マカオのカジノ収益を世界一に押し上げた原動力とも言えるジャンケット(Junket)業者たち。
10年前には200社以上あったものの、現在では40社以下になるまで減っています。
そんなマカオで活動するジャンケット業者について解説していきます。
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マカオで登録済みのジャンケット業者
マカオではジャンケット業者に対して免許制を敷いています。
そして、毎年当局(DICJ)に認められているジャンケット業者だけが営業できる仕組み。
また、マカオ政府はその年の免許取得業者数を公開しています。
2023年は36社が登録されていました。
2024年にはさらに減少し18社になっています。
なお、マカオ当局に認可されている具体的な業者名は不明です。
マカオ市内のジャンケット事情
2024年に18社まで減ってしまったマカオのジャンケット業者。
2021年が85社、2022年が42社だったため、2022年にかなりのジャンケット業者が免許を取得できなかったか、マカオから撤退した、または事業を締めたようです。
2013年に過去最大の235社ものジャンケットが認可されていましたが、それ以降毎年数を減らして2023年は36社、翌年の2024年は18社に減少しました。
なお、マカオのジャンケットの中でも特に大手だった次の業者などは、市内を回ればかなりの広告を見かけられましたが、現在は出稿していません。
- サンシティ
- タクチュン
- ゴールデン
- メグスター
- ネプチューンカントン
とくに2021年の年末には最大手だったサンシティグループの元CEOが逮捕されました。
マカオ全体収益の45%を稼いでいたと言われる大きなジャンケットグループだっただけに、しばらくマカオの復活はないのでは?と心配されました。
ですが、現在は売り上げもかなり回復してきています。
ジャンケット業者数とマカオカジノの売り上げ推移
年度 | ジャンケット数 | マカオカジノ売上 |
---|---|---|
2013年 | 235社 業者数は213 ※過去最大 | 3607.49億パタカ (約6兆3881億円) ※過去最大 |
2014年 | 217社 | 3515.21億パタカ (約6兆2247億円) |
2015年 | 183社 | 2308.40億パタカ (約4兆0887億円) |
2016年 | 141社 | 2232.10億パタカ (約3兆9526億円) |
2017年 | 不明 (130社ほど) | 2657.43億パタカ (約4兆7058億円) |
2018年 | 不明 (110社ほど) | 3028.46億パタカ (約5兆3628億円) |
2019年 | 不明 (100社ほど) | 2924.55億パタカ (約5兆1788億円) |
2020年 ※コロナ禍発生 | 95社 | 604.41億パタカ (約1兆0703億円) |
2021年 | 85社 | 868.63億パタカ (約1兆5382億円) |
2022年 | 42社 | 421.98億パタカ (約7472億円) |
2023年 | 36社 | 1830.59億パタカ (約3兆1976億円) |
2024年 | 18社 仲介パートナー許可は8名 | - |
過去最高の売り上げを記録したのは2013年。
ジャンケット業者数も最大でした。
そして、マカオ全体の売り上げに占める割合も66.1%に。
(参考データ:国立情報学研究所)
それ以前には70%を超えていた年もあります。
ただし、それ以降は急激に数を減らしていきます。
2020年には43.5%まで減少し、現在はさらに減っていることでしょう。
なお、2017年~2019年の正確なジャンケット業者数は不明ですが、参考データで掲載されていたグラフから読み取ったおおよその業者数なので、大きな差はありません。
マカオのジャンケット業者の独特なサービス形態
マカオ以外にもフィリピン、シンガポール、オーストラリアなどでジャンケット業者が活動しています。
ですが、マカオだけはカジノ施設内にジャンケットがVIPルームをレンタルして展開する独特な事業形態がありました。
それが、現在は中国政府の意向もあってなくなっているようです。
もちろん、マカオのカジノ事業者側が提供するVIPルームやフロアはあるので、ジャンケット業者としての本来の仕事「特別なお客さんへの接待とお金の管理」は問題なくできるでしょう。
ただし、自前でレンタルしたVIPルームほどは儲からないでしょう。
ジャンケットが提供するVIPサービス
- お金の送金
- お金の貸し出し
- チップの保管・管理
- ホテル代負担
- 交通費負担
- 飲食費負担
- その他VIP客の要望に応える
ジャンケット業者に預けた金額しだいで待遇内容は違ってきます。
高額な資金を預ければ、スイートルーム無料、飛行機代ファーストクラス無料など最大級のVIP待遇でおもてなししてくれるでしょう。
以前までのマカオジャンケットの業務
顧客の多くが中国人富裕層でした。
とくに中国の中抜きが当たり前の文化になっている公務員の多くが富裕層に名を連ねていました。
日本では考えられませんね(汗)
そんな公務員たちを含む富裕層は、中国ではギャンブルが禁止されているため一国二制度でギャンブルが禁止されていないマカオに遊びに行くことが多かったようです。
そして、中国政府に規制される前までは多くの中国人富裕層がジャンケットに1億円以上を預けていたようです。
なぜそんな資金を簡単に預けられるのか?
それは海外送金やマネーロンダリングが目的と言われています。
中国から海外へ大金を持ち出すための手段として使われていたんですね。
でも、2018年以降に中国でマネーロンダリングへの取り締まりが強化され、マカオの大手ジャンケット業者も摘発されています。
その結果、現在では以前ほどの存在感はなくなっています。
マカオのジャンケット業者に依頼するには?
マカオでライセンスを取得しているジャンケット業者との接触方法は公式サイトや紹介からとなります。
ただし、中国のサイトは日本からアクセスできないので基本的にできません。
IPアドレスを操作するなど特殊な方法でアクセスするしかないでしょう。
なお、日本にもジャンケット業者があります。
日本のジャンケット業者
日本のジャンケット業者は、大阪に1社「NINE & PICTURE’S 株式会社」があります。
ここはマカオのカジノとも提携していて、次のカジノでサービス提供しています。
- サンズ マカオ
- サンズ・コタイ・セントラル
- バビロン カジノ
- パリジャン・マカオ
- ファラオ カジノ (ランドマーク マカオ)
- プラザ カジノ (フォーシーズンズ マカオ)
- ベネチアン マカオ ホテル & リゾート
- レジェンドパレス
マカオカジノの象徴とも言える「グランドリスボア」は含まれていません。
ですが、ラスベガス大手のサンズが運営する「サンズマカオ」や、ヴェネチアを模した人気カジノホテル「ザヴェネチアンマカオ」は含まれています。
マカオのジャンケットについてよくある質問
- 信頼性・安全性は大丈夫?
- 依頼すればVIPルームで遊べる?
- 手数料はどれくらい?
- 日本語対応してくれる?
信頼性・安全性は大丈夫?
基本的に問題ありません。また、カジノで負けてジャンケットからプレイ資金を借入した場合、その後きちんと返済しているなら問題ないでしょう。ただし、返済が滞ったり逃げたりすればどうなるかはわかりません。
依頼すればVIPルームで遊べる?
遊べます。業者に預ける金額しだいで対応は変わりますが、基本的にハイローラー向けのサービスなのでマカオでもVIPルームやフロアでプレイできるでしょう。
手数料はどれくらい?
ジャンケット業者によります。安ければ200万円くらいからのコースもあるようですが、これでは特別待遇のレベルも低いでしょう。
日本語対応してくれる?
ジャンケットしだいです。日本語が話せるエージェントがいて、希望すれば担当してくれるでしょう。
まとめ
マカオのジャンケット業者について解説しました。
以前ほどの輝きはありませんが、いまでもマカオで活動しているジャンケット業者はいます。
ある程度のお金を使う予定なら、最初からジャンケットに仲介役を依頼したほうが現地で快適に過ごせるのは間違いありません。
自分で調べたり手続きする時間と手間が惜しい人は、ジャンケット業者を活用することをおすすめします。