは日本が統治していた時代もあります。
これらの期間に、カジノが合法的に運営されていたことはありません。
香港の詳しい歴史はウィキペディアをご覧ください。
香港のギャンブル事情
合法カジノこそありませんが、香港にもギャンブルはあります。
香港では、競馬、宝くじ、スポーツベッティングの3種類のギャンブルが楽しめます。
- 香港競馬
- 六合彩(マークシックス)
- 海外スポーツベッティング
「香港競馬」は、世界的にもよく知られるもの。
「六合彩(マークシックス)」は、購入者が数字を選ぶ形式の宝くじです。
日本でのロトのような感じですね。
「海外スポーツベッティング」は、海外の競馬とサッカーを対象に賭けられるものです。
これら3つとも、香港の競馬競技団体「香港賽馬会(ジョッキークラブ)」が運営しています。
香港に闇カジノ・違法賭博店はある?
あると言われています。
香港在住者の話によると「九龍サイドの油尖旺の一部に違法カジノがある」との声も。
違法賭博店については、IRカジノ以外は非合法の日本でも、インカジや闇スロットといった闇カジノが毎月のように摘発されています。
ランドカジノ合法国でも違法店舗があったりするため、香港にもある可能性は高いでしょう。
とはいえ、誘われても行かないようにしてくださいね。
お金を失うだけならまだいいのですが、身に危険が及ぶ可能性も高いです。
香港でオンラインカジノはプレイ可能?
香港ではオンラインカジノのようなネットギャンブルも禁止されています。
ただし、香港国内から海外で運営されているオンラインカジノにアクセスすることは可能です。
(ステークカジノなどごく一部のみ)
自己責任で遊ぶ分には遊べます。
とはいえ、中国は検閲が厳しい国なので、無茶はせずお隣のマカオに行って合法的に遊ぶことをおすすめします。
香港⇒マカオのカジノへ行こう!
香港でカジノを遊びたい人は国内はあきらめて、お隣のマカオに足を運びましょう。
香港からマカオへのアクセス
行く方法は3パターンあります。
- 香港の空港から直行便を利用(20分ほど)
- 香港島のフェリー乗り場から行く(1時間弱)
- 九龍島のファリー乗り場から行く(1時間弱)
香港とマカオの間はフェリーとバスがおすすめです。
バスはだいたい1時間ほど、フェリーも同じくらいです。
飛行機の直行便もありますが、本数もほかの2つに比べて少ないだけでなく、料金が日本円で片道2~3万円前後かかってしまいます。
バスなら1000円程度、フェリーも2000円少々ですし、搭乗手続きや移動を考えると飛行機を使うメリットはないでしょう。
(乗り継ぎするだけなら話は別ですが)
なお、バスやフェリーに乗っている時間は1時間弱ですが、出国手続きなどを含めるとプラス1時間ていど計画に組み込んでおくことをおすすめします。
ちなみに、香港にはディズニーランドもありますし、クルーズ船に宿泊すればカジノも楽しめます。
世界最大規模のフロアに圧倒されながら雰囲気も楽しみたい人はマカオがおすすめですが、賭けられれば問題ないならクルーズ船でも十分でしょう。
香港のカジノクルーズ船の遊び方
カジノクルーズ船に乗る前に知っておきたい基礎知識
- ワクチン接種が必要
- クルーズ船内は安全?
- クルーズ船内の通貨は?
- クルーズ船内の言語は?
- クルーズ船の宿泊料は?
- 予算はどれくらい必要?
- クレジットカードは使える?
- 勝った時の税金は?
ワクチン接種が必要
コロナ禍で一時サービス停止していたこともあり、現在はワクチン接種が必須となっています。
クルーズ船によってルールは多少異なりますが、たとえば豪華客船ワールドドリームの場合は16歳以上は2回のワクチン接種、12~15歳はワクチン1回摂取が義務付けられています。
クルーズ船内は安全?
安全です。
お隣のマカオのようなランドカジノとは違って誰でも入場できるわけではありません。
乗車しているのは、正規の料金を払ったお客さんだけなので安全性は高いと言えます。
もちろんスリや置き引きなどがゼロとは言い切れませんが、街中にある施設より安全と言えるでしょう。
クルーズ船内の通貨は?
香港ドルです。
クルーズ船内の言語は?
香港発のクルーズ船は、英語と中国語がメインです。
クルーズ船の宿泊料は?
マレーシア企業のゲンティンドリームの場合は、1188香港ドル+入港税500香港ドルというプランもでていました。
豪華客船も多いので、乗るクルーズ船しだいです。
予算はどれくらい必要?
時期によりますが、1泊2日のワンナイトクルーズ船では大人一人当たり安くても5万円は必要です。
カジノで遊ぶ予算も含めれば10万円以上は用意しておきたいですね。
2泊以上する豪華客船系は倍以上の予算をプランしておきましょう。
クレジットカードは使える?
利用可能です。
VISAかMasterCardならほぼ対応しています。
勝った時の税金は?
船内は免税ですが、日本に帰国したときは一時所得として課税されます。
一時所得は50万円の控除枠があるため、50万円以上の勝利金を獲得したら確定申告しておきましょう。
なお、一時所得はほかの所得(給与など)も含めて税金計算します。
クルーズ船内のカジノフロアでのマナー・ルール
- パスポートは携帯しよう
- 年齢制限は?
- 服装(ドレスコード)は?
- チップ文化はある?
- フロア内の撮影は可能?
- 喫煙可能?
- クレジットカードは使える?
- アメニティなどを持ち帰ってもOK?
- もちこむ持ち物でNGのもの
- NGとなる危険行為
パスポートは携帯しよう
年齢制限があるため、スタッフに確認されます。
必ず携帯しておきましょう。
年齢制限は?
18歳未満は遊べません。
クルーズ船自体には子供の入れるため、遊べると勘違いしてフロアに連れていかないようにしましょう。
船内のバーなど大人向けのエリアにも入れないため注意しましょう。
服装(ドレスコード)は?
厳しいドレスコードはありませんが、ラフすぎる服装・恰好はNGです。
クルーズ船内にはプールもあるため、水着や短パンにサンダルなどで過ごすこともあるとおもいます。
ですが、カジノフロアではスマートカジュアルをおすすめします。
チップ文化はある?
ありますが、船内で渡すのは手間がかかるため不要です。
基本的にお会計時に自動加算されるか、船に乗るときに一括で支払う形式です。
チップ用に小銭を準備する必要はありません。
フロア内の撮影は可能?
禁止です。
不正を防ぐためできません。
喫煙可能?
フロアでは基本的に禁煙です。
専用の場所で吸いましょう。
もちこむ持ち物でNGのもの
発熱するものは禁止されています。
ドライヤーなどは備え付けのものがありますが、女性の場合はヘアアイロンなどに注意しましょう。
また、アルコール類も持ち込めないことがあります。
NGとなる危険行為
柵に座るなど危険行為はNGです。
高いところによじ登る行為も同様です。
詳しくは乗船するクルーズ船で確認してください。
マナー違反がバレれば、生涯乗船不可になることもあるのでやらないでくださいね。
クルーズ船上ならオンラインカジノも楽しめます
香港ではオンラインカジノは違法ですが、クルーズ船上なら問題ありません。
手持ちのスマホでサイトにアクセスして遊べます。
船内のカジノでも遊びながら、プールサイドや海を眺めながら、自室から景色を眺めながら、などどんな場所でもオンラインカジノなら楽しめます。
カジノフロアに行く本番前にルールや遊び方の予習をしておくのにもおすすめです。
テーブル上でスマートのこなせれば、家族や知人、恋人にカッコいい!と思われるかも?
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香港のおすすめ観光スポット
- ヴィクトリアピーク
- スターフェリー
- ティンタンダイファ(天壇大佛)
- 夜のシンフォニーオブライツ
- レディースマーケット
ヴィクトリアピーク
香港の一番有名といえる観光地で、香港島の山の上にあります。ピークトラムを使用して山頂に上がれば、香港の絶景が360度のパノラマで楽しめるでしょう。夜景は本当にキレイで、都市の光の海が広がる様子はカップルなら燃え上がること間違いなし。子供からお年寄りまで、全世代がこの壮大な景色を楽しめるでしょう。
スターフェリー
香港島と九龍半島の間を結ぶ歴史あるフェリーです。短い距離を移動するだけですが、その間に広がる香港の景色は絶景。とくに夕日の時間帯はロマンチックで、ビル群のシルエットと夕焼けのコントラストの美しさに目を奪われるでしょう。小さな子供でも楽しめる安全な乗り物ですし、お年寄りでも安全に乗船することができます。
ティンタンダイファ(天壇大佛)
ランタオ島に位置する、世界最大の野外座る銅製の仏像です。260段の階段を上がって大仏のもとへと向かう道中は、壮大な自然と仏教の歴史を感じられます。家族連れやカップル、お年寄りまで、多くの観光客が訪れる人気スポットです。
夜のシンフォニーオブライツ
毎晩行われる、香港のビル群を使ったライトアップショーです。ヴィクトリアハーバーを舞台に、レーザーライトや音楽がシンクロする壮大なショーは、見るものの心を魅了するでしょう。子供は光の動きに夢中になり、大人は音楽とのコラボレーションに感動するはず。
レディースマーケット
九龍のモンコク地区にある、香港を代表する市場の一つ。服やバッグ、雑貨など様々な商品が所狭しと並ぶこの市場は、バーゲンの楽しさを体験できるスポットです。子供のおもちゃやお年寄りの喜ぶ伝統的な雑貨も豊富に取り揃えられています。
香港でのおすすめデートプラン
チャットGPT提案の香港を舞台にしたロマンチックな1泊2日のデートプランを紹介。
カジノクルーズ船を組み入れて、香港の魅力を最大限に楽しめるコースになっているので、ぜひ参考にしてください。
1日目
- 9:00 – ザ・ピークへ
まずは香港の名所、ヴィクトリア・ピークに向かいましょう。トラムでのアクセスがオススメ。ピークからの絶景を二人で楽しみながら、新たな一日のスタートを切りましょう。 - 11:30 – スターフェリーでのクルージング
香港の象徴的存在、スターフェリーに乗船して香港島と九龍半島の間をクルージング。水上から見る香港の景色は特別なものです。 - 13:00 – 九龍でランチ
九龍の人気レストランで地元の味を楽しみましょう。ディムサムや焼き鳥など、香港独特の料理を堪能。 - 15:00 – ナンシャン街文化区
香港の現代アートを楽しむ時間。多彩なアート作品や施設を巡り、文化的な刺激を受けましょう。 - 18:00 – カジノクルーズ船へ
夕方になったら、カジノクルーズ船に乗船。船内の豪華な設備とサービス、海上からの夜景を楽しみながらディナーを取りましょう。 - 21:00 – カジノでの遊び
船内のカジノで運試し。ブラックジャックやルーレットなどのテーブルゲームを楽しみながら、夜を盛り上げましょう。 - 23:00 – 船上バーで一息
カジノでの興奮を落ち着かせるために、船上のバーでドリンク。夜の海の静けさと星空を楽しみながら、二人の時間を深めましょう。
2日目
- 8:00 – 朝食
船内のレストランで豪華な朝食を楽しむ。 - 10:00 – クルーズのアクティビティ
船内のスパやプールでリラックスしたり、エンターテインメントを楽しむ。 - 12:00 – 九龍の街歩き
船から降りて、九龍の街を散策。伝統的な市場やショップでのショッピングを楽しみましょう。 - 14:00 – ランチ
香港の名物料理を再び味わうため、地元のレストランでランチ。 - 16:00 – お土産の購入
香港のお土産や特産品を購入するためのショッピングタイム。
あとは香港デートを振り返りながら、空港へ向かいましょう。
香港のカジノに関するQ&A
- 安全?
- クルーズ船のカジノはお金持ち以外の一般人でも遊べる?
- 勝てる?
- ディーラーの不正はない?
- 賞金を日本に持って帰ってこられる?
安全?
監視カメラで常時監視されているため、治安は良いです。クルーズ船内も安全に過ごせます。
クルーズ船のカジノはお金持ち以外の一般人でも遊べる?
問題なく利用できます。
勝てる?
カジノゲームは還元率が95%ほどあり、ほかのどのギャンブルより使ったお金に対して戻る率が高くなっています。ただし運しだいです。バカラやブラックジャック、ルーレットなどテーブルゲーム系なら還元率100%以上(勝利状態)も目指しやすいのですが、スロットは機械任せなので厳しいでしょう。
ディーラーの不正はない?
絶対にないとは言えませんが、まずないでしょう。給料制のディーラーがイカサマをしてまで客を負けさせるメリットはありません。
賞金を日本に持って帰ってこられる?
問題なく持ち帰れます。日本では一時所得に分類されるので、控除額50万円以上勝っているなら確定申告しましょう。
まとめ
香港のカジノ事情を紹介しました。
香港は合法ギャンブルもありますが、カジノは違法です。
オンラインカジノにアクセスして遊ぶことも違法です。
ただし、カジノクルーズ船は数多くあり、観光客や香港市民が合法的にカジノを楽しめるようになっています。
また、クルーズ船上であればオンラインカジノも楽しめます。
日本でも違法性はありませんし、事前にアカウント登録して予習しておくと、現地でも安心してゲームに臨めるのでおすすめです。