ご近所なら韓国で、もっと充実したランドカジノで遊びたいならマカオやラスベガスなどの海外カジノへ足を運ぶ人も多いでしょう。
コロナ禍で一時期停滞した海外のランドカジノ業界ですが、溜まりに溜まったフラストレーションのはけ口として機能したのは業績は好調です。
(マネーロンダリング規制が強化されたマカオは除く)
儲かっているってことはそれだけ負けるプレイヤーが多いわけですが、中にはゲームに勝って大金を手に帰国する人もいることでしょう。
となると、気になるのは海外カジノで得た勝利金への税金。
お金を稼いだら何かしら国に徴収されるのが世の常です。
黙っていてもばれる可能性はあるのか、ばれない方法はないのか、が気になっている人もいるはず。
(もちろん脱税はダメですよ?)
そこで、海外カジノで得た勝利金に課税される税金についてまとめました。
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海外カジノの勝利金に税金はかかるの?
税金はかかります。
国民の義務の1つに「納税の義務」があり、収入を得ればそこには必ず税金が課せられます。
いくら義務とはいえ嫌ですね(汗)
では、いくらくらいから税金が課税されるんでしょうか。
海外カジノの税金はいくらぐらいから課税される?
国によってまちまちです。
たとえば、アメリカのラスベガスでは1200ドル以上勝つと税金が発生します。
とはいえ、スロットのジャックポットなど一発の勝利で1200ドル以上勝ったなら税金請求されますが、少しづつこまめに増やしてその都度換金(1200ドル以下で)していた場合、カジノ側はその客がどれくらい勝っているのかわからないでしょう。
あくまでも「しっかり徴収してますよ?」というポーズをとるために、わかりやすいところだけ税金を徴収している感じですね。
なお、スロットのジャックポットが当たるとスタッフを呼ぶように指示されます。
で、最初に個人用納税者番号を有無を聞かれ、持っていれば日本で納税です。
なければ30%の税金を徴収されます。
この割合は微妙なラインで、日本で税金を納めたほうが節税できるかどうか?はほかの収入との兼ね合いになります。
とはいえ、観光で訪れている人がわざわざ個人用納税者番号を申請して取得しているパターンはないはず。
その場で30%の税金を支払うことになるでしょう。
海外カジノの稼ぎを日本に持ち込んだときの税金は?
日本では所得の種類によって税率も変わってきます。
日本ではパチンコとパチスロのシェアが高くギャンブルの主流と言えますが、これらで得た利益は一時所得に分類されます。
では、海外のカジノで得た所得は何に該当するんでしょうか。
海外のカジノで得た勝利金は「一時所得」に分類される
カジノの勝利金は日本の税法上「一時所得」に分類されます。
一時所得は次の計算方法で算出します↓
(一時所得の総額-収入を得るための支出額-特別控除額(50万円まで))÷2
もし10万円ベットして100万円勝った場合の計算はこのようになります↓
(ほかの一時所得はないものとする)
(100万円-10万円-50万円)÷2=20万円
50万円控除されたあとの課税対象となる一時所得は1/2になる点が特徴的です。
この場合なら40万円÷2=20万円に課税されるだけなので、多少減りますがそれなりの金額は残ります。
ちなみに「20万円に課税されるだけ」なので、この金額を納税するわけではありません。
この額を元に税金計算して納税額が算出されます。
思ったより少ないと感じた人もいるかもしれませんね。
でも、勝つまでに使ったお金(負けゲームのベット額)は完全に無視されるため、最悪マイナスになってしまう可能性も考えられます。
せっかく勝って気分がいいのに税金のことを考えると気持ちが萎えてしまうかもしれませんね・・・。
納税地は海外カジノのある現地?それとも日本?
カジノの勝利金が一時所得に分類されることはわかりました。
では、納税するのは海外カジノのある国なのか?それとも日本なのか?が問題です。
答えは・・・
2つの国で納税します。
マジかよ?!と思うかもしれません。
でも、まず現地で納税し、その残りは海外で得た臨時収入として一時所得扱いになり日本でも課税されます。
酷いですね(汗)
二重課税じゃん!と思いますが、法律で決まっていることなので逆らえません。
海外での納税はその国の税法によるので詳しくは解説できませんが、特に指定しなければ基本的にカジノの外で使える通貨に換金したときに天引きされるシステムになっています。
そのため海外での納税は特に意識することはありませんが、悪質なカジノだとちょろまかされる可能性がないとも限りません。
なので訪れる国のカジノ収入への税率は事前にチェックしておきたいですね。
海外カジノで課税されるボーダーラインの例
- マカオ・・・約50万円
- アメリカ・・・約100万円
※為替レートにより上下します
なお、カジノ内でしか使えない状態(チップ)のまま所有しておけば、課税されません。
何度も遊ぶVIP客やハイローラーならそのまま預けておくのがいいですね。
海外カジノの税金の支払い方法
上の項目で触れたように、基本的には海外カジノの施設外で使える通貨に交換するときに徴収されます。
ただし、現地で払うか日本で払うか選べることもあります。
現地で支払えば証明書が発行され日本の税務署に送付されるため、「外国税額控除」が適用され現地で納税した分は減らせます。
ちなみに、日本で支払うを選択しても書類が送付されるのでばれないわけではありません。
海外カジノの税金を隠したらばれる?ばれない?
「日本で手に入れたお金じゃないんだし、税金支払わなくてもばれないよね?」
なんて考えていた人も、ここまで読んでもらえたなら納税義務があることはわかってしまったはず(汗)
でも、過去に税金を支払っていないけどばれていない人もたくさんいると思います。
とはいえ、それはそれ。
しっかり税金は支払ってくださいね。
で、たとえばアメリカのカジノで稼ぎ税金納付は日本でやるよう手続きした場合、書類が税務署に送られます。
でも、特に請求されない事例も見かけます。
その辺のボーダーラインはどうなっているのでしょうか。
海外カジノの稼ぎがばれる可能性について
上の項目でも触れたようにアメリカのランドカジノであれば1200ドル以下でこまめに換金しておけばばれない可能性はあります。
ほかにも、海外⇔日本の出入国時において持っている現金が100万円未満なら基本的にお咎めなしとなります。
その線引きがあるためか、過去に海外カジノで遊んだ日本人旅行者が「1万ドル以下ならとくに税務署から何か言われることはなかった」という事例も見かけました。
ただし、5万ドル以上の場合は税務署から電話がかかってきたそうなのでしっかり認識されているようです。
とはいえ信頼性100%の情報ではありません。
また、頻繁に海外カジノで遊び、何度も100万円弱の現金を持ち帰っているようだと目を付けられるでしょう。
そして、海外カジノの稼ぎに対する対応はあなたの住む地域を管轄する税務署しだいです。
税務署側も忙しいため、基本的にアプローチするのは大きな金額を徴収できそうなお金持ちを狙います。
ですが、新人の教育目的などで電話をかけさせないとも限りません。
もし電話がかかってきて悪質な脱税認定されたら、高い追徴課税(約4割)や実刑になる可能性も。
「たぶんばれないだろう」という甘い考えは持たないようにしておくことをおすすめします。
最初からばれるものと考えておき、しっかり納税しておきましょう!
つづいて日本でも遊べるオンラインカジノの税金についても紹介しておきます。
海外カジノ施設に行かなくても簡単に楽しめるため、利用している方も多いのではないでしょうか。
海外カジノの稼ぎと同じくしっかり税金がかかるので正しい知識を身につけておきたいですね。
日本でプレイできるオンラインカジノの所得の税金は?
オンラインカジノの所得は「一時所得」
海外カジノでの収入と同じく、日本でプレイしたオンラインカジノの収入も「一時所得」に分類されます。
税率も同じく総合所得の累進課税であるため、給与所得などと合算されます。
金額が大きくなると住民税も合わせて最大55%ほど徴収されてしまう厳しいもの。
申告したくなくなくなる気持ちもわかります(汗)
もっともらしい理由付けをすれば「事業所得」にできるかもしれませんが、一般プレイヤーにとって簡単にできることではないのでやめておきましょう。
オンラインカジノなら海外で支払う税金分はお得
海外カジノとの違いは、納税先が日本だけであること。
海外の税率で税金が徴収されない分は節税できるわけです。
また、世界中に2000以上あると言われるオンカジによって、さまざまな入出金方法が用意されています。
それらの中で「仮想通貨」に対応しているオンカジもいくつか存在しています。
実は仮想通貨でプレイすると場合によっては利益確定とならないパターンもあります。
仮想通貨のまま使えるオンラインカジノの場合
オンラインカジノの中には仮想通貨のままでベットできるところがあります。
そして日本の現在の税制では、仮想通貨をほかの通貨に交換・換金しなければ利益確定とはなりません。
ようするに仮想通貨を持っているだけなら価格が100倍=資産が100倍になろうと課税されないわけです。
国税庁がそう言っているので間違いありません。
課税されるのは次のケースです。
- 日本円などの通貨に換金した場合
- 仮想通貨で商品・サービスを買った場合
- ほかの仮想通貨に交換して差益が発生した場合
- マイニングで得た場合
なので、そのままにしておけばいいわけです。
1円も税金を徴収されないんだから、節税効果は当然最大化できるんですね。
ただ、オンカジで仮想通貨をベットに使う=サービスを買ったと見なす人もいるため、管轄の税務署しだいです。
ここでも「ばれない」と都合よく思い込まずしっかり確認することをおすすめします。
個人で確定申告する&少額だけなら、問題ないとは思いますけどね。
なお、せっかく勝ったんだから一部を引き出して欲しいものを買いたい!って人も多いでしょう。
その場合は所得から控除される範囲内で引き出せば自由に使えます。
税金の控除額範囲内で引き出そう!
- 給与収入だけの人で現金化は上限20万円まで
(複数個所から給与収入がある人は別です) - 所得税が課税されない人(主婦や学生など)で現金化は48万円まで
- 所得税/住民税が課税されない人(主婦や学生など)で現金化は43万円まで
※確定申告不要なサラリーマンの場合も、住民税は申告する必要があります
※ほかに雑所得がある場合は合算が上限20万円までとなります(仮想通貨の収入は雑所得)
オンカジをプレイする人で所得税などが課税されない人ってほとんどいないかもしれませんが、もし稼いだなら控除金額は意識しておきたいですね。
オンラインカジノで使える仮想通貨の種類
- ビットコイン
- イーサリアム
- ライトコイン
- ビットコインキャッシュ
- リップル
- トロン
- テザー(ERC20/OMNI)
- カルダノ(エイダコイン)
- ドージコイン
など
仮想通貨には数えきれないほどの種類があり、その中で一番メジャーなのはビットコインです。
つづいてイーサリアム・リップルといったビットコイン以外の仮想通貨(アルトコインという)があります。
これらメジャーな仮想通貨なら対応しているオンカジがたくさんあります。
ただ、日本語のプレイ環境が整っているオンカジとなると、ビットコインがベストです。
日本語対応&仮想通貨のまま遊べるおすすめオンラインカジノ
- ビットカジノ
- ライブカジノアイオー
- スポーツベットアイオー
- エルドアアイオー
これらのオンカジは完全に日本語&サポートも24時間対応ですし、オンカジの信頼性を示す運営ライセンスも取得済み。
ゲーム数も1000種類以上あって飽きることはないでしょう。
なお最初の3社はすべて同じグループなのでほぼ一緒。
この中でおすすめは運営歴が一番長い「ビットカジノ」です。
ハイローラー人気が高く、使ったお金に対して一定割合キャッシュバックされるリベートボーナス制度も用意されています。
また多種多様な仮想通貨に対応しているため、アルトコインをたくさん保有しているプレイヤーほどおすすめです。
日本語対応&仮想通貨で入出金できるおすすめオンラインカジノ
仮想通貨のまま賭けることはできませんが、仮想通貨での入出金に対応するオンカジは数多くあります。
その中でとくにおすすめなのは以下の3つです。
- エルドアカジノ
- ワンダーカジノ
- ユースカジノ
この3つなら「エルドア」が一番遊びやすくおすすめです。
エルドアはハイローラー(大金を賭けるプレイヤー/VIP客)が数多く利用しているオンカジ。
通常なら大きな金額を出金するとき時間がかかるのですが、数百万円といった大金でも数分くらいで出金完了することからプレイヤーの信頼性が高くなっています。
ハイローラーが集まる=収益が増える=サービスが向上する、と好循環になっているので、ビットコイン対応オンカジとしてはイチ押しですね。
なお入金不要ボーナスや初回入金ボーナスもあり、一般プレイヤーや初心者の方にもお得なキャンペーンが実施されているため、ハイローラー以外でも遊びやすいオンカジです。
ちなみにオンカジは入出金方法が同じでなければいけないルールがあるため、まず仮想通貨取引所でビットコインを購入し、そこからカジノサイトへ入金しましょう。
初めてオンカジで遊ぶって人は、登録だけでボーナスをもらえるところがおすすめです。
まとめ
海外のカジノで勝ったお金にかかる税金についてまとめました。
現地と日本で二重に税金徴収されるのはシンドイですね(汗)
また、負けたゲームのベット額は税金計算するときに差し引けないのもさらにシンドイ。
海外の雰囲気を楽しむサービス利用料だと思えるならいいのですが、税金のことを考えるなら仮想通貨に対応するオンカジでのプレイをおすすめします。
オンカジならインターネットに繋がる場所ならどこでもプレイ可能です。