ここでは、人気オンラインカジノの1つ「ステークカジノ」に興味を持っている人向けに、その違法性について解説します。
最近の日本の報道機関はオンラインカジノが違法とハッキリ明言しています。
でも、過去にオンカジ客が裁判で勝っていることも事実です。
ではいったいどっちが正解なんでしょうか。
ヤフー知恵袋に投稿されていた質問とその回答を紹介
皆さんも良くご存じだと思われるお悩み解決の便利サービス「ヤフー知恵袋」に、こんな質問が投げかけられていました。
その回答と一緒に確認していきましょう。

ベストアンサーでは灰色=グレーと回答されています。
当サイトでも同じ見解です。
3つある回答を要約すると以下のとおりです。
- 逮捕された人もいるが不起訴になっている
- 今は大丈夫だが今後どうなるかは不明
- 刑法第185条賭博罪に該当するため違法
つづいて、ステークカジノのサービス内容と違法性についてみていきましょう。
ステークカジノとは?
ステークカジノは、暗号通貨を活用したオンラインカジノとして、世界中のプレイヤーから人気を集めています。
その特徴的なサービスや提供されるゲームの種類について詳しく見ていきましょう。
ステークカジノの基本情報
運営会社とライセンス
- ステークカジノは、Curacao eGamingライセンスを取得していてキュラソー政府の規制下で運営されています。
- 一般的なオンラインカジノと同様に、海外の法律に準拠した合法的な運営が行われています。
暗号通貨カジノの特徴
- ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)などの暗号通貨を使用した入出金に対応。
- 法定通貨(円やドル)ではなく、暗号通貨を利用することで、匿名性の高いプレイが可能。
提供されているサービス
- スロットゲーム:NetEnt、Pragmatic Playなどの大手プロバイダー提供のスロット多数。
- ライブカジノ:ブラックジャック、バカラ、ルーレットなどのライブディーラーゲーム。
- スポーツベット:サッカー、バスケットボール、eスポーツなどに賭けられる。
- 独自ゲーム:ステークカジノが提供するオリジナルのクラッシュゲームやルーレット。
など
ステークカジノの特徴
高い透明性
- ブロックチェーン技術を活用した「プロボブリフェア(Provably Fair)」システムを採用し、公平な結果を保証。
迅速な取引
- 暗号通貨を使用するため、即時入金・高速出金が可能。
匿名性の確保
- KYC(本人確認)不要でプレイできる場合がある(大きな出金時にはKYCが必要になることも)。
ステークカジノは、暗号通貨を活用することで匿名性と迅速な取引を可能にし、多様なゲームを提供するオンラインカジノです。
ステークカジノのライセンスと合法性
オンラインカジノを利用する際に重要なのが、その運営が合法的であるかどうかです。
ステークカジノはライセンスを取得しており、国際的には合法的に運営されています。
ですが、日本の法律に照らし合わせると、その立ち位置はやや複雑です。
このセクションでは、ステークカジノのライセンス情報、国ごとのオンラインカジノの規制、日本における位置づけについて解説します。
ステークカジノの運営会社と取得ライセンス
運営会社情報
- ステークカジノは「Medium Rare N.V.」によって運営されています。
- この会社はキュラソー(Curacao)に登録されており、キュラソー政府から公式にオンラインカジノのライセンスを取得しています。
ライセンス情報
- Curacao eGamingライセンス(キュラソー政府認可)
- キュラソーは、オンラインカジノの運営を許可する国の一つで、多くのカジノサイトがこのライセンスの下で運営されています。
ライセンスの信頼性
- キュラソーライセンスは、マルタライセンス(MGA)やUKライセンスほど厳格ではありませんが、国際的に認められたカジノライセンスの一つです。
- 定期的な審査が行われており、ライセンス違反が確認されると取り消される可能性もあります。
オンラインカジノの法律(国別の規制)
オンラインカジノの合法性は国によって異なります。
国名 | オンラインカジノの合法性 | 規制機関 |
---|---|---|
イギリス | 合法 | UK Gambling Commission |
マルタ | 合法 | Malta Gaming Authority (MGA) |
アメリカ | 州ごとに異なる | 州ごとの規制機関あり |
カナダ | 一部合法(州ごとに異なる) | Kahnawake Gaming Commission |
オーストラリア | 違法(ただし利用者は処罰されない) | ACMA(規制機関) |
日本 | 法的グレーゾーン | 直接的な規制機関なし |
日本におけるオンラインカジノの位置づけ
日本の法律では、オンラインカジノの扱いが明確に定められていないため、グレーゾーンとされています。
刑法第185条「賭博罪」
- 日本国内で運営されるオンラインカジノは違法。
- しかし、海外のライセンスを取得して運営されているオンラインカジノに日本人がアクセスしてプレイすることに関する明確な規定はない。
過去の摘発事例
- 2016年:オンラインカジノ利用者の逮捕
- 日本国内からオンラインカジノを利用したユーザーが賭博罪で逮捕された事例がある。
- 2020年以降:プレイヤーの摘発はなし
- 日本の警察は主に「違法なオンラインカジノの運営者」に対する取り締まりを行っており、利用者が逮捕される可能性は非常に低い。
- 2016年:オンラインカジノ利用者の逮捕
警察庁の見解
- 日本国内に拠点を置くオンラインカジノ運営は違法。
- 海外のカジノにアクセスしてプレイすることは法的グレーゾーン。
- ただし、換金方法や資金の流れによっては賭博罪に該当する可能性があるため、注意が必要。
- ステークカジノは「キュラソーライセンス」のもと、海外で合法的に運営されている。
- 日本の法律では、オンラインカジノの利用自体が明確に違法とはされていないが、法的なグレーゾーンにある。
- 日本国内からオンラインカジノをプレイする際は、自己責任のもと、安全な方法を選択することが重要。
次からは本題の「ステークカジノは違法なのか?」について、さらに詳しく解説していきます。
ステークカジノは違法なのか?
ステークカジノの合法性について、日本の法律の観点からさらに詳しく掘り下げて解説します。
オンラインカジノの利用が違法かどうか?は日本の刑法との関係や過去の摘発事例を見ても判断が難しい部分があるため、慎重に理解することが重要です。
日本の法律に照らし合わせた解釈
刑法第185条・186条(賭博罪)
- 日本の刑法では、「賭博」は原則として違法とされています
- 海外で合法的に運営されているカジノをオンラインで利用することについての明確な法律は存在しない
違法とされるケース
- 日本国内で運営されているオンラインカジノ → 完全に違法
- 海外のオンラインカジノの日本向け運営 → 現在の日本の法律では規制できない
- 海外のオンラインカジノを利用するプレイヤー → 法的グレーゾーン
日本の警察のスタンス
- 日本国内のプレイヤーがオンラインカジノを利用することについて、警察庁は違法と明言
- 現在は略式起訴で逮捕する事例が増えている
利用者が罰せられる可能性はあるのか?
これまでの逮捕事例
- 2016年:オンラインカジノを利用した日本人3名が逮捕されたが1名は裁判を起こして不起訴になっている
- 2023年まで:インカジ利用者の逮捕事例はたくさんでているが一般のオンカジプレイヤーが逮捕された事例なし
- 2024年以降:一般のオンカジ客も略式起訴で逮捕される事例が出てきている
法律の曖昧さ
- 日本の法律では、海外のカジノを利用すること自体を禁止している条文はない
- 公営ギャンブル(競馬・競輪など)以外のギャンブルは原則違法とされているため、解釈次第で問題視される可能性がある
今後の規制強化の可能性
- 近年、オンラインカジノの普及が進んでおり、日本政府が規制を強化する動きが出る可能性もある
- マネーロンダリング防止の観点から、銀行送金の監視が厳しくなっている
- ステークカジノ自体は、キュラソーライセンスのもと合法的に運営されている
- 日本の法律では、オンラインカジノの利用に関する明確な規制がないため、プレイヤーは法的グレーゾーンにある
- 過去に逮捕された事例は、違法運営のカジノを利用したケースが中心で、海外カジノを個人的に利用しただけで逮捕されたケースはない
次からは「ステークカジノを利用する際の注意点」について詳しく解説します。
ステークカジノを利用する際の注意点
ステークカジノは海外で合法的に運営されているオンラインカジノですが、日本国内から利用する場合にはいくつかの注意点があります。
ここでは、違法性に関するリスク、VPNの利用の影響、そして銀行送金・仮想通貨取引に関するポイントを解説します。
違法性に関するリスク
日本の法律上のグレーゾーン
- ステークカジノのような海外運営のオンラインカジノは、日本の刑法で明確に違法とはされていません
- 過去に日本国内で違法運営されていたカジノ利用者が逮捕された事例もあるため、リスクはゼロではない
プロモーションや広告の取り扱い
- ステークカジノを利用するだけでは逮捕される可能性は低いが、オンラインカジノを日本国内で宣伝・広告する行為は違法と見なされる場合がある
日本政府の規制強化の可能性
- 現状では個人のプレイヤーを取り締まる動きはないが、今後オンラインカジノの規制が強化される可能性はある
VPNの利用とその影響
VPNの役割
- 一部の国ではオンラインカジノのアクセスが制限されているため、VPN(仮想プライベートネットワーク)を使ってアクセスする人もいる
- VPNを利用すれば、日本以外のIPアドレスを経由してステークカジノに接続することができる
VPN利用のリスク
- ステークカジノの利用規約では、VPNの使用が禁止されている場合がある
- もしVPNを使用してアカウントを作成し、後に日本のIPアドレスでログインした場合、アカウントが凍結される可能性もある
おすすめの対策
- 利用規約を確認し、VPNが許可されているかどうかをチェック
- 定期的にログイン時のIPアドレスを確認し、一貫性を保つことでアカウント凍結のリスクを回避
銀行送金・仮想通貨の取引について
銀行送金のリスク
- 日本の銀行は、オンラインカジノへの送金をブロックするケースが増えている
- ステークカジノでは銀行送金ではなく、暗号通貨を利用するのが一般的
仮想通貨の利用が推奨される理由
- ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)などの仮想通貨は、銀行の規制を受けにくい
- 取引スピードが速く、手数料も低いため、効率的に入出金ができる
仮想通貨取引の注意点
- 国内取引所を利用する場合
⇒ステークカジノに入金するために、国内の仮想通貨取引所(例:コインチェック、ビットフライヤー)から直接送金するのは避けるべき
⇒一度ウォレット(MetaMaskやBinance)を経由して送金するのが安全 - 仮想通貨の換金について
ステークカジノで得た仮想通貨を換金する際、日本国内の税制に従い適切に申告する必要がある
- 国内取引所を利用する場合
- ステークカジノの利用は日本では法的グレーゾーンだが、逮捕リスクは低い
- VPNの利用には注意が必要。利用規約を確認し、アカウント凍結を避ける
- 銀行送金は規制される可能性があるため、仮想通貨を使った入出金が推奨される
- 仮想通貨の換金時には、日本の税制を遵守することが重要
まとめ:ステークカジノの違法性と安全性
本記事では、ステークカジノのライセンス、利用時のリスク、他のオンラインカジノとの違いについて詳しく解説しました。
ステークカジノは、暗号通貨を利用したオンラインカジノとして世界中で人気がありますが、日本国内ではその合法性がグレーゾーンに位置付けられています。
リスクはあるため、不安を感じる方は遊ばないことをおすすめします。
- 海外ライセンスを取得しているため、運営自体は合法
- 日本国内の法律では、オンラインカジノの利用に関する明確な規定がないため、プレイヤーの利用はグレーゾーン
- 過去に摘発された事例はあるが、国内運営のインカジを利用したケースがほとんどで、海外カジノを個人で利用しただけで逮捕された事例はほぼないが最近は略式起訴での逮捕が増加中
- ステークカジノは、暗号通貨を利用することで匿名性を保ち、銀行規制の影響を受けにくい