オンラインパチンコは違法?換金や景品交換はできる?おすすめサイトも紹介

オンラインパチンコ アイキャッチ画像

いまでは公営ギャンブル(競馬・競輪など)もオンラインで券が買えますし、ライブ中継も提供されていてネット上で楽しめるようになりました。

ギャンブル好きにとっては便利な世の中ですね。

また海外で誕生したオンラインカジノもここ数年で日本語対応がすすみ国内プレイヤーが増えてきています。

一部のオンカジはCMをうつまでになりさらに増えていくのは間違いなさそうです。

こんな感じでほかのギャンブルはオンライン化が進んでいますが、日本最大の市場を持つ(もはや持っていた?かも)パチンコ業界はなかなか進んでいません。

店舗数も全国に2万店あったのがいまは半減し1万店を切ってきています。

そして日本ではIR法案(通称カジノ法案)が施行されたこともあって、パチンコ業界はますます右肩下がりの業界になっています。

パチンコ業界の売上高はいまのところ世界上位のリアルカジノがあるマカオやラスベガスを足した額より大きいんですが、いずれ抜かれそうですね。

じゃあパチンコもオンライン化すればええやんって思って探してみたらあるもんです。

そこでオンラインパチンコの仕組みや違法性、景品関係の処理がどうなっているのか?など気になるポイントをまとめました。

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オンラインパチンコの種類は2つ

オンラインパチンコには次の2種類あります↓

  • アミューズ運営のオンラインパチンコ(サービス終了)
  • ビデオゲーム形式のオンラインパチンコ

1つはアミューズと言う企業がやっていた本物のパチンコ台をネット上で画面を見ながら打つタイプ。

もう1つはスマホなどでオンラインパチンコサイトにアクセスして楽しむビデオゲーム形式のパチンコです。

それぞれどんなサービスなのか解説していきます。

※サービス終了
アミューズ運営のオンラインパチンコとはどんなもの?

アミューズ運営のオンラインパチンコの仕組み

オンラインパチンコの仕組み

アミューズって企業が2年ほど運営していたオンラインパチンコ。

スマホ画面にテレビゲームみたく表示されるパチンコゲームでは本来の楽しみ方はできないのが難しいところですが、そこは「パチンコ台をオンラインでつないで動画をみながら遠隔操作する」っていうけっこう原始的な方法でクリアしてました。

けっこう力業です(笑)

なんだか運営側の準備が大変そうですが、これならテレビゲームとは違うのでパチンコっぽい。

ネット回線が安定していないとラグなど気になりそうですが・・・。

でもそんなオンラインパチンコも残念ながら2019年11月にサービス終了してしまってます。

うまくいかなかったんですね。

ただ曲がりなりにも2年運営していた以上ある程度の実績はあります。

ではパチンコの醍醐味でもある換金はどうなっていたのか。

日本でやると違法になるので気になるところです。

今後似たようなサービスが出てこないとも限りませんからね。

その点については次の項目で増えていきます。

アミューズ運営オンラインパチンコは違法?遊んでも逮捕されない?

オンラインパチンコで逮捕の可能性

単にオンライン上で別の場所にあるパチンコ台を遠隔操作するだけなら違法でも何でもありません。

ですが、ギャンブル=お金を稼げるかどうか?がポイントですね。

パチンコで勝ってゲットした出玉をどうしていたのかしだい。

そこは短いながらもオンラインパチンコを運営していたアミューズさんも四苦八苦していたようです。

勝ったときの換金や景品交換はどうなっていた?

この点に関してはパチンコ玉の購入は「遊技ポイント」で、また景品交換は別のポイントを用意し、それ使って景品抽選応募制にすることで法の網をかいくぐっていたようです。

抜け道はあるものですね。

まぁパチンコの三店方式っぽくすれば違法性はなくなるでしょう。

風営法は問題なかったの?

アミューズさん側の発表では「グレーゾーン解消制度」を利用した結果「風営法には該当しない」との確認が取れたようです。

「グレーゾーン解消制度?なにそれウマいの?」って感じですね。

まあ制度自体に興味ある人はきっといないと思うのでスルーしますが、簡単に言うと「いまやってるグレーな事業が白黒どっちか国家公安委員会に聞ける制度」です。

知りたい人はこちらで国側の回答と制度解説があるのでお読みください。

【結論】アミューズ運営オンラインパチンコは違法ではない

オンラインパチンコに違法性はなし

ってことで、アミューズさんが運営していたオンラインパチンコは違法ではありませんでした。

はじめての事業だけに準備から違法性の確認まで大変だったと思います。

終わってしまったのは残念ですが、オンラインパチンコに限らずその情熱を活かして活躍してもらいたいですね。

今後リアル機体を使ったオンラインパチンコはどうなる?

今後別のオンラインパチンコサービスが登場したらどうなるかわかりませんが、少なくともこの事例を参考にするはず。

というか、日本でも営業できているオンラインカジノみたいにすればいいだけ。

オンカジは海外で合法的に運営されているので、同じように海外にパチンコ台を持って行ってそことオンラインでつなげれば堂々と換金や景品交換ができます。

送料等は非常に厄介ですが・・・。

また日本では賭博罪という法律がありますが、これによって逮捕するにはサービス提供側と遊ぶ人の両方を罪に問わなければいけません。

でも国外運営のサービスなら日本の法律ではどうにも対処できないので違法ではなくなります。

結構強引なやり口ですが(汗)

それでもオンカジが堂々と遊ばれている現在ならやれないことはないでしょう。

ってなわけで、お隣韓国あたりで誰か始めてくれないかな?

距離が近い分ネットの遅延も少ないだろうし。

ビデオゲーム形式のオンラインパチンコとはどんなもの?

ビデオゲーム形式オンラインパチンコの仕組み

先に紹介したアミューズのオンラインパチンコとの違いはこちらはただのゲームであること。

スマホやパソコン画面上でパチンコのゲームプログラムが動いているだけです。

そして大きく分けると

  • 換金可能なもの
  • 換金性のないもの

に分かれます。

換金性がないオンラインパチンコゲームであれば違法性はありません。
(エロ要素などが入ってくれば年齢制限も発生しますがここでは考慮せず)

スマホアプリなどで遊ぶのと何ら変わりません。

ただし換金性のあるオンラインパチンコだと話は別。

ギャンブル運営するための手続きも必要になりますし、サービス提供する国の法律も関わってきます。

ビデオゲーム形式オンラインパチンコの違法性

世界には数多くのオンカジやブックメーカーといったインターネット上で楽しめるギャンブルがあります。

オンラインパチンコもその1つですね。

そしてこういったネットギャンブルを運営するには法律でサービス提供を認めている国で発行しているライセンスを取得しなければいけません。

ライセンスには次のようなものがあります↓

  • マルタライセンス(マルタ共和国)
  • ジブラルタルライセンス(ジブラルタル)
  • マン島ライセンス(マン島)
  • パクゴーライセンス(フィリピン)
  • キュラソーライセンス(キュラソー)
  • カナワケライセンス(カナダ)

ほかにも世界数十カ国が発行しています。

これらライセンスをどれでもいいので1つ持っていなければ、そのオンラインギャンブルサイトは違法です。

なお日本にはオンラインギャンブルのライセンス制度がないため運営できません。

もし日本国内の企業がオンラインパチンコサイトを運営していたら完全に違法ですね。

日本国内でオンラインパチンコを遊んだ時の違法性について

現在いくつものオンラインパチコサイトが実際に遊べる状態です。

それらオンラインパチンコサイト自体は海外でライセンスを取得しているため違法性はなし。

でも日本ではライセンスを発行していないのに遊んでも問題ないのでしょうか。

この点については日本の刑法にある「賭博罪」が適用できるかどうか?がポイントです。

賭博罪の適用条件は次の2つ↓

  • オンラインパチンコ運営企業の拠点が日本国内にある
  • 日本国内に住む人がそのサイトで賭博行為をした証拠がある

これらを両方満たした状態になると違法となり逮捕されてしまいます。

よって遊ぶオンラインパチンコの運営側がどこに拠点を置いているか?が最大のポイント。

たいていライセンス取得国に拠点があるため本来は問題ありません。

でも日本語サポート窓口用に日本人を雇うため国内に拠点を置いていたりすると賭博罪の条件を満たしてしまいます。

すべて海外になければいけません。

なので遊ぶオンラインパチンコのライセンス有無だけでなく拠点がどこにあるのか?も自分の目で確かめておくことをおすすめします。

なお、たまに電話サポート対応しているところの電話番号が東京03から始まっていたりしますが、転送サービスを利用しているだけなので国内に拠点があるわけではないようです。

と言いつつ実は東京に事務所があったりするとアウトですが、そこは調べようもないので信じるしかないでしょう。

というわけで現状の法制度下でオンラインパチンコを遊んでも問題ないわけですが、賭博罪で逮捕されてしまったらどんな罰則になるのか?はこちらで解説しています↓

ビデオゲーム形式オンラインパチンコの換金や景品交換

リアルのパチンコなら三店方式によってほぼその場で出玉を換金できます。

ではオンラインパチンコではどうやっているのか。

主な形態は2パターンあります↓

  • 換金性の高い景品と交換し自分で換金
  • リアルマネーで直接プレイし出金もリアルマネー

多くのオンラインパチンコはそのサイト内でしか使えないポイントなどの専用コイン・通貨を購入することで遊ぶ仕組みです。

そしてパチンコで稼げたなら、そのサイト内通貨を価値のある景品に交換します。

それら景品の中には換金性の高い「プリペイドカード」なども含まれているため、あとは客側で売ったりして現金化することが可能です。

でもちょっと面倒ですね(汗)

せっかく稼げたとしても「明日が支払い期限」って状況なら間に合わないでしょう。

そんな中で最近は換金可能なサイトも登場しています。

日本ではオンラインカジノが次々登場してユーザー数を増やしていますが、運営形態は似たような感じですね。

海外のギャンブル用ライセンスを取得して合法的に運営されています。

ではおすすめのオンラインパチンコサイトをいくつか紹介していきます。

遊ぶ際の参考にしてください。

おすすめオンラインパチンコサイト/アプリ

  • EL DORADO(エルドラード)
  • 777TOWN.net
  • KYORAKU サプライズらんど
  • ななぱち

それぞれの特徴を解説していきます。

EL DORADO(エルドラード)【換金可能なオンラインパチンコ】

オンラインパチンコ EL DORADO(エルドラード)

2021年にオープンした換金できるオンラインパチンコです。

アバターを作り店舗内にずらっと並んだ機種から選んで遊ぶ現実に近い感じになっています。

現状ではほぼ唯一と言っていい換金可能なオンラインパチンコですが、人気しだいでは今後続々と誕生していくことでしょう。

入金はクレジットカードや銀行振込、仮想通貨、海外の決済サービスを利用します。

  • 銀行振込
  • クレジットカード(VISA/MasterCard)
  • iWallet
  • ecoPayz
  • STICPAY
  • VenusPoint
  • Wlandpay
  • bitcoin(BTC)
  • ehereum(ETH)
  • tether(USDT)

なお本人確認書類の提出は必要です。

運営に当たり海外のギャンブルライセンス(フィリピンのPAGCOR)を取得、ゲームは第三者機関の監査を受けるなど完全にオンカジと一緒です。

よって違法性もありません。

エルドラードの評判は?
  • うるさくなくていい
  • スマホで遊べるのが便利
  • アフィリエイトが露骨
  • 出金は24時間以内に着金

スマホで遊べるのでパチンコ店内の騒々しい音もなく落ち着いて遊べるのはメリットですね。

それがいいって人もいるとは思いますが。

あとエルドラードは登録すると紹介コードがもらえるので紹介料で稼ぐことも可能。
(アフィリエイト)

ただし宣伝が露骨すぎる点に対して不満の声が上がっていました。

当サイトもオンカジを紹介しているので参考にさせてもらいます。

ほか出金関連の声を見たかったんですが1件しか見つからず。

それによると24時間以内には着金しているようです。

オンラインギャンブルの肝の部分なのでとりあえず安心感アップ。

とはいえ始まったばかりのサービスなのでまだまだ動向を注意深く見ていく必要はあるでしょう。

777TOWN.net【換金不可】

オンラインパチンコ 777TOWN.net

パチンコ台の会社として有名なサミーネットワークスが運営しているオンラインパチンコサイト。

2005年から始まっているかなり歴史のあるサイトですね。

機種は400以上と圧倒的。

無料と有料登録があり、無料は機種制限と時間制限あり。

有料版は次の3つのコースが用意されています↓

  • パチパチコース・・・1980円/月
  • パチスロコース・・・月額1100円/月
  • パチンココース・・・月額1100円/月

パチパチコースならパチスロとパチンコ両方を思う存分楽しめます。

機種は400以上あるため飽きることなく遊べるはず。

なおサイトでは「ドルバ」という独自コインを使います。

換金機能はありませんが、アバター購入や懸賞への応募などは可能です。

KYORAKUサプライズらんど【換金不可/アプリのみ】

オンラインパチンコ KYORAKUサプライズらんど

「KYORAKUサプライズらんど」は京楽産業が運営するオンラインパチンコサイト。

スマホアプリでリリースされているためどこでも遊べます。

プレイヤー数は10万人オーバーでたくさん人に利用されています。

アプリ内で遊べる機種は次の2社が提供しているもの↓

  • KYORAKU
  • OK!!

無料登録でも楽しめますが1機種だけなので、有料プラン(550円/月)がおすすめです。

なおアプリはアンドロイド版のみとなってます。

ななぱち【換金不可】

オンラインパチンコ ななぱち

「ななぱち」は「ハンゲ」というサイトが運営しているオンラインパチンコです。

無料でも遊べますが、機種が限定されてしまいます。

有料版の利用料は課金制なのでその人しだい。

また課金しないとせっかく出玉をゲットしても退席したらリセットされてしまいます。

もともと換金できないサービスなので困ったことにはならないとは思いますが、せっかく勝ったのに悔しい思いをすることになるかもしれません。

なお他のオンラインパチンコと大きく違うのは利用者用のコミュニティがある点。

特定条件クリアで得られる称号カードをトレードできるなど変わった仕組みも用意されています。

まとめ

オンラインパチンコの違法性や換金性について紹介しました。

オンラインパチンコは大きく分けて2種類あり、過去実際に営業していたリアルなパチンコ台をオンライン上で打てるようにしていた事業とブラウザやアプリを使ったオンラインゲーム形式のものがあります。

現在はゲーム形式のサービスのみとなっていて、換金可能なサービスも登場するなど今後は拡大していきそうな勢いを感じます。

私はパチンコ店の雰囲気が苦手でほとんどやったことありませんでしたが、オンライン上ならやってもいいかなと思えます。

オンカジのようにさらに新しいサイトが誕生していってくれるといいですね。