最近、オンラインカジノの投資商材を購入。
バカラとルーレットのを買ったんですが、いまはルーレットの方を検証しています。
そして最初に入金した1万円分はすぐなくなりました(汗)
で、しばらく紙上で半年ほど検証して再び現金ベットに戻しけっこうプラスになってきた段階です。
とはいえベット額が低いので大きな利益が出ているわけではありません。
が、検証時期も含めてそこそこプラスになっているため稼ぎ始める前に税金のことも考えておいたほうが安全です。
というわけでルーレットのオンカジ投資で得た稼ぎに課税される税金を計算しておくことにしました。
ルーレットに限らず、オンラインカジノで得た稼ぎの税金は同じ計算方法になるので参考までに。
目次
オンカジ投資で稼いだ利益に対する税金はいくら?
オンカジ投資で稼いだときの税金は「一時所得」で計算
ネットで調べると「雑所得」で計算するって書いてあるサイトもありましたが、幅広くチェックすると「一時所得」が限りなく正解に近い感じですね。
ぶっちゃけ大したことない金額なら管轄税務署によってはスルーされると思いますしどっちでもいいでしょう。
税務署員さんも忙しいでしょうし、手間をかけるなら税金をたくさん獲れるところを狙いますからね。
でもあとで修正しろと言われるのも面倒なので、「一時所得」で計算しておくのが良さそうです。
また一時所得にしたほうが控除分もあるのでおすすめ。
一時所得とは?
一時所得とは、営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外の所得で、労務や役務の対価としての性質や資産の譲渡による対価としての性質を有しない一時の所得をいいます。
(参照:国税庁HP「No.1490 一時所得 」)
いくらオンカジ「投資」といっても傍から見ればギャンブルでしかありませんし税制的にもそういう扱いです。
ただ単にオンカジ投資商材を売ってる側が「投資」と言ってるだけの話。
なのでオンカジ投資で稼いだ利益は「一時所得」にしておきましょう。
一時所得の計算式
(オンカジからの総収入金額 - 収入を得るために支出した金額 - 特別控除額(最高50万))÷2
(参照:国税庁HP「No.1490 一時所得 」)
オンカジからの総収入金額
バカラやルーレット、ブラックジャック、スロットなどオンカジ投資で得た勝利金を全部足したものです。
10万使って残り1万だから収入なし!ではありません。
どのオンカジも履歴データが見られるようになっているので、そこで勝った時の金額だけを全部足してください。
たとえば年間の勝ち負けのデータが以下のとおりだった場合(遊雅堂の履歴データを引用)↓

勝ったのは3600×2回=7200円なのでこれがオンカジからの総収入金額です。
マイナス100円などのベットした分は含めません。
なおボーナスは勝利金ではないので除外しています。
収入を得るために支出した金額
これはベットした金額全部ではありません。
上の事例で考えると、ルーレットのストレートベット(数字1か所にだけ賭ける)で100円ベットして勝利金3600円を2回獲得しています。
この場合は勝った時にベットした金額だけが支出金額となります。
よって\100×勝利2回=\200が収入を得るために支出した金額となるわけですね。
理不尽に感じますが日本の税制ではこうなので仕方ありません(汗)
特別控除額(最高50万)
一時所得は年間50万の利益分までは控除されます。
なので上の事例で考えると税金はかからないわけですね。
最後に「÷2」は利益分を半分にしてくれるありがたい措置。
というわけであらためて計算してみるとこうなります↓
総収収入額7200円 - 支出額200円 - 控除額50万円 ÷ 2= 0円
今回のケースなら課税額はなしですね。
つづいて一時所得の控除額50万以上を稼げたときに課税される税率について見ていきましょう。
オンカジ投資で得た一時所得の税率

- 所得税・・・5%~45%の7段階
- 住民税・・・10%
両方の合計となるため、オンカジ投資で稼いだ額によって15~55%までの税率となります。
またほかの所得との合算なのでオンカジ投資以外にも別のギャンブルや給料などで収入がある人は合計しましょう。
で、所得税の税率は累進課税方式のため、稼ぎが大きいほど高くなっていきます。
一時所得の累進課税による課税額表
- 195万以下・・・5%(控除額0円)
- 195万超~330万以下・・・10%(控除額97500円)
- 330万超~695万以下・・・20%(控除額427500円)
- 695万超~900万以下・・・23%(控除額636000円)
- 900万超~1800万以下・・・33%(控除額1536000円)
- 1800万超~4000万以下・・・40%(控除額2796000円)
- 4000万超・・・45%(控除額4796000円)
稼ぎすぎると半分以上とられてしまいますね(汗)
副業として考えると、あまり稼ぎすぎるのも問題です。
なお復興特別所得税2.1%は別で加算されます。
サラリーマンの方など別の収入もある人はそちらも合算して計算することになります。
オンカジ投資で200万円稼いだ時の税金をシミュレーション
計算の条件は以下のとおりとします↓
- オンカジ投資以外の所得は年間400万円
- すべてバカラで1000円ベットし勝利金2000円
- 勝利回数は1000回(2000円×1000=200万)
- 復興特別所得税は除外して計算
一時所得は総収入金額200-支出額100万(1000×1000円)ー控除額50万=50万円。
一時所得の課税額はその半分なので50万÷2=25万円
ほかの所得は400万円。
総所得は400万+25万=425万円なので税金は20%の段が適用され85万円。
控除額427500円を85万円から差し引くと422500円が税金となります。
そしてここに10%の住民税も課税されます。
これくらいなら生活を圧迫するほどの税金ではないですね。
ただしオンカジ投資の負けた分のベット額は一切含まれていないので実際はバカラで負けた分しだいですが・・・。
賭け金全部を経費にできる「事業所得」にはできないの?
以前、競馬の馬券に使ったお金が経費になるかどうか?についての裁判で、原告が勝訴した事例がありました。
ギャンブル好きならこのニュースを知っている人も多いのでは?
この場合は競馬の商材を販売する事業で利益を上げるために必要だと証明できたため、馬券購入費を経費にできました。
国税庁のHPにもこんな記載がしっかりありました↓
(2) 競馬や競輪の払戻金(営利を目的とする継続的行為から生じたものを除きます。)
ですが、一般個人がやるオンカジ投資では事業として認められないでしょう。
ですので、ルーレットなら1ベット100円でストレートベットして当たった場合、勝利金3600円から差し引ける「収入を得るために支出した金額」は100円だけ。
(ストレートベットは0~36の数字のどれか1つにベットする賭け方)
当たるまで36回ベットしたとしても当たったときの1ベット分しか差し引けません。
オンカジ投資の税金で注意したい落とし穴
すでに上の項目でも触れていますが重要な部分なのでもう一度。
今度はいま私が実践しているルーレットでのオンカジ投資の条件で次の結果を得られたと仮定して税金計算していきます。
- 1ベット10000円
- すべてストレートベット
- 年間360回ベット(360万円使用)
- 10回あたり
- 36万×10回=360万円の稼ぎ
計算しやすく36の倍数に設定してあります。
この場合、360万使って360万稼いだだけなので最初の軍資金が減りはしないものの全く稼げていない状態ですね。
でも税金計算の元になる所得は
利益360万ー総ベット額360万=0円
ではありません。
利益360万ー当たった10回×10000円=350万円
なんですよね。
この金額に一時所得の控除額50万円を差し引いて半分にした金額に対して税金計算していくことになるんです。
これに気づいたとき冷や汗がでました(汗)
とりあえず控除額を引くと所得は300万円となります。
課税額はその半分なので150万円ですね。
ここに国が定めた税率を掛け、金額ごとの控除額を引いた金額が納税しなければいけない税金となるんです。
このように、全く儲かってないのに税金がとられてしまうわけですね(汗)
完全にマイナスです。
中途半端に勝ったくらいではマイナスになってしまうんです。
もちろん金額が年間50万以下ならすべて控除されるのでまるっと稼ぎになりますが、投資である以上それだけで満足できるのか?って話。
使った金額によっては、多少プラスになったくらいだと税金で吹っ飛ぶどころかマイナスになってしまいます。
恐ろしい・・・。
では、この事例をもとに具体的に税金を計算してみます↓
ルーレット投資の利益に対する税金計算
上の事例ではオンカジ投資による一時所得は350万円でした。
控除額50万円以上の金額なのでしっかり50万差し引いて300万円の一時所得となります。
そのうち課税される金額は「÷2」で半分なので150万円。
ほかの所得との合算になるのでその他所得が400万あったとしましょう。
となると合計550万の所得。
この額を所得税の税率で計算すると
- 税率20%
- 控除額427500円
です。
すると税金はこうなります↓
550万円×20%-427500円=672500円
その他所得400万だけの税金は
400万円×20%ー427500円=372500円
なので、差額は30万円増えているわけですね。
オンカジ投資では全然儲かってないのにこれだけ税金をとられてしまいます(汗)
この場合プラスにするにはこの税金分は稼がないといけないため、360万円ベットに使ったなら360万+30万=390万円稼いでいないとマズいわけです。
ザックリとですが、トータルベット額+10%くらい稼がないと税金でマイナスになりますね。
オンカジ投資で食っていこうと思ったらもっと利益率が高くないと無理です。
ってことで、あまりルーレット投資、というかオンカジ投資はおすすめしません。
やるのであればオンカジからの所得は50万円程度までにしておくことをおすすめします。
もしくはオンカジの税金がない国で遊ぶか、ですね。
とはいえ、オンカジ投資で稼ぐことに魅力を感じる人も多いはず。
ここからはオンカジ投資のメリットやおすすめゲームについて紹介していきます。
オンカジ投資のメリット・デメリット

オンカジ投資のメリット
- スマホで手軽にできる
- 365日24時間できる
- 他のギャンブルより還元率が高い
- 出金が早い
- 楽しみながらできる
スマホで手軽にできる
インターネット環境さえあればどこにいてもできてしまうオンカジ投資。
いまどきスマホを持っていない人の方が少ない状況なので、9割以上の方はスマホで手軽にオンカジ投資できる環境があると言えます。
履歴データなどを見るときはある程度大画面の方がいいので昔のiPhone(5/5s/SEなど)のような4インチ画面だとストレスに感じるかもしれませんが、画面を横にするなどで対応できるでしょう。
365日24時間できる
オンカジは年中無休で24時間遊べるギャンブルです。
一時的なメンテナンスやテーブルによって開いていない時間帯もありますが、そんなのは1割もありません。
必ずどれかの台は遊べます。
働いているときの小休憩で1ゲーム、なんて遊び方も可能ですね。
おすすめはしませんが(汗)
他のギャンブルより還元率が高い
オンカジのゲームは還元率が高いこともメリットです。
公営ギャンブルなら宝くじは45%ほど、競馬・競輪、競艇などは70%少々といった還元率です。
それらに対してオンカジは95%ほどの還元率を誇ります。
その中でもブラックジャックならやり方しだいで100%を超えることも可能。
そこにオンカジ側のボーナスやキャッシュバック分も含めればさらに還元率は高くできます。
出金が早い
出金スピードは選んだオンカジしだいですが、早いところなら数百万円でも数分~1時間以内に出金処理が完了します。
オンカジ投資するなら必ずそういった出金に強いところを選びたいですね。
楽しみながらできる
カジノ好きなら文句なしの投資方法です。
生活費を稼ぐために絶対に負けられない、といった追い詰めらえた状態では冷静な判断ができず稼げない可能性が高いと思いますが、楽しみながら投資もできるのは強みです。
オンカジ投資のデメリット
- 税金計算がエグイ
- 税金面もあり簡単には稼げない
- オンカジによっては出金がスムーズにできない
税金計算がエグイ
すでにここまでに紹介していきたようにオンカジで稼いだ利益への税金計算方法はエグイです(汗)
勝ったゲームのベット使用額しか経費にならない点は忘れずに!
税金面もあり簡単には稼げない
還元率も高く稼ぎやすいオンカジ投資ですが、税金計算のエグさもあり想定以上に利益率が高くないとプラスになりません。
また勝率をあげるのも簡単な話ではありません。
最初は一時所得の控除分50万円分だけを稼ぐことを目標にしたほうがいいですね。
オンカジによっては出金がスムーズにできない
新規オープンしたばかりのオンカジや経営状況が怪しいところは出金を渋る傾向があります。
最悪いろいろ難癖をつけて出金拒否なんてパターンも。
そうなってしまうとせっかく稼いでも意味がありません。
そうならないように出金面で評判のいいオンカジを選びましょう。
オンカジ投資におすすめのゲーム

- バカラ
- ルーレット
- ブラックジャック
バカラ投資
オンカジ投資で人気なのがバカラです。
ライブカジノのバカラならそれまでの勝敗データが見られるので、それを使って分析しつつベットしていけるのが強みですね。
巷にはバカラ投資商材もたくさんでているのでそういったものを買うのもありですが、たいてい税金面については触れていないので気を付けてください。
ルーレット投資
こちらもバカラと同じくライブカジノのルーレットならそれまでの履歴データが見られます。
そのデータを分析して流れを考えながらベットしていくことで勝率を上げていけるでしょう。
こちらもネット上でルーレット投資商材をいくつか確認できますが、おすすめといえるものには私も出会えていません(汗)
ネット上に転がっている攻略法でも十分です。
ただそれだけでは勝てないので、自分なりにルールを追加しつつブラッシュアップしていくのがおすすめです。
ブラックジャック投資
王道はベーシックストラテジーという方法を使うこと。
上手に使えば還元率100%近くまであげられるはず。
詳細は「ベーシックストラテジー」で検索するといくらでも出てきます。
簡単に解説すると配られたカードを見てもう1枚カードをもらうか勝負するかの確率表がネットの転がっているので使うだけ。
何も考えずにそのとおりに行動するだけですね。
それが楽しいのかどうかはわかりませんが勝てればいいの精神で(笑)
オンカジ投資におすすめのオンラインカジノ
オンカジで遊べるゲームはどこを選んでも大差ありません。
スロットなどは一部オンカジで個性的な独自の台を用意しているところもありますが、投資には向いてないので関係ないでしょう。
というわけで選ぶなら入出金面で使いやすく出金スピードが早いこと、またリベートボーナスがある次のオンカジがおすすめです。
エルドアカジノ

私だ普段ルーレット投資で使っているオンカジです。
業界最速の出金速度が評判でハイローラーと呼ばれるお金持ちプレイヤーに人気です。
そしてリベートボーナスもあり。
オンカジ投資するには最適ですね。
ユースカジノ

オープンしてからそれほど立っていない新興オンラインカジノ「ユースカジノ」。
運営歴からすると信頼性は微妙ですが、エルドアカジノと同様に出金スピードが早く、リベートボーナスはエルドア以上となっています。
その点もありここへ乗り換えるハイローラーも多いようです。
オンカジ投資に違法性はない?
最後になりましたが、オンカジ投資に違法性はないのか?についても触れておきます。
まずオンカジそのものの違法性から。
オンラインカジノの違法性
オンカジが違法かどうか?は正規の運営ライセンスの取得状況によります。
まずオンカジ合法国が発行している正規ライセンスがあるかどうか?を見ましょう。
ホームページ内のどこかに(たいていページ最下部)にライセンスの画像が掲載されています。
またそのライセンス機関のページへのリンクになっているのでアクセスすれば取得日などの情報も確認できます。
いま日本で見かけるオンカジにライセンスのない違法なところは見かけないので問題ないと思いますが、一応自分でも確認しておいた方が安心です。
日本でオンカジを遊ぶ違法性
すでにプレイヤー数は100万人以上といわれるオンカジ業界ですが、これはグレーな状況です。
まずオンカジに関する法律が日本にはありません。
話題のカジノ法案はリゾート開発に関する取り決めだけなのでオンカジは無関係。
ただし逮捕されるかどうか?なら過去にあったオンカジプレイヤーの逮捕事件で客側が裁判を起こして勝ってます。
司法の判断が問題ないと言っているので日本で遊ぶことの違法性はないと言えるでしょう。
ただしそれはオンカジが海外運営だから。
日本国内の店舗のあるインカジ(インターネットカジノ)のような賭博店は違法なので行かないようにしてください。
オンカジプレイによる稼ぎを目的とした投資は違法ではありません
オンカジで遊ぶことは違法でないため、それを投資にしても違法性はありません
それよりも投資案件の販売元の違法性を気にしたほうがいいですね。
「オンカジで儲かる」という詐欺案件は後を絶ちません。
そんなものに手を出すより自分でネットで攻略法を調べてブラッシュアップしていったほうがいいです。
まとめ
オンカジ投資の利益に対する税金について調べてみました。
一時所得として計算し、ほかの所得との合算で累進課税方式にて税金が計算されます。
一時所得は最大50万円の控除額があるため、オンカジ投資をやるとしてもまずはこの額を上限にしておくことをおすすめします。