マカオのカジノにはひっきりなしに土日祝日たえずゲストが訪れます。
このため、運営側としては一過性に過ぎない観光客よりも毎日通い詰める常連の方を大切にする傾向がみられます。
それだけに、たまにしか訪れない日本人観光客が常連と変わらぬVIP待遇を受けるには、いろんな条件をクリアする必要があるのです。
そこでマカオのカジノで日本人がVIPサービスを受けるためのポイントを解説していきます。
目次
マカオカジノでVIPサービスを受けるには?
※重要なお知らせ
2021年~、マカオのカジノ業界でVIPサービスを展開し幅を利かせていたジャンケット集団の摘発が相次いでいます。
マカオカジノの多くは特定のジャンケットにVIPルームを貸し出して運営を任せる形態が多かったこともあり、現在はそのサービスを大幅に縮小していると言えるでしょう。
売り上げもVIPプレイヤーからの利益が収益全体の7~8割を占めていたにもかかわらず、現在は2割ほどまで落ち込んでいる状態です。
よって以前ならジャンケットを見つけるか紹介してもらってVIPサービスを受ける形態が多かったんですが、ガラッと様変わりしています。
2022年に入ってからも中国当局の圧力の影響でカジノ収益の改善もみられない状況。
以前のような活気あるマカオは政府の方針が変わらない限り戻ってこないように思えます。
もしマカオ観光を予定しているならシンガポールのマリーナベイサンズや韓国のパラダイスシティ・セブンラックなど同じアジア圏のVIP待遇がある施設をおすすめします。
今後も最新のVIP事情がわかりしだいまた追記していきます。
マカオには複数のカジノがあります。
そして宿泊施設などと一緒になっています。
それらカジノホテルではそれぞれでVIPサービスが提供されています。
そこでマカオのVIP事情や有名なカジノホテルについて紹介していきます。
マカオカジノでVIP待遇を受けるには?

VIPクラブに入会しよう
マカオのカジノではVIPカードを持っていないとVIP用の部屋に入れません。
また部屋によって専用のVIPカードが必要なことも。
入る際にはおおむね200万円ほどのお金を預ける必要があります。
ハイローラーのレベルからすると微々たる金額ではないでしょうか。
そこから賭け金分を必要ですが、バカラの最低賭け金を考えると最低でも100倍の500万円くらいは欲しいところですね。
VIP会員はキャッシュバックもあり
VIPになることで通常なら配布されないキャッシュバック特典もついてきます。
スタート時は0.6%程度なんですが、遊ぶほど還元率が上がっていきます。
どうせ遊ぶならVIP会員になっておくほうがお得なのは間違いありません。
最低賭け金でVIPか判断している
まずは、最低掛け金です。
どんなカジノでも賭け金に制限はないので、お金持ちでなくても気軽にゲームに参加できます。
特に初心者は最初から大金をかけようものならルールすらまともに理解していない上に、他のプレイヤーが手練れのためまず勝つことは不可能です。
このため、最初は少しずつ賭けていくのがセオリーですが、ことベネチアンマカオに限り、運営側はお得意様かどうか判断する一つの根拠に最低掛け金を上げています。
つまり、この最低掛け金を一定額以上かけておかないとまともに相手をしてくれなくなるのです。
最低掛け金も一定額ではない
掛け金は一定額とは限りません。
運営が調子良いときは他のお客さんの掛け金を元手にしばらく運営できるため、一人頭そこまでの掛け金を必要としないのが現実です。
運営側も著しく儲けてしまってはお客さんの反感を買うことを理解しているので、危ない橋を渡ろうとはしません。
一度このような評判が立ってしまうと、信用を取り返すのに多大な時間と労力が必要となります。
噂の火消しに躍起になっている内に類似ライバル店にお客さんを奪われることもしばしばあるのです。
週末や季節に変わり目に最低掛け金が変わる傾向がみられる
傾向としては、週末や季節の変わり目に最低掛け金額が変動します。
よほどのプロでなければこの額率が低い時を狙って勝負しましょう。
とはいえ、たまたまその季節にあたっていればいいのですが、頻繁にマカオへ行ける人でないなら運に頼るしかないですね。
店員に好まれる毅然とした行動をみせる
店員と仲良くなっていれば良いのですが、店員も誰とでも仲良くなったりはしません。
店側及び店員にとって、利用する価値のある人物だと認められてからようやくそのようなプレイヤーに役立つ情報を手に入れられるのです。
観光している間は毎日訪れるのはもちろんですが、仮にスッカラカンになってしまったら、手持ちぶさたでその場にぶらぶらせず、すぱっと切り替えて退店する姿が彼らの心を打ちます。
毅然とした態度がカジノ運営にも好まれるので、このようなスタイルで勝負するようにしましょう。
軍資金はたくさん持っていく
また、軍資金を出来るだけたくさん持って行きましょう。
ハイローラーは1億円くらいは持って行くようです。
通常の勝負は大金をかけることはそこまで多くありませんが、VIP待遇を目指すのなら早い段階で運営側にその意志を大ばくちによって見せつける必要があります。
一種のパフォーマンスです。
運営が最もプレイヤーに期待していることは勝つことでも負けることでもありません。
大ばくちの状況を作り出してもらうことです。
これにより、マカオのカジノでしか味わえないスリルをプレイヤーが味わうことが出来るとライバル店に大きな宣伝になります。
前述したように一旦広まった噂は瞬く間に業界内外に拡がるので、長い目で見るとかなりの顧客効果が生まれるのです。
マカオカジノの基本ルール
年齢制限は?
21歳未満は入場できません。
アジア人は若く見えることも多いのでチェックされるものと考えパスポートは持参しましょう。
服装は?
ラフすぎなければOKです。
ダメージジーンズや短パンにサンダル、汚れた服装などでなければ入場できるでしょう。
他のお客さんが不快に感じないかどうか?がポイントです。
なお監視カメラなどで不正を管理する都合上、サングラスやマスク、防止など顔が隠れるものはNGです。
この辺はラスベガスなどほかのランドカジノでも共通ですね。
中国は監視社会になっているため、顔情報でいろいろ識別されます。
携帯電話の使用は?
撮影などはNGですが、どうしても取りたいときはスタッフに聞いてみましょう。
電話や何か作業をするなどはほかのお客さんの迷惑にもなりますし、不正行為を疑われて退出させられる可能性もあります。
時間をチェックするくらいの使い方しかできないでしょう。
アルティラマカオのカジノとVIP事情

※中国のジャンケット集団摘発により2021年よりVIPサービスが縮小され、一般向けに戦略を切り換えたようです。
マカオのタイパ島北部エリアにある5つ星カジノホテル「アルティラマカオ」。
これまでに数々の受賞歴もあるVIP向けホテルです。
ここは他のカジノホテルよりとくにVIPサービスに特化しているのが大きな特徴。
一般客も利用できるんですが、通常プレイヤーは1階フロアのみという扱いです。
ミニマムベットも1500円くらいからなので遊びやすい設定。
とはいえ一般利用だと泊まるだけでも肩身が狭く感じますね(汗)
で、2~37階までのハイリミットフロアはVIP専用となっている徹底ぶり。
(全部の階がカジノ施設ではありません)
2階から上に行くほどハイエンドなVIP向けとなっていきます。
ベネチアンマカオのVIP事情

人気の「ベネチアンマカオ」ではこんな感じです↓
- 初回入金額 20万香港ドル(約320万円)
- 入会時パスポートが必要
- バカラの最低賭け金 3000香港ドル(約48000円)
- ルーレットの最低掛け金 2000香港ドル(約3200円)
など
※追記
従来までは紹介が必要だったのですが、のちほど条件が緩くなったようです。
紹介なしに100万円ほどを預けるだけでVIPフロアで遊べるようになりました。
それくらいなら一般人でもちょっとがんばれば達成できるレベルですね。
マカオ最高級ホテルのVIPサービスを体験できるチャンスと言えます。
ウィンマカオのVIP事情
VIP待遇を受けるにはカジノで500万円ほど使う必要がありましたが、現在の状況はわかりません。
ウィンマカオはマカオカジノ内でも特にVIP比重が高いカジノだったこともあり、中国政府の政策転換によって大ダメージを受けました。
現在どのような戦略を図っているのか詳細は不明ですが、今後の動向が注目されます。
マカオカジノでVIP待遇を受けるメリットとは?

ここまでしてでもVIP待遇を得た方が良い理由がいくつか有ります。
VIPルームへ招待
1点目はVIPルームに招待してもらえるという特典です。
一般プレイヤーの目にとまる場所すべてがカジノが提供するゲーム場ではありません。
店の奥には限られた人しか遊ぶことが出来ないゲームがたくさん有ります。
それは総じてレートが高く、一夜にしてこれまでの負けを取り返すことが出来る場です。
世界中のばくち打ちにとってそれまでの借金をあっという間になくせるのであれば、誰しもこぞってその勝負の場につくことでしょう。
セキュリティの問題など店側が信用に足る人間と認めない限りその場に近づくことさえ出来ないので、これだけでも大きな待遇と言えます。
調子のよい台を教えてくれる
2点目は調子が良い台を教えてもらえること。
それが顕著に結果として表れるのがスロットになります。
カジノで勝つために最も必要な物は情報収集能力です。
あくまで仕事なので、店員としても確実に稼げるかどうかまでは言及しませんが、どの台がつぎ込まれていてしばらく出ていないか、また、細かな設定日、解放日などの情報であれば限られたVIP会員であれば教えてもいい場合があります。
そのような人と仲良くなっておくことで一気に勝ちやすくなります。
プレイヤー側は店側と比べて非常に立場は低いです。
このため、複数の店員にVIP会員だと認められることによって、彼らから得られる情報の相互比較が出来ます。
リムジンでの送迎もあり

マカオのホテルまでの送迎など、移動の際にはリムジンでお出迎えしてくれるサービスもあります。
店員への対応も臨機応変に変えていく
あまりにも精度が悪い情報しか提供しない店員に対しては距離を置きましょう。
これにより、お得意様から見放されていると運営が見なして重要な仕事を任せません。
そうなると店員としては飯が食えなくなってしまうので、より一層プレイヤーに肩入れすることになります。
一旦正常なサイクルを創り出してしまえば、それを適度にローテーションすることによって維持すれば良いのです。
マカオに来る旅に一定額お金を投じさえすれば運営との信頼関係は崩壊しないので、他のお客よりも優位な立場でカジノ勝負出来ます。
マカオのVIPサービスの現状
2020年頃まではジャンケットと言うVIPサービスを提供する組織が幅を利かせていました。
ジャンケットはマカオカジノだけでなくシンガポールやオーストラリアなどでもVIPサービスを提供している専門の会社です。
そしてカジノホテルの一室を借り切って特別なVIPサービスを提供する役割を担ってきました。
そのVIPルームに入るにはジャンケットを通じてしか入れないため、まずはジャンケットと知り合いになる必要があったんですね。
でもここまでに何度が触れてきたように中国政府がジャンケット組織にメスをいれ、多くが摘発されてしまったんです。
ジャンケットたちはマネーロンダリングの温床にもなっていたためこのような結果に。
そしてマカオのカジノホテルたちの多くが頼っていたため大ダメージを受けています。
コロナによる影響もありましたが、それよりもジャンケットがいなくなったことによるマイナスの方が影響大と言えるでしょう。
よってこれまで5つ星・4つ星のカジノホテルたちも方向転換を余儀なくされています。
いま行ってもカジノは楽しめますし、一般客はそこまで異教がないとは思います。
が、トップクラスのハイローラーが以前と同じようなサービスを受けられるか?はわかりません。
空港からの送迎、部屋の手配、お金の建て替えなど細かなVIPサービスを担っていた集団がいなくなってしまったわけですからね。
いまからVIP待遇を求めるならラスベガスやシンガポールなどマカオ以外がおすすめです。
オンラインカジノでもVIPサービスが受けられます
スマホで手軽に楽しめるオンラインカジノは世界に2000サイト以上あると言われています。
その中で日本語対応のオンラインカジノは数十社。
さらにその中でハイローラー向けのVIPサービスがあるところもいくつかあります。
とくにおすすめなのは次の2社↓
・エルドアカジノ(ELDOAH CASINO)
・ビットカジノ(BIT CASINO)
どちらもオンカジで一番面倒な入出金部分をスムーズに済ませられる点が好評です。
もちろんディーラーと対面で遊べるライブ形式のバカラやブラックジャックなども充実。
また1000万円以上の高額ベットに対応するテーブルもあり、ハイローラー向けのスペックを備えています。
それならどっちがいいのか?ですが、日本円かビットコインで入金するならエルドア、ビットコイン以外の仮想通貨で遊ぶならビットカジノがおすすめです。
エルドアカジノのVIPサービス
・ランク制度「VIPプログラム」あり
・ランク毎に還元率が上がるリベートボーナス制度あり(毎日キャッシュバック)
・上位ランクになると出金申請で優勢的に処理される
・最速で最上位ランクに昇格できるキャンペーンあり
ビットカジノのVIPサービス
・完全招待制の特別VIPあり
・ランク制度「ロイヤリティプログラム」あり
・専属サポートあり
・旅行へ招待あり
・特別キャンペーンあり
特別VIPの招待条件は明かされていませんが、まずはランク制度で最上位に上がることが近道です。
まとめ
世界一のランドカジノ規模を誇るマカオのカジノでVIP待遇を受けるために必要なこと、気をつけたいポイントを解説しました。
なにはともあれ、一番大事なのは賭け金として使うお金の額です。
やはりお金を多く使う=お店に利益をもたらしてくれるゲストが優遇されるのはカジノに限ったことではありませんからね。
気前よくベットする、ゲームに買ったならチップをはずむ、などマカオのカジノ側や働くスタッフに好まれるお金の使い方をしましょう。