カジ旅はたくさんあるオンラインカジノでもとくに人気のサービスです。
他社がオンラインカジノのゲームだけを提供しているだけなのに対し、カジ旅はRPGゲームの要素を取り入れたり、世界中のロトくじが買えたりと一風変わってるのが特徴。
ただ日本ではオンラインカジノのイメージがまだまだ良くないなって感じます。
2019年には議員が中国のカジノ関係者から賄賂を受け取ってうんたらかんたら、と余計イメージ悪くなっていい迷惑ですね(汗)
まぁそれはいいとして、オンラインカジノまで違法性あるんじゃないの?と思われてそうなのがモヤっとします。
そこでカジ旅に違法性はないのか?スマホで遊んでて警察にバレたら逮捕されないのか?などについて解説していきます。
目次
オンラインカジノ「カジ旅」に違法性はあるのか?
そのオンラインカジノが違法性があるかどうかプレイヤー側でチェックできる項目は以下の3つです。
オンラインカジノの違法性をみるポイント

- ライセンスを持っているか
- 日本国内に会社拠点を置いていないか
- プレイヤーの悪い評判が多すぎないか
【違法性のポイント1】ライセンスを持っているか
銀行を運営するには国から金融業のライセンスを取得しなければいけません。
それと同じくギャンブルのオンラインカジノもライセンスがなければ運営できない仕組みになっています。
そして世界中の約200か国のなかで、オンラインカジノを認めている国は数多くありライセンスも発行してます。
それらの国のライセンスを取得してその国の中で運営している限り違法ではないわけです。
またライセンス規約でサービス提供不可な国も指定されています。
けっこうあるのかライセンス発行しているけどその国内での運営はNGというパターン。
日本で人気のオンラインカジノが取得しているライセンスの1つに「キュラソー」と言う国が発行するものがあるんですが、これはキュラソー国内での運営がNGとなっています。
でも日本は書かれていないためライセンス的には違法とはなりません。
【違法性のポイント2】日本国内に会社拠点を置いていないか
ライセンスがあれば第一段階はクリア。
ですが、ギャンブルを厳しく取り締まっている中国のような国もあります。
日本も国が法的に認めている公営ギャンブル以外はNGです。
よく摘発ニュースで見かけるネットカフェ店形態でオンラインカジノを遊べるようにしているインカジなどの闇カジノは違法ですね。
ではカジ旅のようなオンラインカジノはどうなのか?
日本の賭博罪の仕組み
日本では刑法に賭博罪というものが定められています。
賭博罪が成立するには条件があり、
- 胴元が日本国内にいること
- 客が賭博行為をした証拠があること
この2点をもって違法賭博行為があったと判断されます。
インカジ摘発時はたいてい現行犯なのでどちらもクリアしていますね。
でも一般プレイヤーがスマホなどで個人的に遊ぶオンラインカジノは賭博罪の条件に当てはまりません。
カジノ側の拠点が海外にあるからです。
でも過去に拠点を国内に置いていた「ドリームカジノ」というオンラインカジノはしっかり摘発されています。
というわけで「拠点が国内にないこと」が日本における違法性を決めるポイントとなります。
日本でオンラインカジノを使った賭博行為の逮捕事例
2016年に日本人プレイヤーが逮捕された事件が起こり業界を騒然とさせました。
オンラインカジノ側の拠点は海外で問題なかったにもかかわらず逮捕されてしまったこの事件。
でもさすがに警察のこじつけのような理由に不満を抱いたプレイヤーが裁判を起こしました。
その結果、日本にいるプレイヤーが遊ぶことは違法でないとの判決が下されています。
よって日本でオンラインカジノを遊んでも問題なくなったと言えるでしょう。
もちろん今後オンラインカジノを規制する法案ができない限りは、ですが。
【違法性のポイント3】プレイヤーの悪い評判が多すぎないか
ちゃんとライセンスを取得しているオンラインカジノも違法行為をしないとは限りません。
イカサマなどの不正行為や、ユーザーの出金申請を故意に遅らせる行為、拒否する行為は違法です。
これについてはカジノ側が公表するわけがないので、プレイヤーのネットへの書き込みを参考にするしかありません。
そして過去にそういった違法行為をしたオンラインカジノは悪い評判が多いです。
スマホでプレイするユーザーが多いこともあって、そのまま投稿しやすいSNSツールには評判情報が数多く見られます。
火のない所に煙は立たぬ、のとおり、違法行為をしていればプレイヤーの声がネットに急増します。
ツイッター検索で「カジ旅」と検索すれば宣伝ツイートばかりで探しにくいものの遊んでいるプレイヤーのつぶやきもヒットします。
登録する前に必ずチェックしておくことをおすすめします。
ここまでオンラインカジノの違法性を見るポイントを紹介してきました。
では肝心の「カジ旅」に違法性はないのか?
チェックポイントと照らし合わせながら確認していきます。
カジ旅の違法性をチェック!
- 取得ライセンス
- 日本の拠点
- 評判
の順に見ていきます。
カジ旅は正規ライセンスを取得しているため違法性なし
取得ライセンスはキュラソー
カジ旅を運営する会社「Sweetspot N.V.」は、上でも少し触れたキュラソーという国のライセンスを取得しています。
そして公式ホームページのどこかに必ずライセンスマークを掲載しています。
カジ旅ではページ最下部にこのマークが掲載されているのが確認できるはず↓

そしてこのマークがAntillephone公式サイトへのリンクになっていて、タップかクリックすればカジ旅運営会社「Sweetspot N.V.」に対して発行されたライセンスページが開きます↓

ここにはこの会社が運営するオンラインカジノがカジ旅以外にもズラッと並んでいます。
- simplecasinojp.com
- purewin.com
- casitabi.com
- mint.io
- nolimitcasino.com
- purecasino.com
- amuletobet.com
- casino.me
この中で日本での最大手は「カジ旅」ですが、カジノミー、ノーリミットカジノなども知名度を上げてきています。
なお、悪質な違法オンラインカジノなら勝手にこのマークを掲載してライセンスページもバレないように作りこんでいるかもしれません。
ですが、カジ旅に限っては偽装されている可能性はありません。
よって違法性はないと言えるでしょう。
カジ旅のライセンス余談
カジ旅は以前まで厳しい審査で知られるマルタと言う国のライセンスを持っていました。
※2014年4月28日にライセンス番号「LGA/CL1/942/2013」のMalteseゲームライセンスを取得↓

オンラインカジノに馴染みがない人は
「マルタ共和国?なにそれうまいの?」
って思うかもしれませんね。
私も最初聞いたときなんとなく胡散臭さを感じてしまいました(マルタ国民さんすんません)。
でもライセンスの信頼性は真逆で、世界トップレベルの厳しさで取得難易度ハードモードだったりします。
でも厳しすぎるため、ユーザーが望むサービスを提供できないマイナス面もあったんです。
とくに利用者数が急増している仮想通貨の扱いは禁止されていました。
そこでカジ旅は仮想通貨OKのキュラソーに乗り換えたんですね。
日本でもオンラインカジノが認知されユーザー数も急増しており、ライセンスの信頼性が以前より重要視されなくなったものあるでしょう。
2020年にはカジ旅だけでなく多くの日本語対応オンラインカジノがマルタ→キュラソーに切り替えています。
だからといってキュラソーライセンスも十分信頼できるものですし、カジ旅の信頼性が低くなることはないでしょう。
マルタライセンスを取得していた実績、長年オンラインカジノを運営してきた事実を踏まえればライセンスの信頼性は大した問題ではないと言えます。
カジ旅の拠点は日本にないため違法性なし
カジ旅を運営する「Sweetspot N.V.」の拠点は日本にありません。
住所は「Fransche Bloemweg 4, Willemstad, Curacao」です↓

キュラソー島でも街の中心部に位置します。
よって日本においても違法性はありません。
こっそり日本語サポート用のサービスセンターを日本国内に置いていたりすれば違法になってしまいますが、そういった拠点もありません。
カジ旅の評判からみる違法性は?
ツイッターで「カジ旅 出金」と検索すると関連する不満の声がヒットしますね。
2020年末に出金が遅延していたこと、出金規約が変更になったことなどの声が見られました。
規約変更内容は1カ月で出金4回目からの手数料3%→3回目からに変更となっています。
年末年始でユーザー数が急増して資金繰りが厳しくなったのか?とも邪推できますが、それ以降も運営を継続できていることから判断すると無事切り抜けられているようです。
それ以降出金遅延のツイートも見かけないため対応できたのでしょう。
その時の様子から判断すると故意に遅延させたかまではわかりませんが、年末年始など財布のひもが緩む時期は遊ぶ人も増えます。
それに伴って出金申請も増え現場が混雑すると考えられます。
そういう時期なので仕方ないのですが、結局出金できなかった、拒否されたという声も出ていくないので違法性はなさそうです。
ここまでカジ旅の違法性について見てきました。
いまのところ日本で遊んでも問題ない状態ですが、今後はどうなるかわかりません。
そこで日本の法律面についてもう少し解説しておきます。
今後も日本でカジ旅を遊ぶと逮捕される心配はない?
日本の賭博罪にひっかかる可能性

日本では競馬・競輪のような公営ギャンブルなど認められたものしか合法ではありません。
ではカジ旅はどうなのか?っていうと、もちろん公営ギャンブルではありません。
ただ、現在日本には「カジ旅」を含むオンラインカジノプレイヤーが60万人以上いるようですが、日本で遊ぶことはいまのところグレーです。
ホワイト、完全合法ではありません。
あくまで違法ではないっていう状況ですね。
そしてもし「カジ旅」が日本で運営されているオンラインカジノだったら100%違法なんですが、ここは海外企業で海外サーバーで運営しているオンカジ。
日本の賭博法では裁けないので違法とはいえないってことですね。
賭博罪では身内の狭い範囲での賭博ならグレー扱い
賭博罪では「公(おおやけ)」にサービス提供するものでなければ特別に咎めることもしない、と書かれています。
みなさんも友達との間でお金を賭けたことがあるんじゃないでしょうか。
そういう狭い範囲内で収まる賭博行為ならクロではなくグレー扱いってことですね。
少し前に検察庁のトップが身内内で賭博行為をして対した罰を受けなかった事例がありました。
これも公にやったわけではないので逮捕されなかったわけです。
まぁ気分のいいものじゃありませんが(汗)
なんですが、過去に無理やりオンラインカジノプレイヤーを逮捕した事件がありました。
オンラインカジノプレイヤーが逮捕された「スマートライブカジノ事件」
この事件は2016年3月10日に日本で初めてオンカジプレイヤーが逮捕された事件として業界では知られています。
スマートライブカジノ事件は、イギリス拠点のオンカジで「スマートライブカジノ」で遊んだ日本人プレイヤー3名を逮捕したもの。
日本で賭博罪に問われるには、サービス提供側とプレイヤーが日本のものでなければいけないんですが、イギリスのオンカジなので本来逮捕できません。
でも逮捕に動いた京都府警は、
- 日本人向けのサービスだったこと
- 日本語ディーラーとライブカジノが楽しめたこと
- 当然日本語で遊べたこと
- ブログでプレイ状況を公開していた
などでほぼほぼ日本で運営してるみたいなもんやろ!って判断したようです。
これも含めて、逮捕に至る流れには違和感しかなかったりするんですよね。
- 他にもたくさんプレイヤーがいるのに3人だけ逮捕
- 証拠不十分のまま逮捕(これはまぁ警察もよくやることですが)
- 略式起訴でサクッと有罪にしようとした
など、警察側が増加するオンカジプレイヤーに歯止めを賭けたかったんでしょうねっていう思惑が透けて見えます。
結局二人はお金を支払ってしまったものの、一人は不服申し立てして無罪を勝ち取っています。
オンラインカジノの未来のためによくやった!といいたい。
いま私がオンラインカジノで遊べているのは、この方のおかげと言えそうです。
最後に、ここ最近ニュースを賑わせているリアルカジノネタについても触れておきます。
IRカジノ法案が成立してるからカジ旅で遊んでも大丈夫?
2016年末にIRカジノ法案が成立・施行されました。
それ以降全国各地でカジノ誘致合戦がおこったのも記憶に新しいのでは。
現在は大阪がほぼ確定、長崎と和歌山が1歩づつ前進中と言った感じですね。
で、このIRカジノ法案が成立したことでカジ旅のようなオンラインカジノも堂々と遊べるのでは?と思った人も中にはいるでしょう。
当初は「カジノ法案」と使われることが多く、より勘違いしやすい状況を生み出していました。
国側もマズいと思ったのか「IRカジノ法案」として使うように言っています。
そしてこの法案ではオンラインカジノについて一切触れられていません。
あくまでもリゾート開発においてカジノ施設を合法化するためのもの。
「賭博罪は適用外にする」という特別法が定められているものです。
ギャンブルとしてのカジノサービスを合法化するものではありません。
ここまでカジ旅に違法性がないことを解説してきました。
安心して遊べるオンカジです。
ぜひ遊んでみてください。
遊べるゲームについても紹介しています。
まとめ
個性的なオンラインカジノ「カジ旅」の違法性、遊んでも逮捕されないのか、について解説しました。
カジ旅自体に違法性はないと言えます。
ただ日本で遊んでても逮捕されないか、は今後の法律しだいですね。
また上でも触れたように、警察は証拠不十分でも無理やり理由を作り出して逮捕に動くことがあります。
さらにオンラインカジノを目ざわりに感じるようになったら、むりやりこじつけて逮捕に動う可能性がないとは言い切れません。
とはいえ、裁判で不起訴を勝ち取っている事例から遊んでも罪に問えないのは明白。
普通にスマホでカジ旅を遊んでいるくらいでは問題ないと言えるでしょう。