【NetBanQ事件】逮捕者がでたいきさつや警察の思惑、プレイヤーはどうなった?

NetBanQ事件

オンラインカジノプレイヤーの一人として、日本のカジノ関連事件を知っておこうといろいろ調べてます。

先日調べたゴールドラッシュ事件
【ゴールドラッシュ事件】全国初のインカジ逮捕事件のいきさつや警察の思惑は?

で、今回は「NetBanQ事件」をチョイス。

ネットでバタンキュー(古)したかのような縁起悪そうなネーミングが素敵。

調べてまとめた結果はここから↓

NetBanQ事件ってどんな事件?

NetBanQ事件とは2016年に起こった事件で、賭博罪においてオンラインカジノが初めて関わった案件です。

初めてと言ってもたった3~4年前でしかないんですけどね。

まだまだオンラインカジノの歴史は浅い。

でも、オンカジが日本で利用者急上昇しはじめたのもこの頃からだったはず。

結果は残念でしたが、すぐにビジネスに結び付ける貪欲さは見習いたいものです。

2016年2月、決済サービス「NetBanQ」運営者が逮捕される

NetBanQ公式ページ

事の始まりは2016年2月に決済サービスである「NetBanQ」、その運営者が逮捕されたというニュースが流れた事からとなります。

決済サービスと言っても、NetBanQの場合はオンラインカジノが利用できる国内口座サービスでした。

このサービスの運営者たちは「不特定多数の利用者、もとい客に口座への振り込みをさせてオンラインカジノのバカラやブラックジャックなど様々な賭博をさせた」というのが警察の発表です。

その仕組みは先述したように容疑者たちがつくった口座に現金が振り込まれ、その振り込まれた現金をオンラインカジノ内で仮想のコインに換金し、客の指定があれば再び換金した口座から客の口座に払い戻ししていったとされています。

つまり、パソコンを通じて賭博行為をしていたというわけです。

2015年10月、千葉県警が無職男性を逮捕したことがきっかけ

このニュースでは逮捕された容疑者は当時さいたま市に住んでいた50歳の通信会社役員と蓮田市に暮らしていた自称会社員の43歳だった男性の2人ですが、その発端は2015年10月までに遡ります。

2015年10月、警察、もとい千葉県警サイバー犯罪対策課は兵庫県の無職の男性を逮捕しました。

容疑はインターネットオークションで偽エラーコインの発売をしていた事ですが、男性を調べているうちにオンラインカジノの利用者であった事が判明し、そこから運営者たちの存在が浮き彫りになったわけです。

運営者たちへの容疑は常習賭博、2012年11月28日から2015年10月14日までの間に不特定多数の客にギャンブルをさせ、約10億4400万円の収益をあげさせた事に尽きます。

正確には全国規模で1600人におよそ23億2800万円の現金を使わせたとされており、当初は管理していた口座には約1億2250万円があった事などから犯罪収益移転防止法違反の疑い、すなわち詐欺で逮捕されました。

しかし決済サービスの仕組みが明らかになった事で、賭博罪が適用されたのです。

その後事件は、海外に在住の日本人男性とシステムの管理をしていた30代から50代の男性3人を警察が把握したため、調査が続行されていきます。

同時に押収したデータから利用者、もといプレイヤーたちの情報を入手し、それを元に任意での調べもしました。

実はプレイヤーたちへの捜査は2015年年末から在宅捜査が行われており、最終的にNetBanQを使用していたプレイヤーたちは書類送検となっています。

書類送検後は単純賭博罪により、略式起訴の罰金刑で10万円から20万円支払う事になりました。

一部プレイヤーは控訴し不起訴になっている

NETBANQ事件の不起訴

しかしプレイヤーのなかにはこの判断を不服とし、裁判で抗った人もいます。

結果、不起訴、すなわち無罪を勝ち取っています。

これにより現在の法律ではプレイヤーという立場は完全なブラックにはならない事を意味したわけですが、それならどうして運営者たちは完全なブラックになってしまったのか、その原因は国内でサービスを運営していたからです。

オンラインカジノでの賭博行為は大丈夫なの?

現在日本でのネットでもオンラインカジノへのアクセスは可能で、現金のやり取りは行えます。

しかしその決済サービスは海外で運営されているのが常です。

そのため現状の国内の法律では取り締まりの対象にならないわけですが、NetBanQは国内で運営されていたので警察の逮捕の対象になりました。

いまのところオンラインカジノは賭博罪に該当しない

本来であれば国内の賭博罪を適用するには、胴元であるカジノ側とプレイヤー側の両方が「違法性がある」と立証しなければ成立しないものです。

よって日本でプレイしていても、運営は海外のオンラインカジノは日本の賭博罪で取り締まれないわけですね。

NetBanQ運営者も賭博罪には該当しない可能性が・・・

NETBANQ 冤罪

賭博罪はカジノ側あるいはプレイヤー側のどちらかが海外にいれば立証できないのですが、この事件では「NetBanQという決済サービスが賭博を幇助した」とし、逮捕に至りました。

けれどもあくまで決済手段でしかないため、運営者たちは「サービスを行っていたが賭博には当たらない」と主張しています。

その主張に対して警察は先述した「賭博を幇助した」と発表しましたが、巷では「警察はそう言い張るしかなかった」という見解が主です。

NetBanQ側はカジノ運営をしたわけじゃないので、ちょっと苦しいといえますね。

正式な発表はされていませんが、警察側は2015年に逮捕された利用者から明らかになった決済サービスを胴元だと勘違いしてしまい、蓋を開けたらあくまで決済サービスでしかなかったものの「ある意味で胴元とみなして成果を上げたかったのではないか」という推測が囁かれています。

事件はその後も海外に在住していた日本人の男性を主犯とし、帰国したところで捕まえたというニュースなどが流れましたが、今のところは落ち着いた状態です。

いずれにしてもプレイヤーだったとしても巻き込まれる可能性があり、たとえ罪を自ら認めて罰金を支払えば裁判を行わずに判決が出る略式起訴の扱いを受けたとしても軽犯罪者というレッテルを背負わなくてはなりません。

この事件は警察の勇み足なところもあるものの、オンラインカジノに関わる事で罪に問われる可能性を示唆した案件でもあります。

これからオンラインカジノをプレイするなら、オンラインカジノサイトだけでなく決済サービスも海外運営のものが安心できるといえます。

といっても、いま日本人に人気のオンラインカジノは海外の決済サービスしか対応していないので気にせず使えますけどね。

まとめ

決済サービス運営者が逮捕された「NetBanQ事件」について調べたことをまとめました。

こんなこと知っても1円も稼げませんが、日本のカジノの歴史はこれから始まるわけですし、1つの歴史・知識として知っておくと危険を察知しやすくなると思います。

遊んでて逮捕されたらたまったもんじゃないですからね。

その点オンラインカジノは現状安心して遊べるもの。

私もハイローラー目指してちょくちょくプレイしていこうと思います。