裏カジノとも呼ばれる「闇カジノ」。
この「闇カジノ」についてニュースなどで見聞きしたことがある人も多いのでは?
「闇」という怪しげな名前のとおり違法営業している賭博店です。
そこで闇カジノとはどんなものなのか?
その違法性やお店がある場所などについてまとめました。
目次
闇(裏)カジノとはどんなもの?

まずは「闇カジノ」をグーグルで検索してみるとこんな結果が出てきました↓
コトバンクとgoo辞書は裏カジノでヒットし同じ内容でした。
すべて「違法なカジノ」と解説されています。
闇という怪しげなネーミングどおりの違法なカジノで、ここ数年では日本代表に選ばれていたバドミントン選手が出入りをしていて問題になったことがありました。
そのように明るみに出たのはごく一部だけで、たくさんの芸能人が遊んでいることでしょう。
で、違法に営業しているカジノ全般のことを指し、「違法賭博店」「違法バカラ店」「インカジ(インターネットカジノ)」など形態や扱うゲームによってかわる違法店舗の総称です。
日本では法律によって禁止されているため見つかれば摘発されます。
さらに遊んだ客側も違法なので逮捕されます。
ちなみに2016年12月にIR法案(IR推進法)、2018年7月にIR整備法が成立してますが、これと国内のカジノが合法になることとはまったく関係ありません。
IR法はリゾート地にカジノ施設を建ててもOKにするためのもので、それらとは縁もゆかりもない地で違法営業しているお店は何ら保護されません。
闇カジノはなぜ違法?
ここまでの内容で闇カジノが違法ということは分かったと思いますが、何がダメなのか?
それは刑法の賭博罪にひっかかるからです。
賭博罪とは?
刑法でこのように定められています。
仲間内だけで賭ける程度はまぁ許したるわ、とも書かれてますね。
闇カジノはお店を構えて客を遊ばせる賭博サービスを提供しているため、仲間内の範疇に入らず違法扱いです。
マンションの一室とかで営業してることも多いんですが、仲間内で遊んでるだけです!って言い逃れしたいからかもしれませんね。
まぁ通りませんけど(汗)
で、日本で普通に遊べるギャンブルと言ったら競馬や宝くじなんかがありますが、これらは違法扱いではありません。
公営ギャンブルは合法
公営=国や自治体が絡んでいる賭博場やサービスは合法です。
これらは国や自治体に収益をたくさん収める代わりに、賭博罪を不適用とする特別な法案が作られているんです。
最近はIRカジノも特別法が施行されて公営ギャンブル入りしてますね。
でも闇カジノには一切関係ないので違法性は免れません。
闇カジノで遊んでいた客はどうなる?
逮捕されます。
賭博罪適用が基本的に現行犯逮捕なので、店内でお客が遊んでいる状況になるのを待ち構えての御用となる感じ。
ただしお店がない違法なオンカジの場合はプレイ履歴などを元に逮捕に至ったケースもあります。
捕まったと後の罰の重さはこちらで解説しています↓
海外にあるランドカジノと闇カジノは何が違う?
なんだかかっこよさげで強そうなイメージのある「闇カジノ」なだけに、通常の店よりゲーム難易度が高かったりしそうです。
ですが、そんな違いではありません。
単に合法か非合法か?の違いと規模ですね。
現在の日本では、賭博行為に関するものはすべて、法律により禁止されているのが実情です。
しかし上で触れたように国営ギャンブルは例外として認められていて、その中には競馬や競輪などが該当します。
(パチンコ・パチスロはギャンブルでなく娯楽施設)
そして、いまの日本で普通に換金できるカジノを運営したとしても違法です。
ただしここでは、海外にあるランドカジノとの違いを見ていきます。
闇カジノとの違いは違法性

ランドカジノは海外の運営国で法的に認められているため堂々と営業できます。
日本のIR法案みたいなのが定められているんですね。
決定的な違いはここです。
あとは規模が全然違うくらい。
リゾート施設とビルやマンションの一室では雲泥の差です。
世界には闇カジノ排除のために合法化した国もある
合法化されている国の中には、違法な闇カジノを排除するためにあえて合法にしている国もあるほど。
イギリスとアメリカの場合を見ていきましょう。
イギリスの場合
国により合法化に至った経緯は異なりますが、イギリスの場合ならギャンブルはコントロールするものであり禁止するものではない、といった考え方があります。
そのため、闇カジノを排除する目的として普通のカジノの合法化に至った経緯があるそうですよ。
アメリカの場合
アメリカの場合には、財政収入や少数民族のための経済的理由などが目的で、1931年に合法化に至っています。
どちらかというと、どの国でもカジノ自体をコントロールしたいという動きが強く、日本でもIR法案が成立となりましたが、これに伴って違法な闇カジノに対してどのように政府が取り組むのかが注目されるところです。
ダメ絶対!闇カジノの遊び方や運営方法について
一応ダメ!とは言っておきますが、遊ばないにしてもどうやって運営されていてどのように遊ぶのかは気になる人も多いでしょう。
そして闇カジノで遊ぶ方法や運営形態を紹介。
ここで紹介する内容は実体験ではなくインターネットで調査しただけなので100%このとおりではありません。
ですが、こんな感じなんだなと思ってもらえれば幸いです。
闇カジノの入店方法は?

まず最初に人目に付かないことが多い闇カジノ。
そんな知る人ぞ知るお店に入店するには、直接行くだけではダメです。
(中には受け入れてくれる店もあるかもしれませんが)
だれもが簡単に入れるというわけではなく、すでに入店したことがある知人に紹介してもらうか、キャッチで呼び込んでいる関係者をみつける、もしくはキャバクラなどの店員の紹介が必要です。
よくわからない客なんて覆面警察かもしれませんからね。
そうそう簡単には入店させられません。
事業主は反社つながりで高級クラブなどのホステスなどと通じているケースが高く、基本的に会員制であることがほとんど。
いかにも闇って感じですね。
ちょっと悪いことに興味がある10代20代くらいなら遊びたくなるかもしれません。
ではお店の客層はどうなんでしょうか。
闇カジノの客層は?
利用客はお金持ちがほとんどなのかと思っていたんですが、意外にもサラリーマンや学生なども出入りしているようです。
ランドカジノでもあるように、テーブルごとに最大・最低掛け金が設定されていることもあり台によって客層も大きく異なるでしょうね。
高いレートのテーブルに座るのは、経営者やスポーツ選手、芸能人などの高額所得者が座る傾向にあるらしい。
なお闇カジノの中でもインカジはお店にパソコンが数台置いてありオンカジが遊べるようになっている形態なので多少異なります。
闇カジノで遊ぶ時の賭け金や必要軍資金はどれくらい?
賭け金は1000円前後からVIP向けなら数百万以上までさまざまです。
お金を直接ベットするのではなく、店内だけで使えるチップの交換して賭ける感じですね。
もちろんお店によってここら辺の設定は異なります。
よって客が用意しておくべき軍資金は店によって違うでしょう。
とはいえ1万円も持っていないような客がおすすめされることはないでしょうし、最低でも数万円以上は必要でしょう。
もしクレジットカードが使えたとしても悪用される気しかしないのでおすすめしません。
また闇カジノ側も足がつきやすくなるので積極的に対応はしていないと考えられます。
闇カジノはイカサマ・不正ありき?
これはこの業界に詳しい人が書いたどこかのニュースサイトの記事にあった話なんですが、イカサマはほぼやってるそうです。
「ほぼ」というのは、違法なのは置いといてイカサマを使って稼ぐのは経費分だけ、などなんともいえない信念をもっている闇カジノもあるから。
でも8~9割はイカサマでガッツリ大儲けしてるそうですよ。
逮捕されるリスクを負ってまで営業してるんですから当然と言えば当然でしょう。
で、イカサマのやり方は、カードを使うゲームなら配るカードをコントロールできる機械を導入するパターンが多いようです。
ディーラーがカードをシャッフルするところから携わっているなら話は別ですが、そんな店はないでしょう。
単に機械が出してくるカードを配布するだけの簡単なお仕事です。
そして最初は気持ちよく勝たせて賭け金がデカくなってきたところでサクッと刈り取る流れですね。
闇カジノ店内でごたごたが起こるとバックヤードから厳つい黒服が出てきたりしない?

絵にかいたような黒服の強面が出てくることはないでしょう。
ただし闇カジノの運営者は反社そのものか関わるがあるパターンが多いです。
人を殺してそうな面構えの店員がいないとも限りません。
摘発されるハイリスクな金儲けをしている以上まともな人間とは言えませんし、遊んだ客も同罪になります。
強気に出てくることはあってもやさしく下手に出てくれることはあり得ないでしょう。
闇カジノの店舗はどこにある?行き方は?
お店のある場所
店の多くが大都市の繁華街で営業されていますが、基本的にネット上にホームページは公開していませんし、SNSアカウントも一般向けには見られません。
たまに5chなどの掲示板で店名が書き込まれていたりするものの、情報が出てしまえば摘発されます。
基本は人づてで店舗情報をゲットする流れになります。
具体的なある場所としては、新宿や渋谷、六本木や横浜、川崎や名古屋などが有名。
これら繁華街の雑居ビルや近くになるマンションの一室で営業していることが多く、スナック・カフェなどを装いこっそり運営されています。
マンションの一室なら監視カメラで厳重に入店チェックしているので、繁華街近くのマンションをしっかり探せば意外と見つかるかもしれません。
集客元がキャバなどのお店やキャッチなので繁華街から遠いと不便ですからね。
ほとんどのところで、警察に摘発されることを恐れて、見張り役がついていたり、ビルには多数の監視カメラが設置されていたり、店舗がある階にはエレベーターが止まらないように工夫されているようです。
店舗を特定されないようにするためにも、数カ月単位で場所を変えながら営業しているパターンもあります。
だれが運営しているのかもほとんどわからず、ゲームの公平性を審査する立場の人も存在していません。
こんな状態では、万が一トラブルに巻き込まれた際に警察を頼ることもできないので、絶対に近づかないようにしましょう。
過去に摘発された闇カジノの事例
これまでにも摘発された事例は全国各地で報告されています。
【2017/6】大阪市中央区心斎橋の闇カジノ
2017年6月の大阪中央区心斎橋の事例は、捜査員約170人体制の大規模な摘発で、店内にいた従業員や客ら合計で47名が逮捕されています。
【2017/10】名古屋中区栄の闇カジノ
2017年10月には、名古屋の中区栄で運営していた店で、運営者と参加者計6名が逮捕されています。
その他の摘発事例
そのほかにも2017年10月には和歌山市、2017年6月には大阪のミナミ、2017年5月には大阪中央区心斎橋などで摘発された事例があります。
これらはすべてカジノカフェなどと呼ばれる店で経営している特徴があります。
万が一摘発されたらどうなるのかというと、ほとんどが現行犯が基本となります。
警察に見つかった場合には即逮捕に至り、執行猶予なしで実刑判決を受ける可能性が極めて高くなるでしょう。
多くの場合は懲役半年から2年ほどの判決になることが多いですが、職を失ったり信用を失ってしまうなどといった社会的な制裁が重くのしかかることになります。
たとえプレイしていなかったとしても、現場に居合わせていればもちろん逮捕に至ります。
友達と遊び半分で見に行ったというだけでも逮捕に至ります。
またその場にいなくても、顧客名簿に履歴が残っていたり、プレイ実績などが残っているようであれば、逮捕となる可能性が高いです。
最初から関わらないことが一番の防衛策と言えますね。
毎年10件以上の摘発事件が起こっている闇カジノ。
全国の主要な街にはほぼあると思って間違いないでしょう。
あなたの地元にも闇カジノ摘発事例があるかもしれませんよ。
このサイトでも地域別に少しだけ紹介しているので地元なら一度チェックしてみてください↓
オンラインカジノなら日本でもカジノ賭博を楽しめます

日本で逮捕されずにカジノ賭博を楽しむ方法にオンラインカジノがあります。
最近増えてきたアミューズメントカジノやカジノバーでもゲームは楽しめますが、お金は賭けられません。
オンラインカジノの客は基本的に逮捕されません
2016年にオンカジ客が逮捕された事件が起こりました。
このとき客3名が逮捕されたんですが、1名が裁判を起こして勝訴に。
裁判所(司法)が問題なく運営されている海外のオンカジを日本で遊んでも違法じゃないことを証明してくれたんです。
もちろん運営拠点が日本国内にあると賭博罪の対象になってしまうのでNGですが、当サイトで紹介しているメジャーなオンカジにそういったところはありません。
またオンカジ規制に関する法案の話も出ておらず、現状は全く問題なく遊べる状態と言えるでしょう。
おすすめオンラインカジノ
現在50社以上の日本語対応オンカジがあります。
それぞれ特徴がありますが、最初は登録するだけでボーナスがもらえるところで様子見してみるのもあり。
ほか、基本的に身分証明書の提出が必要ですが、不要のオンカジもあります。
ほかにもハイローラー向け、仮想通貨対応などさまざまなオンカジがあります。
当サイトのメニューから調べられるので興味ある方はぜひ。
まとめ
100%日本では違法になる「闇カジノ」について調べてみました。
名前の響きが中二病感あってイケてると思ってしまった人もいるんじゃないでしょうか。
でもここで紹介したように闇カジノは非常に危険だとわかっていても楽しみたいと思う人もいるかもしれません。
でも麻薬などと同じように軽い気持ちで始めたら最後、ずぶずぶにハマってしまわないとも限りません。
現金を賭けて楽しみたいならオンカジにしておきましょう。
日本で賭博行為は禁止されているもののオンカジなら現状の法体系なら問題なく楽しめます。