WYBWYPシステムは2連勝法とも言われる31システム投資法をよりシンプルにしたカジノ攻略法です。
4回ゲームして1回勝てば利益確定のわかりやすさがウリの1つ。
WYBWYPシステムの「WYBWYP」部分は「What you bet is what you profit」の頭文字を並べただけのものですが、非常に読みにくいですね(汗)
グーグル翻訳してみると「あなたが賭けているのはあなたが利益を得ているものです。」と、ちょっと何言ってるかわかんない状態。
儲かるかどうかはあなたの賭け方しだいでっせ?的な意味でしょう。
で、ここではWYBWYPシステムがどんな仕組みなのか、使い方やメリット・デメリット、使えるゲームについて紹介していきます。
目次
WYBWYPシステムとはどんなもの?使う前に知っておきたい基礎知識
WYBWYPシステムの元ネタ「31システム投資法」について
WYBWYPシステムのベースとなった攻略法に「31システム投資法」というものがあります。
この方法は2連勝で利益確定するのが特徴で、使いやすさからプレイヤー間で人気を集めています。
31システム投資法についてはこちらの記事で解説しています↓
そして、この攻略法をさらに改良することで、1勝すれば利益を得られるように進化させたものが「WYBWYPシステム」です。
初心者にもおすすめ!WYBWYPシステムの特徴

「WYBWYP=What You Bet is What You Profit」の頭文字をつないだ造語です、
「賭けた分だけ利益を得る」といった意味になります。
本当にそうならスゴイですね。
WYBWYPシステムの仕組みは、最初に決めたベット金額に対して4連戦1セットで使用。
連戦中に連敗し続けたときに、ベット額を「1倍→1倍→2倍→4倍」に増やしていきます。
途中で勝ったら最初の1倍から再スタートするだけ。
このようにWYBWYPシステムの使い方は初心者にも簡単で覚えやすく、損失を抑えられるベット方法のため安心して使えます。
少額投資でも利益が狙えるため、初心者から上級者までおすすめできます。
初心者と言っても認識は人それぞれですが、経験が浅い人や未経験の人にもおすすめできるのは強みですね。
WYBWYPシステムと相性のいいオンラインカジノのゲーム
WYBWYPシステムが使えるのは3倍配当に対応しているもの。
といってもオンカジではルーレットくらいしか見当たりません。
よってルーレット向けの攻略法ですね。
ベット額を「1倍→1倍→2倍→4倍」に増やしていくため、初期ベット額を1ドルとしたときこのような配当が得られます。
- 1戦目で勝利・・・$3-($1×1倍)
=2ドルプラス - 2戦目で勝利・・・$3-($1×1倍)-1戦目のベット額1ドル
=1ドルプラス - 3戦目で勝利・・・$6-($1×2倍)-1~2戦目のベット額2ドル
=2ドルプラス - 4戦目で勝利・・・$12-($1×4倍)ー1~3戦目のベット額4ドル
=4ドルプラス - 4連敗・・・マイナス8ドル
では4連敗する確率はどれくらいなのか。
勝率33%の賭け方で4連戦1セット勝ち抜け方式で進める形式なので最大4連敗する確率は次のようになります↓
- 1連敗・・・約65%
- 2連敗・・・約42%
- 3連敗・・・約27%
- 4連敗・・・約18%
だいたい5回に一回は4連敗する感じですね。
WYBWYPシステムの仕組み・ルール
上でも触れましたがもう少し詳しく解説していきます。
- ダズンベット・カラムベットのどちらか1か所にベットする
- 勝ったら1ラウンド目からを繰り返す
- 使用前に賭ける金額を決めておく(低め推奨)
- 負けるごとに賭け金を増やしていく
1ラウンド目=金額の1倍
2ラウンド目=金額の1倍
3ラウンド目=金額の2倍
4ラウンド目=金額の4倍 - 最大でも4ラウンド1セットで終わり
この攻略法は、ルーレット特有の賭け方を使うものです。
1~12と13~24、25~36のいずれかに賭けるダズンベットと、上中下段に分けられるカラムベットを使用します。
ダズンベットとは?

上画像の3マスのどれかにチップを置くのがダズンベットです。
ダズンとはダースという意味があり、12個単位のこと。
ここからネーミングがとられているわけですね。
画像のように13~24までの12個(白くなっている数字)のポケットにルーレットの球が入れば勝利なので、約3分の1の勝率となります。
カラムベット(コラムベット)とは?

ダズンベットが縦方向なのに対し、カラムベットは横方向になっています。
上画像黄緑枠3つの内どれかにチップを置く方法です。
こちらも同じく約3分の1の勝率です。
ただしカラムとは縦方向の1列を意味します。
なぜ横一行なのにカラムなのか?
それは本来なら上画像を90度右に回転させた状態が正しい配置だからです。
そうすれば縦1列になりますね。
オンカジのルーレットは画面上でわかりやすくするため横向きに配置されていることが多いです。
これも勘違いしやすくい要因になっています。
賭け金は少額がおすすめ
ルーレットの基本的なルールとこれらの賭け方さえ覚えてしまえば、後はいつでも簡単に実践できる使い方と言えるでしょう。
WYBWYPシステムを始める前には、ユニットと呼ばれる賭ける単位の金額を決定しておくことが必要です。
ユニットの金額は自由に決められますが、段階的に賭け金が増えていく攻略法の都合上、大きな金額にはしない方が良いでしょう。
最初は無難に1ユニット1ドルから始め、攻略法に慣れてきたら上げていくのが賢明です。
ちなみに、1ドルで始めると途中で2ユニットの2ドル、4ユニットの4ドルと賭け金が上がります。
これが1ユニット10ドルだと、最終的に1回で40ドル使いますから、いくらメリットが優れていてデメリットは少ないといっても、リスクはリスクなので要注意です。
より大きな賭け金は、それだけ利益をもたらす可能性を秘めますが、同時に損失発生時のダメージが大きくなることも留意すべきです。
WYBWYPシステムのルーレットでの使い方・流れ
WYBWYPシステム利用時の流れ
- 【前準備】賭け金額を決める
- 【1ラウンド目】1ユニット分賭ける
- 【2ラウンド目】1と同じ
- 【3ラウンド目】2ユニット分賭ける
- 【4ラウンド目】4ユニット分賭ける
- 【5ラウンド目】1セット終了となり1ラウンド目から再スタート
【前準備】賭け金額を決める
まず最初に1回あたりの賭け金額を決めましょう。
手持ち軍資金との兼ね合いから高すぎない金額にしておくことをおすすめします。
最初は慣らしとしてそのテーブルの最低ベット額から始めておけば安心です。
オンカジには最低ベット額0.1ドル(10円)のルーレットもあるので、そういった台を選びましょう。
【1ラウンド目】1ユニット分賭ける
最初の1ラウンドは1ユニット分、つまり初期設定が1ドルなら1ドルを賭けていきます。
ダズンベットなら12で1単位のいずれかを選び、そこに1ドルを賭ける流れとなります。
ゲームに負ければ当然ながら1ドルが没収され、1ドルの損失が発生します。
【2ラウンド目】1ラウンド目と同じ
2ラウンドも最初と同じく1ドルをいずれかに賭けますが、仮にここで連敗しても合計2ドルの損失に留まります。
まだ損失を取り戻せるチャンスがありますから、気持ちに余裕を持ってプレイを続けられることもまた、この攻略法のメリットの1つです。
【3ラウンド目】2ユニット分賭ける
3ラウンドはこれまでの勝敗に関係なく、2ユニットを使ってベットします。
負けると合計4ドルを失うことになりますが、WYBWYPシステムなら4ラウンドまで取り戻せるチャンスがあります。
【4ラウンド目】4ユニット分賭ける
4ラウンドは4ユニット、4ドルを投入して勝負に出ます。
1ラウンドから連続で同じところに賭けても良いですし、他の場所に変更するのもありです。
3連敗の後に4ラウンド目で初勝利すると、8ドルの払い戻しが受けられるので、最終的に4ドルのプラス収支となります。
負けが続いても最後の最後にプラスで終われることこそが、この攻略法の真のメリットだといえます。
【5ラウンド目】1セット終了となり1から再スタート
4ラウンドで1セットの終了ですから、5ラウンド目はまた最初から仕切り直しです。
ダズンかカラムに賭けることを覚えておけば、1セットを通して同じ場所に賭け続けても問題ないので、使い方に何も難しいところはないことが分かります。
カジノ未経験者でも直ぐに覚えて実践に入れますから、ここまで簡単だと攻略法に精通している人でも衝撃を受けます。
いずれにせよ、1セット4ラウンド内で勝利すれば良いので、非常にシンプルで心理的なハードルが低いです。
ヨーロピアンルーレットとフレンチルーレットのどちらでも使えますから、ルーレット好きにこそ実践をおすすめしたい攻略法となります。
ルーレットでWYBWYPシステムを検証してみた
ルーレット1戦目

検証時の条件
ベット額は1ドル設定。
すべて第1ダズンに賭けていきます。
最大4ラウンド×1セットを10回実施していきます。
検証の勝敗
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$1/プラス$3
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$1/プラス$3
- ×/×/○/-・・・賭け金合計$4/プラス$6
- ×/○/-/-・・・賭け金合計$2/プラス$3
- ×/×/○/-・・・賭け金合計$4/プラス$6
- ×/×/×/○・・・賭け金合計$8/プラス$12
- ×/×/×/×・・・賭け金合計$8/$0
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$1/プラス$3
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$1/プラス$3
- ×/×/×/×・・・賭け金合計$8/$0
検証した結果
- 通算の勝敗・・・24戦 8勝16敗 勝率33%
- 10ラウンドの勝敗・・・8勝2敗
- トータル賭け金38ドル
- 獲得勝利金39ドル
- 収益プラス1ドル
マイナスではなかったものの、24戦して利益は1ドルのみでした。
負けにくいことに関してはかなり優れていると言えそうですね。
後半の4連敗2回がなければよかったのですが、仕方ないでしょう。
通算勝率はきっかり約33%でした。
もう1戦検証していきます。
ルーレット2戦目
検証時の条件
ベット額は1戦目と同じく1ドルに設定し10ラウンド実施。
すべて第1ダズンにベットしていきます。
検証の勝敗
- ×/○/-/-・・・賭け金合計$2/プラス$3
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$1/プラス$3
- ×/×/×/×・・・賭け金合計$8/$0
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$1/プラス$3
- ×/×/×/○・・・賭け金合計$8/プラス$12
- ×/○/-/-・・・賭け金合計$2/プラス$3
- ×/×/×/×・・・賭け金合計$8/$0
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$1/プラス$3
- ×/×/×/×・・・賭け金合計$8/$0
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$1/プラス$3
検証した結果
- 通算の勝敗・・・24戦 7勝17敗 勝率29%
- 10ラウンドの勝敗・・・7勝3敗
- トータル賭け金40ドル
- 獲得勝利金30ドル
- 収益マイナス10ドル
2戦目は大敗と言っていい結果でしょう。
4連敗が3回も出ればさすがに挽回するのは難しいですね。
4連敗のでる確率は約18%なのでちょっと引きすぎ。
これではとてもおすすめできないため、もう1戦検証してみます。
ルーレット3戦目

検証時の条件
ベット額は5ドルに設定し10ラウンド実施。
2戦目が大敗だったため確率的に今度は勝てるはず、と思いベット額を吊り上げます。
今回はすべて第3コラムにベットしていきます。
検証の勝敗
- ×/×/×/×・・・賭け金合計$40/$0
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$5/プラス$15
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$5/プラス$15
- ×/○/-/-・・・賭け金合計$10/プラス$15
- ×/×/×/○-・・・賭け金合計$40/プラス$60
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$5/プラス$15
- ×/×/×/×・・・賭け金合計$40/$0
- ○/-/-/-・・・賭け金合計$5/プラス$15
- ×/×/×/×・・・賭け金合計$40/$0
- ×/○/-/-・・・賭け金合計$10/プラス$15
検証した結果
- 通算の勝敗・・・24戦 7勝17敗 勝率29%
- 10ラウンドの勝敗・・・7勝3敗
- トータル賭け金200ドル
- 獲得勝利金150ドル
- 収益マイナス50ドル
3戦目も残念な結果になりました。
確率約18%の4連敗が3回も出れば負けます。
運が悪いと言ったらそれまでですが、あまり勝てないな、という印象です。
個人的にはよりリスクの少ない「2コラム2ダズン法」をおすすめしたいですね。
WYBWYPシステムのメリットとデメリット
メリット
- すぐ利益が出る
- 簡単に使える
すぐ利益が出る
WYBWYPシステム最大のメリットは短期決戦で、直ぐに勝敗が決まり利益を手にできる点が挙げられます。
1セット(4ラウンド分)で損益が確定するため、セット終了時点の任意のタイミングで攻略法を終えられるのも柔軟性が高いですね。
私が検証したときも勝てるときはポンポンと残高が増えていくので気持ちよくベットできました。
簡単に使える
最初に慣れるまでは多少厄介かもしれませんが、複雑な攻略法ではないためすぐ覚えられます。
デメリット
- 損失を回収できないこともある
- 大きな利益は狙えない
- ベットミスをしやすい
損失を回収できないこともある
デメリットは、1セット4ラウンドを負けで終わると、損失を回収できないことにあります。
大きな利益は狙えない
WYBWYPシステムは大きな利益は狙える仕組みではありません。
コツコツと積み上げていく攻略法なので長期戦になります。
もちろん賭け金を高く設定すればいいだけですが、連敗する可能性もそれなりに高いためリスクが大きくなりおすすめできません。
低額ベットでの利用をおすすめします。
ベットミスをしやすい
1セット最大4連戦の中で3ラウンド目と4ラウンド目の2回ベット額を変えるタイミングがあります。
集中していれば間違えることはないと思いますが、検証しているときに増額し忘れる、「ダブル」を2回押してしまう、などのミスが起こりました。
- 同じ行為を繰り返すだけ
- 4連敗しても損失はそこまで痛くない
- 勝ってもわずかな勝利金
このように刺激が少ない状態でプレイし続けていくことになるため、ぼーっとしやすくミスも発生しがちですね。
というわけで、個人的には似たように少しづつ稼いでいく攻略法「2コラム2ダズン法」をおすすめします。
こちらは途中でベット額変更がないためよりぼーっとしやすいんですが、ミスしようがないので問題ないでしょう。
WYBWYPシステム以外の配当3倍ゲームで使えるシステムベット法
WYBWYPシステムと同じ配当3倍のゲームと相性のいいシステムベット法には以下のようなものもあります↓
・ココモ法
・モンテカルロ法
・65%法
WYBWYPシステムだといまいち稼げない、なんだか使いにくいと感じた人はこちらも試してみましょう。
まとめ
WYBWYPシステムの特徴や使い方、検証結果などをまとめました。
仕組みはそれほど複雑ではないためオンカジ初心者にも簡単に使いこなせます。
WYBWYPシステムはほぼルーレットにしか使えませんが、これからデビューするときに攻略法として使えないことはないかな?といった印象です。
この攻略法の特徴を2つ挙げるとしたら、長期戦にはまったく向かないこと、資金を保ちながら利益を追求できることの2点です。
前者はデメリットにもなり得る特徴ですし、ゲームによっては使い物にならないので、そこが評価を分けるところでもあります。
逆に後者はリスクが当たり前のカジノゲームにおいて、誰もが求める魅力だといえるでしょう。
4ラウンドを1セットとするWYBWYPシステムは、1セットで必ず勝ち負けが定まり、損益が確定することになります。
ただ、連敗しても損失は抑えられるため損失を取り戻すのも比較的簡単と言えるでしょう。
あまり懐を痛めず精神的なダメージも受けずに気楽にルーレットで遊んでみた人はWYBWYPシステムを使ってみてください。